No.7805 だい久製麺 仙台辛味噌ラーメンカップ

No.7805だい久製麺、仙台辛味噌ラーメンカップ。同社は古くから仙台や福島に関連のある高級即席麺を製造・販売しており、ウチでも過去に仙台の牛たんや気仙沼のふかひれ、三陸の帆立等の素材を使った製品を紹介してきた。

▲仙台屋台ラーメン醤油味(2013年)
右上に燦然と輝く「元祖」の文字!

同社のカップ麺がまだノンフライ麺を使っていた頃、「仙台発祥冷し中華」という製品を食べ、冷し中華って仙台で出来たものなのか!?と認識を新たにした。Wikiによると諸説ある中の一つとして記されている。

そしてだい久製麺のサイトを見ると、1960年に日本初の液体スープと蒸した麺を使った家庭向け冷し中華「涼伴麺」を開発したとある。随分昔の話とはいえ、革新的なことだったんだねえ。

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No.7804 ナルト 成戸製麺所 和歌山中華そば

No.7804はナルト、成戸製麺所 和歌山中華そば。ノンフライ麺と豚骨醤油スープの組合わせ。No.7744で同社の紀州南高梅ラーメンを紹介し、透明でシンプルな外装袋とドーナツ状にくるっと成形された麺が透けて見え、包装方法の面白い製品だなあと思ったが、今回の品は外から見た印象があくまで普通の袋麺である。

外装袋に書かれた文言はちょっと俗っぽいというか、素朴さを失ってしまったように感じてしまった。だが開封すると中身は紀州南高梅ラーメンと同じような作りであり、麺に関してはほぼ同じようなものなのだろう。まあこれはそれぞれの製品で対象とするユーザ層が違うための、作り分けをしているのかもしれない。

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No.7803 藤原製麺 二夜干しラーメン 札幌味噌

No.7803藤原製麺、二夜干しラーメン 札幌味噌。この二夜干しシリーズは同社製品群の中で最もベーシックな位置付けにあるもの。北海道のスーパーで税抜99円で売られている現場に遭遇、単品でこの価格ならばラ王や正麺、サッポロ一番といった大企業の著名ブラントとガチで比較される領域に入っている。気が付いたら購入していた。

パッケージを見ると目立つ金色を使うでもなく、(自分で言うのが恥ずかしいような)高級さを訴える文言を散りばめるでもなく、色使いなどは正直言って野暮ったい。まあこれは自社のより高額な製品と差別化するための配慮なのだろう。まあこれがかえって質実剛健さを匂わせているようにも思える。

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No.7802 三養食品 (South Korea) ブルダック炒め麺 韓国風ヤンニョムチキン味 袋麺

No.7802は韓国の三養食品、ブルダック炒め麺 韓国風ヤンニョムチキン味 袋麺。販売は日本代理店の三養ジャパンでパッケージは日本語表記。意外なことにこのヤンニョムチキン味は現在韓国では販売されていない様子で、米国ではカップ版のみが存在する。画像検索すると英語表記や簡体中国語版のヤンニョムチキン味(袋麺)も存在するようだが、どこ向けの製品なのかは不明。

私はヤンニョムチキンを食べた経験が一度っきりしかないので、味の再現性について偉そうな言及はできないが、コチュジャンを主とした甘辛い味付けだと理解している。まあ本来ヤンニョム(양념)という語は「味付」という意味なので味付チキンの味、ということだね。

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No.7801 田中商店 酒蔵ラーメン しょうゆ味

No.7801田中商店、酒蔵ラーメン しょうゆ味。同社は北海道増毛郡増毛町にある会社、というかラーメン店で、店の向かい側に日本最北の酒蔵、国稀(くにまれ)酒造が建っている。

▲国稀酒造(北海道増毛郡増毛町)
試飲・見学・酒類及び関連製品の販売あり

今年の七月に日本酒を買うため国稀酒造を訪れた際に今回の品と遭遇し、スープに酒粕を使った製品とのことで即購入した。なお本製品の製造はサッポロ麺匠。今は札幌麺匠という社名の筈だがサッポロが片仮名なのは昔の表記なのかな?

▲作り方の説明文と挿し絵が合っていない
今回は説明文に則って作った

国稀酒造へ行くと各種日本酒の試飲ができるのだが、生憎今回は車で訪れたのでグッと我慢。自分へのお土産用としてこの酒蔵でしか買えない酒や酒粕入りアイス、そして酒粕入りのラーメンを購入した(味噌と醤油)。

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No.7800 山本製粉 大盛りカップ 米粉入りポンポコラーメン しょうゆ味

No.7800山本製粉、大盛りカップ 米粉入りポンポコラーメン しょうゆ味。春頃から同社の製品を頻繁に取り上げているが、その殆どが販路限定品で同社のサイトには製品情報が載っていないものであった。しかし今回の品は久々に一般販売をしているものであり、同社サイトにもバッチリ紹介されている。

カップ版のポンポコラーメンは2008年に食べて以降ご無沙汰していたのだが、今回の品は大盛り版。そして麺に米粉が混ぜてあるのが標準版とは違う点。一方で普通盛り版は今でも米粉の混入は無く、普通と大盛りでは麺の質感が結構違うんじゃないかと推測する。両方米粉入りにすればいいんじゃない?と素人の部外者は考えしてしまうよ。

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No.7799 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 長岡生姜醤油ラーメン

No.7799ヤマダイ、ニュータッチ凄麺 長岡生姜醤油ラーメン。今年の7月に発売された新製品なのだが、同社にはそれ以前にも非凄麺で揚げ麺の長岡醤油ラーメンという名の製品が存在していた。凄麺だから偉いという訳ではないが、金額的に見れば昇格と言えるだろう。

▲非凄麺、揚げ麺のニュータッチ長岡醤油ラーメン
「ご当地満腹食堂」扱い(2022年、税込106円で購入)

長岡の花火を配した構図のパッケージデザインは非凄麺版と酷似している。麺の質感は全くの別物だろうが、製品全体の方向性は同じだよ、というメッセージなのだろうか?

ウチでは袋麺とカップ麺の長岡生姜醤油ラーメンをいくつか紹介してきたが、主張の強い生姜をどのように手懐けるかで結構大きな差が出ると感じていた。今回の凄麺がどのように処理しているかが楽しみだ。

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No.7798 札幌麺匠 北海道ラーメン 味噌

No.7798札幌麺匠、北海道ラーメン 味噌。同社は本社が北海道空知郡南幌町で、工場は札幌市。1993年創業で従業員数17人。私は空知郡に対して曖昧な知識しか持っていなかったが、札幌〜旭川間にある六つの町からなるもので、空知地方というと岩見沢(今年の夏に滞在した)や滝川などの市も含まれるんだね。

今まで札幌麺匠が製造の委託を受けて他の会社が販売を行う製品を何度か紹介してきたが、今回の品は札幌麺匠がオリジナルブランドで販売も行うもの。同社は最近急速に頭角を現してきたように見受けられて、将来は北海道の乾燥麺製造において菊水や藤原製麺などと並ぶような存在感を得るようになるのでは?などと期待する。

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No.7797 肉のハナマサ お肉屋さんが作ったカレーラーメン

No.7797花正、肉のハナマサ、お肉屋さんが作ったカレーラーメン。製造は静岡県の住岡食品。かつてハナマサは「プロ仕様」という即席麺群(カップ麺も有)を出していて、二十年ほど前に何度か試食紹介を行った。ウチの生活圏には肉のハナマサが無いこともあり、その後暫くは縁がなかったのだが、今回久しぶりにハナマサの即席麺と遭遇する機会があり、迷わず購入した。なお現在の品揃えにカップ麺はなく、袋麺だけのようだ。

ハナマサの袋麺には多くの種類がある中で、「お肉屋さんが作った」というサブネームが付くのは今回のカレーラーメンとカレーうどんのみ。少なからぬ思い入れとかコダワリがあるものと推測する。

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No.7796 Wai Wai (Thailand) Instant Rice Vermicelli

No.7796はタイのThai Preserved Food Factory、Wai Wai Instant Rice Vermicelli。汁ありの即席ビーフン。裏面の作り方説明はタイ語とミャンマー語のみで、どうやらミャンマー向け仕様らしい。今回の品を購入したのもミャンマー食材店だったし。

そもそもタイもミャンマーもビーフンの食文化が古くから盛んなので、あの辺の地域へ行く機会があればビーフン食べ歩きをしたいなあと思っている。

▲タイ本国向けWai Wai ビーフン(2011年)
現在もほぼ同じパッケージデザイン
EANコード(8 850100 205032)は今回の品と同じ

なおタイ本国でも本製品に相当する品が存在するが、パッケージが横長。調理例写真にはカニの爪があるのでカニ風味だと思ってしまうが、昔食べた経験ではカニの風味は検知不能だった。

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