日経プラス1「何でもランキング」に協力しました

今日(2月21日)の日本経済新聞、日経プラス1(土曜版)の「何でもランキング ご当地の味 袋麺で手軽に」をお手伝いしました。記事中ではベスト10を選出していますが、実際は22種の即席麺を食べてランク付けし、コメントを書いています(選者は七名で、私のコメントで採用されたものは三つだけ)。

2024年11月9日付の何でもランキング ごはんに合う アジアの即席麵」に続いて二回目のご縁です。私が選んだNo.1の製品が、前回(シンガポール ラクサラーメン)も今回(晴天の霹靂 しじみ塩ラーメン)も紙面においてのNo.1に選ばれており、自分の味覚が他の選者(プロの方々)と比べて大きく外れてはなかったと安堵しています。

No.7873 味の素 (Poland) 親方Ramen Cup Beef Sukiyaki Ramen

No.7873はポーランドのAjinomoto Poland、Oyakata Ramen Cup Beef Sukiyaki Ramen。親方ラーメンは2008年の誕生で、ワルシャワで製造され、今や欧州約30ヶ国に輸出される即席麺ブランド。当初は日本の即席麺に倣って醤油・味噌・塩・豚骨味を揃えていたが、欧州でのシェア拡大につれ、日本だけでなくアジア各国の味を取り込みながら商品展開を行なっている。

その中で今回の品は日本回帰とでもいうか、すき焼きをテーマとしたもの。まあ調味料のエキスパートたる味の素が作るのだからすき焼き風味も日本人の喫食に耐え得るものになっているだろうという期待を込めて試食する。

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No.7872 五木食品 アベックラーメン

No.7872は熊本県の五木食品、アベックラーメン。1960年に発売された歴史の長い製品。私は1983年に初めて食べ(当時は社名が住尾製麺)、同じ九州の会社で棒状乾燥麺の二食入りという点で製品形態が似ているマルタイラーメン(当時ヘビロテしていた)とは全然違う!と驚いた記憶がある。

▲住尾製麺、アベックラーメン
(1982年製造、1983年試食)
この頃はJASマークが付いていた

マルタイとは違ってアベックラーメンは関東圏でなかなか入手が困難な品であり、2014年以来12年ぶりの試食となる。1988年に追加されたとんこつ味ならば最近食べているんだけどね。

この製品は二食入りなのに一食毎に麺を束ねずバラけて入っており、一食だけ作る際に不便。まあアベックだから一度に二食作れということかな?

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No.7871 Nissin (India) Top Ramen Masala

No.7871はインドのIndo Nissin Foods、Top Ramen Masala。内容量が僅か40gの子供向け袋麺。右上に₹10と書かれているのは定価10インドルピー(約17円)のことで、インドの即席麺の中でも最も安い部類。今回の個体はスーパーで9.3ルピーで買ったもの。

▲米国NissinのTop Ramen Beef Flavor(2019年)

Top Ramenは日清が北米地域で展開するベーシックな即席麺のブランド名。インドのTop Ramenは米国版とロゴやパッケージの雰囲気が異なり、統一歩調を執る意図は無さそうだ。米国版は85gだし。

裏面には「マサラ練り込み麺」や「14種のスパイス」を誇る文言が。日本の「十六茶」みたいに数字は大きいほど良いんだな。

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No.7870 山本製粉 ポンポコラーメン しょうゆ味

No.7870は愛知県の山本製粉、ポンポコラーメン しょうゆ味。同社を代表するこの製品の発売は1964年なのでもう62歳ぐらい。ウチでは2001年に初試食し、2007年以降はご無沙汰していた。

▲昔のポンポコラーメン六個パック外装袋(2001年)
「◆ 味 革 命 ◆」!味革命だよ!
縦長形状なのが珍しい。
タヌキの絵がいい味出している。

筆で描いたような味のあるタヌキの絵は昔からのもので、パッケージ中央に鎮座する幾何学的イラストは割と最近(2017年頃?)に採用された。二種類のタヌキが混在するのはイメージが散漫になるような気がするなあ。

ポンポコラーメンで珍しいのはパック販売が六個単位であること。大手メーカは袋のパック販売を五個→三個にしつつある今、時代に逆行するようでもあるが、古風なパッケージには古風な販売形態が似合っているともいえる。

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No.7869 Knorr (India) K-Pot Korean Ramen Spicy Jjajangmyeon Veg Meal

No.7869はインドのHindustan Unilever、Knorr K-Pot Korean Ramen Spicy Jjajangmyeon Veg Meal。インドのKnorr即席麺を紹介するのは今回が初めて(西隣パキスタンのKnorrは試食経験有)。日本のクノールは味の素が持つ粉末スープのブランドというイメージが強いが、海外ではUnilever傘下で、即席麺も一定の知名度を持つ。

但しインドのKnorr即席麺はあまり大きなシェアを持っておらず、今回のK-Potという韓国風ラーメンで辛うじて存在感を示している状態。他のシリーズもあるらしいが、先日のインド滞在中には一度も見掛けなかった。

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No.7868 藤原製麺 まつや とり野菜みそ味ラーメン

No.7868藤原製麺、まつや とり野菜みそ味ラーメン。とり野菜みそは石川県のまつやが製造販売する、鍋物と相性の良い味噌のこと。最近は知名度も全国区になってきている。

▲イトメンのとり野菜みそらーめん(2017年)
「とり野菜みそ」50%使用

このとり野菜みそを題材とする即席麺はカップだとかつてイトメンが、現在は明星食品が出しており、他に袋のチルド麺や生麺もあり、袋の乾麺で今買えるのが今回の品である。

そしてこれらのラーメンで面白いのは、みな「とり野菜みそ○○%使用」との表示があること(粉末スープの明星チャルメラカップを除く)。ライセンス契約の中に含有量表示の取り決めがあるのかな?今回の品は45%なのでまずまず濃い方だ。私の知る最大濃度はイトメンのカップで50%。

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No.7867 Acecook Vietnam (Vietnam) 逸品 Ippin Chicken Flavour Ramen

No.7867はベトナムのAcecook Vietnam、Ippin Chicken Flavour Ramen。日本語で逸品 鶏塩そばと書かれている。ベトナム製で輸出用の和風即席麺(スウェーデンで購入した個体の頂き物)。なので主な購入対象者はベトナム人ではない。ベトナム国内向けには絶品という和風即席麺が別途存在する。

今まで逸品シリーズの袋麺を二種類、カップ麺を一種類紹介してきたが、みな全くベトナム臭のしない、まるで日本製のカップ麺のようであると評してきた。日本の即席麺を熟知する、あるいは日本人が開発に深く携わっているかのようだ。その流れからすると、今回の品も日本っぽさが全開の品だと予想する。

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No.7866 宮崎経済連直販 Tomato麺

No.7866宮崎経済連直販、Tomato麺。白湯スープのトマト味。製造は福岡の栗木商店。海外だとトマト味の袋麺はさほど珍しいものではないが、日本では実施例が極めて少ない(カップならCNチリトマトとかQTTAなどのレギュラー製品があるんだけどね)。その少ない試食経験で言うと、日向臭く安っぽいトマトの香りが魅力的に感じられないものが多かった(液体スープの高額製品を除く)。

今回の品は揚げ麺かつ粉末スープなので比較的安価なものだが、売りの文句として高千穂産トマト使用とあり、それなりに質感に気遣ったものだろうと期待する。さらに裏面の作り方説明にはチーズを入れることを推奨しているので、その通りにやってみる。

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No.7865 Maggi (India) Chilly Chow Cuppa Noodles

No.7865はインドのNestlé India、Maggi Chilly Chow Cuppa Noodles。辛い味。白い四角に緑の丸のマークはインド(およびネパール)で動物性素材を使用していない食品であることを意味する表示。見た感じではインドの即席麺の8割ぐらいにこの表示があり、日常生活の中で動物性素材を使った食べ物はあまり必要とされていないことが伺える。

CuppaはCupと同義で、インドNestléにおけるカップ麺シリーズの総称として使われている。インドのカップ麺市場で先行されている日清Cup Noodlesと同じ”Cup”を意地でも使いたくなかったからかな?と勝手に推測する。

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