カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.7647 サッポロ一番 ぐんまちゃん しおタンメン

No.7647はサンヨー食品、サッポロ一番 ぐんまちゃん しおタンメン。製造は太平食品工業。10月28日の発売だがもう同社のWebサイトには製品情報が載っていない。群馬県嬬恋産キャベツ使用で、一個あたり3円が群馬県のこども施策に寄付される。さすがは群馬発祥の会社だな。

▲大黒食品工業、ぐんまちゃんヌードル しょうゆ味
(2015年5月に試食、現在は終売)

ぐんまちゃんのカップ麺と聞き、まず2015年に発売された群馬県に本社を置く大黒食品工業製のぐんまちゃんヌードル(うどんもあった)を思い出した。

▲ペヤングの左下にもぐんまちゃんが!
(2024年夏季の販売分らしい)

そして夏頃プライベート(試食記を書かない)でペヤングソースやきそばを買ったら、ここにもぐんまちゃんが!まるか食品も本社が群馬県。群馬県の即席麺会社はぐんまちゃんが完全制覇したことになるね。

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No.7642 明星 青春という名のラーメン 胸さわぎでかミート しょうゆ味

No.7642は明星食品、明星 青春という名のラーメン 胸さわぎでかミート しょうゆ味。この製品はかつて1984年10月に発売され、風変りな名前とグラフィック、CMで話題になったもの。一点集中型の具が特徴だが、麺やスープは平凡だった。今回は麺がノンフライ一分戻しになっているのが昔とは異なる点。

▲現有の古いフタ三枚
(他にも食べたが当時は全てを保管する習慣がなかった)
右端(最も古い)のみベロの形状が異なるが、
これは販売時期の違いによるもの
1985年辺りが同社のトリプルリップへの移行期
(どんぶり型も同様)
JASマークが妙に威張っている
JANコードは8桁短縮形、気合が入っている証?

当初は胸騒ぎチャーシュー・純情コーン・誘惑ベジタブルの三種類、以降努力もち、その後知的なタコイカ・勝手にミートボール・翔んでるナゲット・燃えろハンバーグと種類を続々追加(&廃止)してきたが、86年7月を最期に新製品の追加は停止。なのに2024年に新しいのが出るとは思っていなかったよ。おじさんホイホイかな?

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No.7637 サンポー食品 酢ーラーわかめタンメン

No.7637はサンポー食品、酢ーラーわかめタンメン。今年七月の発売で、プレスリリースによると「夏にぴったりの味わい」という触れ込みがあることから期間限定商品。現在同社のサイトにはもう製品情報が載っていない。岩手県産わかめをたっぷり使用。

そのプレスリリースには「平塚タンメンをイメージして開発に至りました」と書かれている。花水ラオシャンのことかな?ここは実在のラーメン店巡りを殆どしない私でも随分前に食べたことがある。

フタにはわかめをあしらった龍が酸っぱさに顔をしかめて泣いているイラストが。失礼ながら洗練された外観とは無縁のサンポー食品らしくない、お茶目で可愛いデザインだね。

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No.7609 ヤマダイ 手緒里庵 冷やし手延そうめん

No.7609はヤマダイ、手緒里庵 冷やし手延そうめん。兵庫県のたつの市(イトメンのふるさとだね)近辺が誇る「揖保乃糸®」を使用した製品。最近ではNo.7379で暖かい手延そうめんを試食したが、今回は湯戻し後の麺を冷水に晒す夏向きの製品。今年の6月に発売されたもので、現在まだ同社サイトに製品情報が載ってはいるが、「販売終了」と記されている。まだ暖かい日が続いてはいるものの、もう世間一般的には秋~冬とされる時期だからしょうがないか。

とはいっても、まだ三個とか十二個単位の販売であれば通販での市中在庫はある様子。寒くなってからの冷やしそうめんというのもまたオツなもののような気がする。

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No.7597 サンポー食品 三宝だし本家 博多ごぼう天うどん

No.7597はサンポー食品、三宝だし本家 博多ごぼう天うどん。1984年に発売されたごぼう天うどんのブランドリニューアル品、とのこと。なんだか随分とお上品で高級そうなパッケージデザインになったものだなあ、隔世の感を禁じ得ないよ。

▲左二つは製造時期不明、右端は2002年
左端(厚紙のフタ)は注意アイコンが無く昭和モノかも?

というのも、同社の歴代のごぼう天うどんのパッケージははお世辞にも上品とか洗練という言葉からはかけ離れたものであり、むしろ泥臭く魂に訴えかけるようなエモーショナルな文字が眼に飛び込んでくるのが特徴だった。

一方で関東育ちの私に柔らかいうどん+ごぼうの天ぷらという甘美な世界を教えてくれたのも歴代の本製品達であり、密かに感謝の念を抱いているのだ。

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No.7591 エースコック ビーフの旨みが引き立つカレー味焼そば

No.7591はエースコック、ビーフの旨みが引き立つカレー味焼そば。春頃の発売だが、現在同社サイトには製品情報が載っていない。

本来ウチでは取り扱わない類の製品だが、フタの左に描かれた「マギーブイヨン Made with Maggi®」を見て、これは無視できないと思って購入した。

何故ならNestlé社が持つMaggiブランドは、欧州や印度、東南アジアからオセアニアに至る辺りにおける即席麺市場で大きな存在感があり、直接競合する日清食品とはこんなコラボはあり得ないから。エースコックの海外事業はベトナムで大成功を収めて輸出も少し行うが、Maggiと競合するものではない。微妙な組み合わせなのである。

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No.7589 ヤマダイ ニュータッチ凄拉麺 極太麺と彩り野菜たっぷり濃厚塩味タンメン (カスミ専売品)

No.7589はヤマダイ、ニュータッチ凄拉麺 極太麺と彩り野菜たっぷり濃厚塩味タンメン 。茨城同盟による(?)カスミ専売品。税抜価格は228円。

凄拉麺の紹介は今回がラスト。今まで醤油(No.7549)・油そば(7559)・味噌(7579)と食べてきて、凄麺と同等の質感を備えているものの、際立つ個性を与えずに匿名的な性質であるとともに、絶対に凄麺の領域を侵さないよう調律されている、という印象を持った。なので今回の塩味タンメンも同様であろう。

一方、今回の品は製品名で極太麺を売りにしている。凄麺の塩味で太麺なのは冬の塩らーめん系ぐらいで大半は細麺であるように記憶する。少しは個性を発揮しているのかな?

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No.7581 徳島製粉 金ちゃんヌードル ど!にんにく

No.7581は徳島製粉、金ちゃんヌードル ど!にんにく。何だか徳島製粉らしくないネーミングだなあと思うが、製品の訴求点はストレートに伝わってくるね。私のようなニンニク好きには強くそそられるものがあるし、ニンニク嫌いな人が誤って食べてしまう悲劇は滅多に起きないだろう。ネーミングが購買者への強力なフィルターになっていて良いと思う。

カップは今や絶滅危惧種のシート成型二重構造(勝手に命名)。昭和の時代は珍しくなかったが、今も使っているのは金ちゃんの縦型カップだけ。容器を見れば同社の製品だと判るのだが、金ちゃん系は湯戻し時間が製品毎にバラバラなので、よく確認する必要がある(今回の品は五分戻し)。

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No.7579 ヤマダイ ニュータッチ凄拉麺 極太麺とキャベツたっぷり濃厚味噌ラーメン

No.7579はヤマダイ、ニュータッチ凄拉麺 極太麺とキャベツたっぷり濃厚味噌ラーメン。北関東を中心に展開するスーパーのカスミ専売品。ノンフライ麺に液体スープで、ニュータッチ凄麺と同クラスの製品と目される。名前も似ているし。

凄拉麺は現在全部で四種類あるが、既に醤油(No.7549)と油そば(7559)を紹介した。この二つを食べ、中身もパッケージも質感は十分に良いが、絶対に凄麺を越えてはならず、また個性を出さないための自主規制が掛かっているようなもどかしい印象を受けた。これは凄麺との共喰いを避ける意図や、カスミの意向が反映されているのかもしれない、と勝手に妄想する。今回の品も同様なのかな?

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No.7577 サッポロ一番 みそラーメンどんぶり

No.7577はサンヨー食品、サッポロ一番 みそラーメンどんぶり。「新」マークが誇らしい、今春リニューアルした品。

ウチが製品を購入する店舗はスーパーかドラッグストアが多く、それは売値が安いから。今回の品(税抜希望小売価格214円)は特売の108円で購入した。スーパーでは大体168~178円程度の値付けが多いようで凄く得をした気分。ただこの製品、強力なブランド力を持つ割には108~128円で売られる現場をちらほら見掛けるので、値下げを行う余地が大きいのだろう。なお先日日清食品が小売価格を拘束したとして公取から警告を受けたので、今後は日清の特売も増えると密かに期待している。

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