カテゴリー別アーカイブ: 604South Korea

No.7600 Paldo (South Korea) チャジャンミョン

No.7600は韓国のPaldo、チャジャンミョン(麺)。英語ではJjajang Myun、韓国語では팔도、짜장면。麺を湯切りして黒味噌ベースのソースをかけるもの。

Paldo(パルド)は昔韓国ヤクルトという会社の一ブランドだったが、2012年に即席麺事業が分社化され独立。韓国ヤクルト自体も2021年にhyという社名に変更した。パルドは八つの道という意味の韓国語読みである。

即席のチャジャンミョンは1984年に農心がチャパゲッティというスパゲッティを意識したような名の製品を出し定番製品になっている。私は1997年にこれを初めて食べた時、甘苦くて変な味だなあと思ったが、食べ続けるうちに慣れてきた。

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No.7594 農心 (韓国) いかチャンポン

No.7594は韓国の農心、いかチャンポン。ハングル表記だと농심、오징어짬뽕(オジンオチャンポン)となり、イカのキャラクターの名はオーチャン博士。英語表記ではNongshim Champong Ramyun、農心の英文サイトではイカ(squidやcuttlefish)に相当する語が製品名に含まれていない。

いかチャンポンは1992年の発売。1990年終盤頃、私が海外即席麺の魅力に目覚めて新大久保の怪しい店を徘徊していた際に時々購入した製品だが、最近は暫く御無沙汰していた。調べてみたら袋版は2008年の試食(No.3923)が最後で、なんと16年ぶりのご対面となる。

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No.7174 Ottogi (South Korea) Real Cheese Ramen

No.7174は韓国のオットギ、リアルチーズラーメン。ハングルの表記は오뚜기、리얼치즈라면。韓国の即席麺は最近チーズ味の製品が急増している。というか即席麺に限らずチーズダッカルビやチーズハッドグなど料理全般でチーズが多用されているね。アジア系即席麺を収穫するために昔から新大久保の辺りにはよく行っていたが、十年ほど前まではこんなブームは全く無かった筈だと記憶する。韓国の即席麺は何かが流行ると皆がドーンと同じ方向へ走り出す、良く言えば勢いの良さが感じられる。

本製品は同社のジンラーメン等の既存製品シリーズには属せず、これだけで独立した製品となっている。カップ版も存在する。

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No.7064 Ottogi (South Korea) Jin Ramen Mild

No.7064は韓国のオットギ、ジンラーメンマイルド。ハングル表記は오뚜기(대한민국) 진라면 순한맛となる。輸入者は山口県のオンガネジャパン。姉妹品の辛口をNo.7044で紹介している。

▲ジンラーメン辛口

ジンラーメンの辛口はカップ版も含めて何度か食べたことがあるけれどマイルドは今回が初めて。今まで存在すら知らなかった。調べてみたら韓国において1988年3月に辛口と同時に発売されていたらしいが、日本における韓国製即席麺は辛くなければ市場価値が無いとされて長いこと輸入の対象にならなかったのかもしれない。韓国だけでなくタイでもあまり辛くない即席麺はいくらでもあるんだけどね。この辺は実際に行ってみなきゃ分からない。

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No.7044 Ottogi (South Korea) Jin Ramen Spicy

No.7044は韓国のオットギ、ジンラーメン辛口。ハングル表記では오뚜기 (대한민국) 진라면 매운맛となる。輸入者は山口県のオンガネジャパン。

▲昔のジンラーメン(1998年)

ジンラーメンは韓国で1988年に発売。その後すぐに辛ラーメンと共に並行輸入の形で日本に流れてきて、あちこちの韓国食材店を捜しまわったものだ。

今回は普通のスーパーで買った品で、裏面の説明書きなどが全て日本語化されている。栄養成分値は韓国版と若干の相違があり、あれ?と思って英語版を見たら日本語版とほぼ一致していた。スープやかやくの小袋も英語表記があるので、この二つは同じものみたい。もしかして輸出仕様は韓国仕様よりも辛さを抑えてあるのかもしれない。

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No.6954 三養食品 (South Korea) カムジャ麺

No.6954は韓国の三養食品、カムジャ麺。ハングル表記では삼양식품、감자라면。カムジャとはじゃがいものこと。日本の即席麺は小麦粉だけ使った麺が多いが、海外モノは様々な理由からタピオカやじゃがいもの澱粉を添加してあるケースが殆どである。韓国の即席麺も昔からじゃがいも澱粉の含有量が多く、もちもちしてしぶとく粘る食感はこれに依るところが大である。まあこれは功罪相半ばするものでもあるのだが。

今回の品は日本向け仕様で、栄養成分の表示も日本の流儀に合致させてあるので材料表記の順番が含有量の順番でもある。それによると麺の材料はじゃがいも澱粉>小麦粉であり、日本の即席麺とはかなり食感が異なるものだろうと予想する。

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No.6880 農心 (South Korea) スパイシーノグボナーラ

No.6880は韓国の農心(Nong shim)、スパイシーノグボナーラ。日本向け仕様。ノグボナーラは造語で、製品名のハングル表記は매콤(辛い)너구(ノグ)보나라(ボナーラ)となる。農心の辛ラーメンと並ぶ看板商品でノグリ(너구리 )という汁ありのうどんがあるのだが、今回の品はその流れを受けた?辛いカルボナーラ風汁なし麺という意味らしい。

ノグリが発売されたのは1982年で辛ラーメンの1986年よりも早い。本国や英語版では「うどん」として扱われているが、日本では昔から「ラーメン」である。日本のうどんを期待されると意識のすれ違いを生じるからだろうか。韓国農心の日本語ページと農心ジャパンのページでは若干の違いがあるのが面白い。

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No.6822 三養食品 (South Korea) プルダックポックンミョン ライト

No.6822は韓国の三養食品、プルダックポックンミョン ライト。ハングル表記は삼양식품、불닭볶음면 라이트。チキン味の激辛汁なし麺である。韓国の即席麺といえば長いこと農心の辛ラーメンが世界的に有名だったが、ここ五年ほどの海外市場を見た経験ではこの三養プルダックの方が優勢に感じられた。

今回の品はライトとあり、辛さの指標スコヴィル値がノーマル版の4,404→2,600SHUへ四割程度低減された。あともう一つ重要なのが揚げ麺からノンフライ麺に変わったことで、エネルギーが530→375kcalへ三割程度低減されている。しかしこれではへなちょこで軟弱な製品になっているのではと心配になってしまうよ。

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No.6678 農心 (South Korea) 辛ラーメン 日本向け仕様

No.6678は韓国の農心、辛ラーメン。日本向け日本語表記仕様。No.6677米国生産のShin Ramyonと同時に比較しながら試食した。

辛ラーメンは1986年の発売で、中国ではその後すぐに現地生産を開始、日本へは1995年頃から輸入されるようになった。

▲日本進出当初(1996年)の品

▲中国(瀋陽)生産品(2009年)

▲米国生産品(2019年)

今まで韓国国内向け、韓国生産日本向け仕様、中国生産品(上海・瀋陽)、そしてNo.6677で紹介した米国生産品を食べてきたが、食べた印象はどれもだいたい一致している。厳密にいうと韓国国内向けは辛さが強くて尖ったような印象もあるのだが、同時比較ではなかったのであまり自信がない。何れにせよ味の方向性はみな同じである。

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No.6671 Ottogi (South Korea) Odontong Myon

No.6671は韓国のオットギ、オドントン麺。ハングル表記は오뚜기、오동통면。オドントンとはぽっちゃりとかもっちりという意味で、麺の特質を表すもの。購入したのはオーストラリアの韓国系スーパーだが、ハングル表記のみの韓国国内向けパッケージ。

マルちゃん正麺などもそうなのだが、パッケージの背景が金ピカの製品はそれらしい光沢感のある写真を撮るのが非常に難しく、今回も通常の三倍ぐらいの時間を費やした。んでオットギのWebサイトを確認してみると最近リニューアルを行ったらしくパッケージのデザインが変わっていて、こっちならば撮るのがだいぶ楽だったのに〜とガックリしたよ。ちなみに新旧で栄養成分の値は全く同じだった。

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