No.6899 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 函館塩ラーメン

No.6899はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 函館塩ラーメン。凄麺で函館の地名を冠する製品は前々からあり、既に何度か食べたことがあると勘違いしていたのだが、改めて凄麺試食リストを作って調べたところ未試食であることが判明。緊急試食を敢行することとした。もっとも昔は函館海鮮塩だったり函館旨塩だったりと多少の変遷はあった様子。

フタの右側にある『函』の字を人の顔に見立てたピンク色の印は函館市が制定したイメージアップ用のロゴマーク。その「使用に関する要綱」によると承認を受ければ無料で使うことができるらしく、なかなかの太っ腹!ただ昔あった日清麺ニッポンの函館塩ラーメンにも同じマークが付いてたな。

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No.6898 マルタイ 味よか隊とんこつラーメン熊本

No.6898はマルタイ、味よか隊とんこつラーメン熊本。姉妹品の鹿児島をNo.6878で紹介しており、他に博多と長崎(とんこつではなく醤油味)が存在する。

このシリーズはフタの注意書きが方言で書かれていいる。例えばベロの部分の「ここから開ける」は今回の熊本では「ここから開けなっせ」、鹿児島は「ここから開けやんせ」、博多は「ここからあけんね」、長崎は「ここからあけんね」。
同様に「この矢印まではがす」は熊「こん矢印まじはがしなっせ」、鹿「この矢印まではがしやんせ」、博「この矢印まではがしんしゃい」、長「こん矢印まではがさんね」となる。どうでもいいことではあるが、見ていてちょっと楽しい。

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No.6897 藤原製麺 北海道山わさび醤油まぜそば

No.6897は藤原製麺、北海道山わさび醤油まぜそば。山わさびを主題とする即席麺はセコマのプライベートブラント品でいくつか存在し、ウチでも塩ラーメン(No.6382、現在復活販売中)とおろし風そば(No.6712、終売)を紹介した。それらを食べた際にはケミカルっぽくて激しい刺激にビックリ、ネタとしては面白いけれども正直な感想としてまた食べたいとは思わなかった。

▲セコマの山わさび即席麺

今回は藤原製麺が袋麺のまぜそばとして山わさびをテーマに選んだ製品。過去体験した刺激がここでまた繰り返されるのは勘弁してほしいなあという心配と、藤原製麺ならば全く違う山わさびの経験が出来るのではという期待が複雑に入り混じる。

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No.6896 東洋水産 マルちゃん バリうま 宮崎風旨辛麺

No.6896は東洋水産、マルちゃん バリうま 宮崎風旨辛麺。東日本に強く専売品をたくさん持つ東洋水産の中では数少ない西日本向け製品。本来は九州限定品だが年末年始には関東圏のあちこちのスーパーで遭遇した。バリうまシリーズはウチでは2002年に初試食をしている。

宮崎風旨辛麺という名前や黒赤黄橙というどぎついパッケージの色使いからして、明星チャルメラの宮崎辛麺を強く意識した製品に見える。でもあちらは全国区で実績を重ねているのにこちらは九州限定品ということで、少し及び腰のように感じてしまうよ。まあチャルメラと比べて麺づくり・正麺・ごつ盛り・でかまるはそれぞれ少しづつターゲットが違いそうだからなあ。

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No.6895 日清食品 これ絶対うまいやつ! 豚骨醤油

No.6895は日清食品、日清これ絶対うまいやつ! 豚骨醤油。姉妹品の背脂醤油をNo.6865で紹介しており、他に濃厚味噌がある(今のところ試食計画無し)。

三食パック販売であり、一個当たりの価格から判断すると、同じ日清のノンフライ袋めんであるラ王と比べやや廉価版の製品として位置付けられる。でもラ王にも豚骨醤油味が存在するので共喰いにならないのかな?と他人事ながら心配になってしまうよ。一方ラ王は安売りセールの対象となることが多く、五個パック348円とか298円で出ていることもあるのが現実だ。一個当たり価格の直接比較をしにくくするために中途半端な三個パックという形態を採っているのかも。

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No.6894 あいさと 鯛塩ラーメン

No.6894はあいさと、鯛塩ラーメン。愛媛県の会社で、実際の製造は埼玉の高橋製麺、スープは福岡の一番食品。No.6869で醤油味の姉妹品「みきゃんラーメン」を試食している。

▲みきゃんラーメン(真鯛醤油味、みかんは不使用)

製造者や鯛を主題とする製品の成り立ちはよく似ているのだが、パッケージデザインは真逆な方向性だと思う。正直な印象としてみきゃんラーメンは中身と外観に大きな乖離があると感じたので、今回の品の方が真っ当な在りように見えるよ。あと開封してから気付いた大きな違いとしてみきゃんは液体スープ、今回の品は粉末スープという差異がある。この二つは同じ店で同じ価格(税抜238円)で買ったもの。

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No.6893 エースコック うまさぎっしり新潟 新潟麻婆麺

No.6893はエースコック、うまさぎっしり新潟 新潟麻婆麺。新潟県限定商品で、姉妹品として三条カレーラーメン(No.5722で紹介)、妙高とん汁ラーメン(No.5856)がある。エースコックは新潟に工場があるわけでもないのだが新潟の米粉を麺に使った製品を出し続けており、十年ほど前には新麺組という袋めんもあった。以前はキャッチコピーにみんな「コシヒカリ」という品名が入っていたが、今回の品には見当たらない。

新潟県が行う食糧自給率向上のための「R10プロジェクト」に賛同する製品であり、また売り上げの一部が「新潟県トキ保護募金」に寄付されるとのこと。こう見えても意識高めで社会派の即席麺なのだ。

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No.6892 明星食品 スターセレクト 野菜たっぷりタンメン

No.6892は明星食品、スターセレクト 野菜たっぷりタンメン。スターセレクトは小売店チェーンのライフとヤオコーが共同で設立したプライベートブランド。No.6881で紹介したスターセレクト天ぷらそばは販売者が東洋水産であったが、今回紹介する品は明星食品(実際の製造は子会社である東日本明星食品)だ。

▲◎みなさまのお墨付き たっぷり野菜の塩タンメン
(画像は西友のサイトから拝借)

この製品を買おうと思ったのは、同じプライベートブランド品で西友の◎みなさまのお墨付きに「たっぷり野菜の塩タンメン」(製造は酒悦、東洋水産系)という製品があるので対決させようと目論んだため。しかし諸般の事情で今回は単独での試食とし、後日比較した試食記をアップする予定。

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No.6891 桜井食品 ベジタリアンの豆乳ピリ辛めん

No.6891は桜井食品、ベジタリアンの豆乳ピリ辛めん。岐阜県の会社で、有機素材などを使い健康に配慮した製品を製造・販売する。1972年に無添加ラーメン「純正らーめん」(現在も販売中)を発売して即席ラーメン市場に参入。製品の性質上、生産規模が大きいとは思えないものの、自前の製造設備を有している。

ヴィーガン対応製品なので動物・魚介由来成分、アルコール、化学調味料、着色料、香料、保存料みんな不使用。パッケージの下部にはRSPO、全素不含五葷、緑の日の丸などいろんな組織・国・地域におけるマークが並んでいる(興味があれば調べてね)。ということは、輸出を考慮している製品なのだろう。

五葷(ごくん):ネギ・人参・韮・らっきょう・あさつき

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No.6890 YumYum Jumbo (Thailand) Pad Kee Mao

No.6890はタイのWan Thai Fodos Industry、YumYum Jumbo Pad Kee Mao。タイ国内では味の素が販売する汁なし麺。Pad Kee Mao(パッキーマオ)はタイ語での読みを表記したもので、英語での説明書きはThai Hot & Spicy with Basil Leaf Stir-Fried Noodles。タイ語だとยำยำ จัมโบ้ แห้ง รสผัดขี้เมาとなる、らしい。(赤字部分がパッキーマオと発音、Phat Khi Maoとも表記することもある)

▲初めて食べたPad Kee Mao

初めてこの製品を食べたのは三十年ほど前でまだ海外製即席麺の免疫が少ない頃。バジルと唐辛子が豪快に効いた味に度肝を抜かれ、タイの食べ物に俄然興味が沸いたのだった。

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