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No.7733 国分グループ本社 tabeteだし麺 京鴨だし鴨白湯らーめん

No.7733は国分グループ本社、tabeteだし麺 京鴨だし鴨白湯らーめん。製造はいつもの藤原製麺

七月から二週間ほど本ブログの更新を止めていたが、これは体調不良等のトラブルが原因ではなく、北海道や東北をまわっていたためである。この旅程の中で(店舗の)麺料理を十食以上食べ、各所のご当地麺に関し期待以上の知見を得ることができ、今後の即席麺試食に関してもプラスの影響があるはずだと思っている。しかし老体に鞭打って一日二回店舗のラーメンを食べ続けるのは少々キツかったなあ。

さて今回の品は京都の鴨が主役の白湯味。スープの中で京鴨だしが占める比率が13%とのこと。これが多いのか少ないのかはよく分からないが。

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No.7731 徳島製粉 NEO金ちゃんしお焼そば

No.7731は徳島製粉、NEO金ちゃんしお焼そば。同社サイトではNEOを含んだ製品名になっているが、カップのフタにはNEO銘が記載されていないのが不思議。

同社伝統の、というか今や世界でも珍しいシート成形樹脂による二層構造カップを用いる製品。大昔(1970年代)には他社も同様のカップを使う製品が珍しくなかったし、形は違うがペヤングも十数年前まではこの構造だった。そんな絶滅危惧種の容器を使いながらも製品名に「NEO」と付けるのはこれ如何に?と思ってしまう。

焼そばの場合だと、シート成形樹脂のカップに作られたU字型の切り込みを指で捲り上げることで湯切り口を形成する。面倒臭いけれど懐かしい儀式だね。

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No.7730 山本製粉 国産小麦めん使用 濃厚みそ中華

No.7730は山本製粉、国産小麦めん使用 濃厚みそ中華。同社のサイトには本製品の情報が載っていない。一方で左上の紺色枠に白文字で「じもの」と表示されるのは、マックスバリュ東海が企画した地域密着型製品の証。つい最近No.7723で紹介した国分グループ本社の製品も「じもの」の仲間だった。

関東圏に住んでいると、山本製粉の製品を最もよく見かけるのは業務スーパーであり、ウチでもブランド不詳の五個パック袋麺や殺風景なデザインの和風カップ麺を紹介してきた。毎回「価格の割には」という枕詞を付けて悪く無いねという肯定的評価をしてきたが今回の品は袋の単品で税抜98円。大企業のブランド製品と闘うべき価格帯である。

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No.7729 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 兵庫播州ラーメン

No.7729はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 兵庫播州ラーメン。播州ラーメンは兵庫県の西脇市近辺が発祥とされるが、私はこれを現地のラーメン屋で食べた経験がない。唯一の播州ラーメン体験はイトメンの播州ラーメン(袋版)を食べたことぐらいで、私の舌先には甘さが強調された醤油味であった記憶が刻まれている。

比較的安価な五個パック袋麺であるイトメンを食べた程度では播州ラーメンについて語る資格など到底無いと思っていたが、最近凄麺にも播州ラーメンが追加され、イトメンとは違う切り口での発見がありそうだと期待する。高級カップ麺だからレトルトの具も付いているしね。

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No.7727 サンポー食品 九州三宝堂 久留米ラーメン

No.7727はサンポー食品、九州三宝堂 久留米ラーメン。「九州三宝堂」シリーズが発足したのは2022年2月で最近のことだが、同社には久留米ラーメンを名乗るものが1999年から存在しており、その流れを汲んだリニューアル製品と見なして良いだろう。

▲サンポー食品の歴代久留米ラーメン。左から
2000年版、2003年版、2007年版

先日久留米に宿泊する機会があり、これに乗じて(店舗の名前が付いた即席麺が存在する)有名なラーメン屋三軒を続けてハシゴした。この経験によって久留米ラーメンについての特徴を大まかながらも把握できたと思っており、今後の即席麺の試食についての大きな支えとなるだろう。

即席麺マニアももっとあちこち旅に出て、様々な地の(店舗の)ラーメンに接しなけりゃならんなあ。

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No.7724 オークラインターナショナル 金ブタラーメン

No.7724は横浜のオークラインターナショナル、金ブタラーメン。製造は福島の五十嵐製麺。今回の品と同じ日・同じ場所(横浜中華街)で姉妹品のパンダラーメンも一緒に購入し、No.7682で試食報告した。

▲パンダラーメン(No.7682、2025年4月)

パンダラーメンは黒い麺と白いスープによる視覚的インパクトが強烈な製品である反面味は凡庸で特に驚きもなく、私は「お子様連れか可愛いパッケージコレクター向けの製品」と結論付けた。要はあまり肯定的な評価ではなく、ウチで紹介するべき製品ではなかったなあ、と少し後悔したよ。

このため、今回の品も似たようなものだろうとの予測を立てて、正直言うとあまり気乗りがしなかった。先入観に支配されるのは良くないんだけれど。

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No.7723 国分グループ本社 tabete だし麺 静岡県駿河湾産 桜えびだし塩ラーメン

No.7723は国分グループ本社、tabeteだし麺 静岡県駿河湾産 桜えびだし塩ラーメン。製造はいつもながらの藤原製麺。同社のサイトには本製品の情報が載っていない。袋の地色がピンク色というのも同社の定番製品とは異なり、特別な意味がありそうだ。

パッケージの左側には紺色の地に白文字で「じもの」と書かれている。今回の品を買った店(三重県のイオン)では他社の即席麺にもこの表示が付いている商品があることを確認しており、何を意味しているんだろう?と疑問に思っていた。

買った後で調べたところ、これはマックスバリュ東海による地域密着型商品企画のことらしい。大企業にもなると地域毎に独自の企画を立てるんだなあ。

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No.7721 エースコック 名もなき下敷きスパゲッティ味焼そば ハンバーグ弁当風

No.7721はエースコック、名もなき下敷きスパゲッティ味焼そば ハンバーグ弁当風。今年の1月の発売だが、既に終売した模様。

パッケージだけ見ると「ウマイやつ」という名の製品だと思ってしまうが、右に書かれている事務的で長い文字列が実際の製品名である。その他にも「アレ」だとか「ガロニ」とか謎の文字情報が多い。

ハンバーグ弁当のハンバーグの下に敷かれ、ソースのおこぼれを頂きつつ密かに佇むスパゲッティを再現したものらしい。う〜ん、随分とマイナーな箇所に光を当てた製品だな。でもこういう感性は嫌じゃない。私が即席麺の袋やフタを集める契機も、食後は捨てられる儚い運命にもののあはれや愛おしさを見出したからだし。

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No.7720 山本製粉 スープの匠 魚介豚骨醤油味ラーメン

No.7720は山本製粉、スープの匠 魚介豚骨醤油味ラーメン。同社サイトにはこの製品の情報が載っていない。今回の品は四国のドラッグストアで購入したもので、関東圏では見たことがない。

側面に謎の”NiD”マークが印刷されている。調べてみたら株式会社ニッドによる日本ドラッグストア会向けのPB製品らしく、関東圏でも購入可能のようだ。

しかし匠だの逸品だのコシだのコクだの、謳い文句がてんこ盛りのパッケージだねえ。税抜価格107円の安い製品でこれを派手にやられると失笑を禁じ得ない。だが待てよ、107円でこれらの謳い文句が全て実現されていたら、それはそれで凄いことではないか。気を取り直して試食に臨む。

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No.7719 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 中華そばの逸品

No.7719はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 中華そばの逸品。ねぎみその逸品と比べ中華そばの逸品は随分と久しぶりに食べるな、と思って試食記を紐解いてみたが無い!?おっかしいな〜?この製品を食べた記憶は確実にあるので、仕事で多忙を極めた時期の記録漏れかもしれない。

▲生粋麺 中華そば(2000年1月)レトルトパウチ内には
チャーシュー・メンマ・うずら卵・玉ねぎ入り

▲ニュータッチ凄麺 東京の中華そば(2002年12月)
レトルトの具はチャーシューだけでメンマは乾燥

中華そばの逸品は2005年の発売。なお凄面の前身で生粋麺というシリーズの中華そばを2000年に食べている。また凄麺で東京の中華そばという製品を2002年に食べており、このあたりの製品をベースとしながら中華そばの逸品へと進化したのだろう。

ということで、中華そばの逸品はi-ramen.netの公式記録として、今回が初の取扱いとなる。

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