カテゴリー別アーカイブ: 20日本の袋麺

No.7650 寿がきや食品 ひだまり食堂 豚ガラ醤油ラーメン

No.7650は寿がきや食品、3食入 ひだまり食堂 豚ガラ醤油ラーメン。No.7620で姉妹品の豚ガラ塩ラーメンを紹介している。他に豚ガラ味噌ラーメンが存在するが未入手。製造は三重県にある袋の揚げ麺委託生産の雄、つばめ食品。近ごろ流行りの三食入りパッケージでオープン価格だが、特売に遭遇したため税抜158円で購入(塩味は199円で購入)、一食当たり約53円。

三食入りの袋麺は日清のこれ絶対うまいやつ♪やラ王、マルちゃんZUBAAAN!などノンフライで少し高級な製品から拡がってきたものが、今や普及価格帯にも下りてきたんだねえ。私にとって一回の試食記を書くのに五食分買うのは辛く、有難い流行である。

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No.7632 釜石振興開発 釜石三陸磯らーめん しお味

No.7632は岩手の釜石振興開発、釜石三陸磯らーめん しお味。販売店によっては銀の三陸磯らーめんと呼ぶところもある。製造は秋田の八郎めん。なお姉妹品として金の袋に入った「釜石らーめん」という製品もあり、こちらは醤油味。大吟醸らーめんのことは銅と呼ぶらしい。

ウチではこの二社によるコラボ製品で「うにらーめん(No.7188、塩味)」「釜石大吟醸らーめん(No.7218、味噌味)」を以前紹介している。これらはみな税込300円オーバーの高額即席麺であり、麺をゆでた後に湯切りが必要でスープは別途熱湯で溶くという作り手に少々負担をかけるもの。同じ300円のカップ麺とは意味合いが異なるな。

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No.7627 サッポロ一番 プレミアムリッチ 塩らーめん 北海道産ほたてだし仕上げ

No.7627はサンヨー食品、サッポロ一番 プレミアムリッチ 塩らーめん 北海道産ほたてだし仕上げ 3食パック。今年の五月に発売された製品だが、短期間で福岡県産はかた地どりだし仕上げに入れ替わり、現在同社のWebサイトにはプレミアムリッチの存在は無い。ひと月程度しか載ってなかったんじゃないかな?

ウチは試食記を書くための即席麺の在庫を常に数十~百個ぐらい抱えているので、出てもすぐに消えてしまう製品だと食べる時は既に売っていないというケースが頻発する。この場合、試食記を書いても殆ど役に立たない。なので最近はすぐ終売になりそうなカップ麺を避けていたのだが、袋麺にも短寿命の流れが来ちゃったのかなあ。

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No.7620 寿がきや食品 3食入 ひだまり食堂 豚ガラ塩ラーメン

No.7620は寿がきや食品、3食入 ひだまり食堂 豚ガラ塩ラーメン。製造は三重県のつばめ食品で、ここは袋の揚げ麺に特化したOEM専業の会社。かつて北勢麺粉という会社だったが倒産し、紆余曲折あってつばめ食品となり、2023年4月には寿がきや食品の傘下に入ったのでもう安泰だね。現在イオンのPB製品やまるか食品等の袋麺を委託製造している。寿がきやは2020年に加ト吉水産を譲受しており、攻めた経営をしているなあ。なお京都にあるツバメ食品はソース等を作る会社、千葉にあるツバメフーズも調味料等を作る会社でいずれも無関係。

パッケージの色調から、攻撃性がない優しい味のラーメンであることが伺える。

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No.7617 サッポロ一番 プレミアムリッチ みそラーメン 鹿児島県産黒豚だし仕上げ

No.7617はサンヨー食品、サッポロ一番プレミアムリッチ みそラーメン 鹿児島県産黒豚だし仕上げ。今年の5月に発売された製品で、三個パックが税抜希望小売価格456円、一個当たり152円。普通のサッポロ一番は単品も五個パックも一個当たり136円なので、16円がプレミアム価格ということになる。

先月この製品の情報を得ようとして同社サイトを覗いてみたら、みそラーメンが「鹿児島県産黒豚だし仕上げ」ではなく「三重県産伊勢えびだし仕上げ」になっており、もうリニューアルしたのかよ!と驚いた。そして今日再び同社サイトを観たら、プレミアムリッチシリーズ全部が消えていた。えらく短期で売切ってしまう商売なんだねえ。

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No.7606 マルちゃんZUBAAAN! 豚骨魚介中華そば

No.7606は東洋水産、マルちゃんZUBAAAN! 豚骨魚介中華そば。汁ありのラーメンとしての他、湯切りを行ない汁なしのつけ麺としても食べられる自称「二刀流」の製品。今回は三個パックを購入したので、ラーメンとつけ麺の両方で試食した。

基調色が青のパッケージというと一般的に塩味のイメージが強いのだが、今回の品は豚骨魚介で地色が水色というか青である。これはもしかしてサバやイワシ等の「青魚」と関連付けているのかな?と勝手に想像する。

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No.7602 藤原製麺 行者ニンニクパウダー入りスタミナラーメン 醤油味

No.7602は藤原製麺、行者ニンニクパウダー入りスタミナラーメン 醤油味。普通のにんにくを効かせた即席麺は星の数ほどあれど、行者ニンニクとなると極めて稀であり(検索するとローカルな製品が数件引っ掛かった)、ウチでは過去に僅か一件だけ試食経験があった。

▲私が過去に唯一経験した行者ニンニクを使った即席麺
今はなき十勝新津製麺の
こだわりのご当地ラーメン 天理 しょうゆ味(1999年)
製品名に行者ニンニクとは記されていないが、
かやくの内訳に記載があった

行者ニンニクと普通のニンニクは香りが似ているものの、植物としては全くの別物。食べる部位も葉っぱか地下茎の違いがある。野菜としての稀少性も行者ニンニクの方が高いので、即席麺としてもプレミアム感があるね。なお行者ニンニクパウダーは麺ではなくスープに混ぜられている。

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No.7585 日清これ絶対うまいやつ♪ 旨辛スタミナラーメン

No.7585は日清食品、日清これ絶対うまいやつ♪ 旨辛スタミナラーメン 3食パック。3月の発売だが、もう同社のサイトには情報が載っていない。従来のこれ絶対♪は三食パックの税抜希望小売価格が315円(一食当たり105円)だったのが、今回の品は354円(同118円)に上昇。

そして8月に出たこれ絶対♪プレミアムシリーズは429円(同143円)へと大幅アップ。これで競合と目されるマルちゃんZUBAAAN!の432円(同144円)とほぼ横並びになる。ボクシングに例えるなら先輩のこれ絶対♪が、順次重い階級へ上げ、同門のラ王408円(136円)を越え、宿敵マルちゃんZUBAAAN!と対決するようなものか?

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No.7575 日清ラ王 味噌 3食パック

No.7575は日清食品、日清ラ王 味噌 3食パック。袋のラ王味噌を食べるのは11年ぶり。今年の3月からパック販売が五個から最近流行りの三個へと変更され、No.7535で同仕様の醤油味を紹介した。

現在袋のラ王は六種類の味があるが、みなパッケージの上部には「追い求めたのは 王道、本格、上質」というコピーが書かれている。だが何だか俺だけが別格で正義だ!他はクズだと言いたそうで、ちょっと尊大だなあと思ってしまう。左には丸囲いで○○産△△使用、とあり、まるでブランド物の素材を使っているように見せている。

このような権威付けを狙った演出はかえって物欲しそうに思えてしまい、個人的には共感しかねるな。

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No.7572 明星 麺神 汁なし台湾まぜそば

No.7572は明星食品、明星 麺神 汁なし台湾まぜそば。2020年に麺神が発売された際はゆで時間7分(袋麺)という常識外の仕様に面食らったが、出来上がった麺を食べ、乾麺とは思えない食感に驚いた。ゆで時間の制約を取っ払うとここまで出来るのか~、と。その後出たつけ麺タイプ(終売)はゆで時間が9~10分と更に長くなり、麺神ワールドは治外法権・無法地帯だなあと感心した。

今回の汁なし台湾まぜそばは湯切りを行なうが、水に晒して冷やす工程はないのでゆで時間は7分で済む。まあこの辺が「即席」と呼べるギリギリのところかもしれないなあ。

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