No.7825 Mrs Cheng’s (Sweden) Yakisoba Beef Cup

No.7825はスウェーデンのEurope Foods Sverige AB、Mrs Cheng’s  Yakisoba Beef Cup。Sverigeはスウェーデンを意味する。頭に被った黒いキャップの穴を通して湯切りを行う焼そば。Mrs Chengはさしづめ陳夫人という意味かな。

初めて扱う会社だが、黒いキャップに彫られた「YAKISOBA」の文字を見た瞬間この製品の成立背景が判った。これはかつて紹介したスペインおよびイタリアのカップ焼そばで使われていたものと同一の書体である。


左:スペインGallina Blanca社、Yatekomo Yakisoba(2017年)
右:イタリアStar社、Saikebon Yakisoba(2020年)
今回の品とこの二品は「YAKISOBA」の書体が一致する
黒い湯切りキャップの形状も一緒。
どちらもカップの裏側には味の素のマークが入っている
(今回の品には味の素マークなし)

そしてこの二製品の総元締めというか製造元はポーランド味の素なので、結局はみーんな繋がっているわけである。(ポーランド味の素は今回の品に相当する製品を販売していない)

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No.7824 Nestlé (Swiss) Maggi Saucy Noodles Taste Sesame Chicken

No.7824はスイスのNestlé、Maggi Saucy Noodles Taste Sesame Chicken。スイスはあくまでNestlé本社の存在地であり、実際の製造国は表示がなく不明。EU圏内では製品を移動する場合の障壁が殆どなく実質自由なためか、製造国を書かないことが多い。

最近欧州製即席麺の入手が途絶えていたこともあり、このSaucy Noodlesシリーズというのは今回ウチで初めて扱うもの。作り方説明から推測すると、少量のお湯によるドロっとしたあんかけのようなスープに麺を絡めながら食べるものらしい。う〜ん、これはあの悪名高き(失礼)英国のPot Noodleみたいだなあ。

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No.7823 国分グループ本社 tabeteだし麺 静岡県浜名湖産 鰻だし白湯らーめん

No.7823国分グループ本社、tabeteだし麺 静岡県浜名湖産 鰻だし白湯らーめん。ウチはこのシリーズを開始直後の2016年頃から追い続け、今回の試食で同社サイトに現在載っている製品14種類を完全制覇したことになる!製品の出入りがあるからなかなか追いつけなかったよ。だし麺の前身となるひる麺を含め22種類を食べている。

ウチの7800件以上ある即席麺データベース中、鰻を主題とする製品は今回が初めて。少し前に日清のカップライスでうなぎ丼があったが、麺料理+鰻というのは店舗の料理を含めて初耳だ。今日27日の国際会議で鰻取引の規制強化が可決されるとますます高嶺の花になるから、これが最初で最後かも。

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No.7822 Nissin Ramen (Hungary) Chinese Spiced Beef

No.7822はハンガリーのNissin Foods Kft.、Nissin Ramen Chinese Spiced Beef。但しハンガリーは販売者の国籍であり実際の製造はベトナム日清。説明書きはドイツ・スウェーデン・デンマーク・チェコなど多くの国に対応している。今回の個体はベトナムで作られ、スウェーデンで販売・購入して日本に渡ってきたもので、一体何万キロの移動をしたのだろうと思うと胸が熱くなる。

Chinese Spiced Beefは台湾や中国における牛肉麺のことだろう。しかしリアルな牛肉麺を再現してしまうと恐らく欧州圏では受け容れられないだろうと思うので、どう対応するのかが興味深い。

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No.7821 徳島製粉 金ちゃん海老しおラーメン

No.7821は徳島製粉、金ちゃん海老しおラーメン。この製品は同社サイトでは五個パック品しか紹介されておらず、購入の敷居が高いなあと思っていたが、徳島のスーパーでバラ売りされている現場に遭遇、即決で買い物カゴへ投入した。

▲上辺および左右辺の縁が熱溶着されている

パッケージは大柄な三方封止(熱溶着)の袋で、まるで明星中華三昧みたいに高級感が漂うもの(通常の袋麺は上下または左右の二方封止)。印刷には金色が使われていて結構ゴージャスな印象を受けるが買値は税抜88円と安くてお買い得感がある。もっとも金ちゃんの袋麺は以前から殆どが三方封止であり、包装工程の生産設備が他社とは違うのかな。これだと製造コストが少し高くなりそうに思えるな。

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No.7820 山本製粉 スプーンで食べる大盛りペペロンチーノ風ショートフライめん

No.7820山本製粉、スプーンで食べる大盛りペペロンチーノ風ショートフライめん。直売店にて購入。No.7810の同社とよかわ大葉らーめんと同様、カラープリンターで刷ったような薄い紙を貼り付けた簡素なパッケージ。

▲No.7750同社ペペロンチーノ(2025年)
NID系列の専売製品

八月にNo.7750で同社ペペロンチーノという類似製品を紹介したが、今回の品は「スプーンで食べるショートフライ麺」と銘打つ短い麺が特徴。製造過程で発生する崩れた麺を集めて別の製品に仕立て直した、リサイクル企画だと推測する。

このやり方はかつておやつカンパニー(当時松田産業)が、即席麺を作る際にこぼれ落ちたかけらを用いてベビースターラーメン(当初はベビーラーメン)を生み出したやり方を彷彿させるな。

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No.7819 Pran Agro (Bangladesh) Easy Instant Noodles Chicken Flavour

No.7819はバングラディシュのPran Agro、Easy Instant Noodles Chicken Flavour。昨年No.7610で姉妹品のMasala Flavourを紹介した。また同社は今回のEasy Instantシリーズの他にMr. Noodlesという製品ラインも持っている。

同社の製品に関して通販での取り扱いや食料関連のニュース等で色々調べると、バングラディシュ国内よりも国外からの情報発信が多いように感じている。どうも国内市場はあまり重視しておらず、価格を武器にして輸出を主なビジネスとしているのではないかと推測する。カップが妙に頑丈なのも長距離輸送のためかな?

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No.7818 ヒガシマル とんこつ風 鹿児島ラーメン (輸出専用商品)

No.7818ヒガシマル、とんこつ風 鹿児島ラーメン。本製品は日本語と英語が併記されていることから判るように輸出を前提とする海外向け製品である。今回の個体はスウェーデンで購入した品の頂き物で、いわば逆輸入即席麺となる。作り方の説明書きは日本語が主であるので、海外在住邦人が主な購買対象者かな?

そしてパッケージの下側には”Animal Free”と記されており、動物由来素材を使わないことが特徴。厳密な製品名はとんこつ「風」ラーメンである。

▲五木食品、九州とんこつ風
Kyushu “Tonkotsu” Artificial Pork Flavor Ramen
(2019年、オーストラリアで購入)
五木食品のマスコットキャラクターは日本国内向けとは別物

輸出向け仕様で動物由来素材不使用を謳う豚骨ラーメンは過去に五木食品の棒状麺を紹介したこともあり、一定の需要が見込めるのだろう。イスラム圏にも売りやすいしね。

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No.7817 サッポロ一番 カップスター みうら食品監修 山形鳥中華味

No.7817サンヨー食品、サッポロ一番 カップスター みうら食品監修 山形鳥中華味。(終売品)

▲オリジナルのみうら食品、鳥中華(2021年)
今回の品はこれとグラフィックがそっくり!
これでいいのか?

みうら食品の鳥中華といえば棒状乾燥麺にそばつゆのような和風だし+鶏だしスープを合わせたもので、メディアによる取扱いも大きく寄与し、ご当地即席麺としては大ヒットした製品である。

カップのグラフィックはオリジナルの袋麺との関連性を強く匂わせるものであり、これだけ似せてしまうと中身もソックリなのだろうと期待せざるを得ない。一方でオリジナルの袋麺は棒状乾燥麺を五分半ゆでた後に湯切りするのに対し、お湯を注いで三分待つ油揚げ麺では全くの別世界となるのが想像でき、見た目をもう少し違えた方がいいんじゃないかと心配する。

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No.7816 mi ABC President (Indonesia) Selera Pedas Rasa Semur Ayam Pedas

No.7816はインドネシアのABC President、mi ABC Selera Pedas Rasa Semur Ayam Pedas。Semurは同国の煮込み料理で、牛や魚など様々な素材が用いられるが、今回の品はAyam(鶏肉)と明示してあるのでチキン味。Pedasは辛いという意味。

▲インドネシア国内向けSelera Pedas Rasa Semur Ayam Pedas
(2024年)

実はNo.7582で同社の同名製品を紹介したが、デザインが別物。これは国内仕様であり、今回の品は輸出仕様らしい。EANコードは同一だが中身は少々異なっており、国内仕様には付いていたチリパウダーやケチャップマニスが今回の品では省略されていた。

なので国内仕様よりもコクとか刺激が控えめになっているものと推測する。

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