2025年 年末のご挨拶

年末恒例のi-ramen.netまとめ記事です。
2025年にi-ramen.net、tontantin即席麺処(本ブログ)、YouTube動画で紹介した即席麺はNo.7651から7840までの
190種類
これは2024年の230種類よりも40種類も減少した値。というのも今後十年を見据えて制作環境(パソコンやソフトなど)を総入れ替えすべく、昨年末〜二月末まで活動を止めていたからである。

その甲斐があって、撮影・編集・ブログ作成までに費やす時間が三割程度短縮したと思う。だがこれによって空いた時間は即席麺の紹介を増やすことには使わず、生活のゆとりに充てるつもり。なのでこれからも以前と変わらず月20種、調達旅行等での休止を考慮して年間230種程度を目安に活動していこうと考えている。目標とする試食記No.9999まではあと約10年ぐらいかかるかな。(その頃にはもう後期高齢者だ)

さて、その190種類の内訳は、

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Dec. 2025 New Delhi (India) 即席麺探索記

序章

2025年の12月初頭にインドのニューデリーに飛び、即席麺45種(袋麺32種、カップ麺13種)を買い込んできた。インドは自国内での即席麺産業が栄えており、以前から「行かねばならない!」との使命感を抱いていた場所だが、私の旅の経験値や語学能力、そして行けば必ずお腹を壊すなどの怖い経験談を散々聞かされていたこともあって少々敷居が高いように感じていた。しかし今回即席麺を探すための時間を確保できる自由行動付きのツアーに参加する形で、遂に私にとって初となるインド遠征を実現できた。ツアーなのでタージマハル等の観光も付いている。

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No.7840 Maggi (Swiss) Saucy Noodles Teriyaki

No.7840はスイスのNestlé、Maggi Saucy Noodles Teriyaki。スウェーデンで入手した品の頂き物。Saucyシリーズはとろみがあって麺が辛うじて浸る程度のスープが特徴。姉妹品のTaste Sesame ChickenをNo.7824で、Sweet ChiliをNo.7836で紹介している。

照り焼きだからか、カップやフタには日本髪の女性と男性(国籍不明?日本人とは違うように思える)のシルエットが薄緑色で描かれている。調理例写真やイラストに箸を使っているが、欧州の人で箸を使える人がどれほどいるのだろう?と疑問に思う。まあこれもアジアっぽさを表す象徴的なアイテムだね。

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No.7839 Nissin (Hungary) Soba Cup Peking Duck Flavour

No.7839はハンガリーのNissin Foods Kft.、Nissin Soba Cup Peking Duck Flavour。パッケージには一応Cup Noodles銘も付いている。北京をBeijingではなくPekingと表記するのが味わい深い。黄色いキャップの小さな孔からお湯を排出するカップ焼そば。

この製品、実は2020年にも試食記を書いているのだが、カップの色が少し変わったのとEANコードが変更されていたので、改めて紹介することにした。内容量87gは同じだがエネルギー値や塩分相当量は結構減っている。

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No.7838 YumYum (Thailand) Thai Red Curry with Duck Flavour

No.7838はタイのWan Thai Foods Industry、YumYum Thai Red Curry with Duck Flavour。同社はタイ国内向けと輸出版の製品を明確に分離している。今回の品はカレー+鴨味という珍しいものだがあくまで輸出用であり(スウェーデンで購入した製品の頂き物)、国内向けには該当する製品がない。

同社は1971年に日本製の生産設備を使いタイで初めての即席麺を生産し、翌年に味の素が出資して技術面でのサポートも行なう。元々日本との関わりが強い企業であり、現在の社長もタイ味の素出身の日本人。最近は日本でもYumYumの袋麺が発売されている(製造はつばめ食品)。

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No.7837 万長ラーメン

No.7837は愛媛県の万長、万長ラーメン。万長ラーメンは1959年に新居浜市の安葉製粉製麺(株)が製造販売を始めて地元の人々に愛されてきた製品。だが販売地域を拡張する意向がないのか、東予エリアへ行かなければ入手できない幻のラーメンであった。私は2000年初頭に存在を認識していたが、入手できないままで2009年に安葉製粉製麺が会社を畳んでしまい、心残りだった。

だが有志の方々が立ち上がり、2010年に奇跡の復活劇を遂げる!製造は徳島県の岡本製麺に委託。今年私が愛媛県に立ち寄る機会を得て、遂に万長ラーメンを手にしたのであった!なおあくまで復刻版であり、オリジナルとの味の差異は私には判別できない。(オリジナル版のレシピは残っていなかったらしい)

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No.7836 Maggi (Swiss) Saucy Noodles Sweet Chili

No.7836はスイスのNestlé、Maggi Saucy Noodles Sweet Chili。説明書きはデンマークなど北欧の言語で書かれており、これらの地域に向けた仕様。スイスというのは販売者Nestléの本拠地。欧州の即席麺にありがちなことだが、製造国は明記されていない。No.7824でSaucy Noodlesシリーズ姉妹品のSesame Chickenを紹介している。

スープの量が少なく(指定湯量225ml)更に強いとろみが付いているのでラーメンと焼そばの中間的存在、というかあんかけ焼そばに近い感じ。欧州ではこの形態のカップ麺が結構存在する。日本でも流行っても良いのでは、と思っている。

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No.7835 Nissin Foods (Hungary) Cup Noodles Duck

No.7835はハンガリーのNissin Foods Kft.、Cup Noodles Duck。欧州で売られる日清製品は基本的にハンガリーで一括して生産されるが(一部ベトナムからの輸入もある)、仕向国に応じて製品は取捨選択され、外装も微妙に異なる場合がある。欧州Cup Noodlesは現在八種類あるが、今回の鴨味は初めて食べるもの。

そして全てのCup Noodlesには「Asian Blast(アジアの爆発)」という銘が付けられており、アジアンテイストを強く訴求するものになっている。欧州における他社を観ても、即席麺には何らかの形でアジアを想起させるものが多く、これが正統だと思われるのだろう。

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No.7834 Mrs Cheng’s (Sweden) Yakisoba Veggie Cup

No.7834はスウェーデンのEurope Foods Sverige AB、Mrs Cheng’s Yakisoba Veggie Cup。本製品を頂いた方より情報提供を頂き、このブランドの経緯がハッキリしてきた。

1960年代に中国から文革を逃れてスウェーデンに来たCheng夫妻が創業したアジア食品を扱う会社。だが2004年にノルウェーのRiebel & Son社に売却、更に2013年に同国Orkla社に売却、更々に2018年にスペインのContinental Food社に売却。そしてCF社はGB Foodsに名称を変更する。

▲左:スペインGallina Blanca社のYatekomo焼そば
右:イタリアStar社のSaikebon焼そば
今回のMrs Cheng’sも含めて皆兄弟

GBは傘下にスペインGallina Blanca社やイタリアStar社等を持つので、今回のMrs Cheng’s も同じファミリーだったのだ!

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No.7833 東しゃこたん漁業協同組合 えびラーメン味噌

No.7833東しゃこたん漁業協同組合、えびラーメン味噌。麺の製造は旭川製麺、スープはタンゼンテクニカルプロダクト。麺を湯切りする必要がある面倒だが本格的な仕様。この夏積丹半島の東側、小樽の西にある道の駅ふるびらたらこミュージアムで購入した品。

裏面の右に表示される原材料名などの情報はシールを後から貼付けたもの。発売当初の仕様が変更したために修正したのかな?と袋を内側から覗くと元々何も印刷がされてなく真っ白。当初から諸元が流動的であることを見越した設計なのだろうか。別途シールを用意して貼り付ける手間とコストも馬鹿にならないような気もするのだが、生産数量が少ないから許されるのかな。

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