No.6911 サンヨー食品 瀬戸内レモン農園 レモスコ 塩焼そば

No.6911はサンヨー食品、瀬戸内レモン農園 レモスコ 塩焼そば。この二月に発売された製品だがもう終売になっている様子。本製品には前身として2019年5月発売の「サッポロ一番 レモスコ味 塩焼そば」があり、この頃はまだサッポロ一番ファミリーの一員だった。私はいまだにサンヨー食品=サッポロ一番という意識が強いので、赤い楕円マークに「サンヨー食品」と書かれているのを見ると「あれっ?」と違和感を持ってしまうなあ。

レモスコは広島のヤマトフーズ社による化学調味料無添加ですっぱ辛い液体調味料。しかし注意書きによると本製品はレモスコをそのまま使っている訳ではなく、粉末化して用いているらしい。

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No.6910 寿がきや食品 カップ台湾ラーメン

No.6910は寿がきや食品、カップ台湾ラーメン。昔からある製品で、ウチの記録では2000年に食べたものが一番古い。ひとつ前のNo.6909でヤマダイニュータッチ凄麺の台湾ラーメンを紹介しているのだが、この二者の価格や内容を見比べると、直接の競合をするものではないなと感じた。今回の寿がきやの方が庶民的。

最近食品表示法が制定され、製品には販売者だけでなく製造者も記載(トレースできれば略号で可)する必要が生じたため、従来隠されていた提携関係が露呈するようになる。今回の品の製造者は同じ愛知県の山本製粉であることが記されており、私は今までこの二社の関係を知らなかったためちょっとびっくりしたよ。

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No.6909 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 名古屋台湾ラーメン

No.6909はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 名古屋台湾ラーメン。凄麺の台湾ラーメンは結構昔から存在を意識していたが、どうも巡り合わせが良くなかったのか今回が初の試食となる。

即席麺の台湾ラーメンといえば、名古屋発祥という共通点がある寿がきや食品が古くから継続的に製品を出し続けてきて、先行者として敬意を払うべきものだと思っている。しかし同社は現在揚げ麺でしかカップの台湾ラーメンを持っておらず、今回の凄麺(ノンフライ麺)とは微妙にターゲットがずれている。実は次回No.6910で寿がきや版台湾ラーメンを扱うのだが、価格面も含めてガチンコの競合製品ではないなあ、と感じたよ。

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No.6908 マルタイ 屋台とんこつ味棒ラーメン

No.6908はマルタイ、屋台とんこつ味棒ラーメン。食べ終えて動画の編集を完了した後で気が付いたのだが、本製品は5年前のNo.5844でも食べていた。私的ルールでは一度紹介した製品は大きな変化が無い限り十年以上の据え置き期間を経た後に再紹介することにしているので、せっかく作った動画や写真のデータを捨てるのかぁ?、と少し動揺。

だがパッケージをよく見ると「細めんリニューアル」の文言が。No.5844の記録と見比べると、昔はゆで3分だったのが今回の品は2分に短縮されている!これは大きな変化だと言えるよな!と自分を納得させ、堂々と試食紹介を行なうこととする。(食べる時に麺の違いに気付けよ>俺)

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No.6907 まるか食品 ペヨちゃんやきそば

No.6907はまるか食品、ペヨちゃんやきそば。同社の看板商品であるペングソースやきそばの廉価版として2016年にペングソースやきそばが登場し現在でも売られているのだが、今回の品は更にに簡素で少量化されたもの。パッケージの図柄(の二種類がある)からして子供向けやおやつ用途を想定しているように思われる。

スペック的な差異は、いつものペングが内容量120g(麺90g)なのに対しペングは108g(麺80g)と量が減って具の味付け鶏ひき肉とふりかけの紅生姜が省略される。そして今回のペヨちゃんは88g(麺70g)と一段と減量されふりかけとスパイスが消滅。麺・液体ソース・キャベツが全てである。

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No.6906 マルちゃん 今どきのにんにく豚骨醤油味焼そば

No.6906は東洋水産、マルちゃん 今どきのにんにく豚骨醤油味焼そば。同社の定番「昔ながらのソース焼そば」発売25周年記念として企画された製品で、これと今回の「今どきの」が対になっている。この2月に出た数量限定品で、現在はもう入手困難。

昔ながらの~はソースや青のりの香ばしさが漂う古風なカップ焼そばであり、私のようなジジイでも安心して食べられる製品だ。一方対になる「今どきの」はネーミングにジジイをブロックするフィルターの役割を与え、ターゲットを若年層に絞ったものだと理解する。私自身二十歳近辺の知合いは全然いないので、この製品を食べて今どきの若者を理解してやろうじゃないか(←ジジ臭いな)。

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No.6905 日清食品 日清のラーメン屋さん 北海道函館しお

No.6905は日清食品、日清のラーメン屋さん 北海道函館しお。パッケージの目立つ位置に「北海道」と書かれているが、この言葉は製品名に含まれない。一方で北海道限定の「日清北海道のラーメン屋さん」という製品も存在し、殆ど同じデザインなのでひと目見ただけで見分けることはほぼ不可能だろう。

▲五個パック外装袋の一部

五個パックの外装袋には「北海道民もうなったこの一杯!※/※当社調べ(北海道民100人による喫食評価)」と書かれている。「うなった」というのがどのような状態を指すのか判らないが、100人が集まった会場でラーメンを試食し、みんなが「う〜〜」とか「ぐぬぬ・・・」とか唸った状況を想像すると可笑しいものがあるな。

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No.6904 あいさと オリーブしょう油ラーメン

No.6904は愛媛県のあいさと、オリーブしょう油ラーメン。最近この会社の製品を何度か採り上げているが、いつもと同様に製造は埼玉の高橋製麺、スープは福岡の一番食品という組み合わせ。今回の製品は愛媛ではなく香川県小豆島の名産であるオリーブに焦点を当てたもの。

オリーブなので液体スープか調味油が付いているものだと勝手に思っていたが、開封すると意外にも粉末スープのみ。裏面の説明書きによると「粉末加工を行ったオリーブオイルを加えました」とある。さらに「オリーブオイルのオリーブの産地は外国産を使用しています」ともあり、小豆島との直接の関連は無いみたい。「麺に香川県産塩を使用しています」とあるのが救いか。

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No.6903 ハマカゼプロジェクト 宮津カレー焼きそば

No.6903はハマカゼプロジェクト、宮津カレー焼きそば。宮津は京都府の北部、日本海に面する市であり会社もここにある。製造は福岡県の栗木商店。昔から宮津市の中華料理店で出されていたカレー焼きそばを近年ご当地グルメ化し「宮津カレー焼きそば」として盛り上げている、らしい。(私は行ったこと・食べたことが無い)

今回の品名は「焼そば」で平仮名の「き」が入る。即席麺においてこの表記はとても珍しく、ウチのデータベースでは過去に4例しかない(うち2例は海外絡み)。「焼そば」は282例で圧倒的、平仮名の「やきそば」は109例、片仮名の「ヤキソバ」が7例。少し記憶に引っ掛からせる効果があるな。

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No.6902 テーブルマーク ホームラン軒 信州みそ仕立て辛みそラーメン

No.6902はテーブルマーク、ホームラン軒 信州みそ仕立て辛みそラーメン。No.6882で姉妹品で緑色パッケージの(辛くない)みそラーメンを紹介している。どちらも長野県限定販売。

▲(ただの)信州みそ仕立てみそラーメン

緑色は今までに何度か食べたことがあるのだが、赤いパッケージの辛味噌は今回が初めてで何時から存在していたのかも判っていない。調べてみると2018年頃には存在していた痕跡が伺われるのだが、それ以上のことは判らなかった。極端に情報量が乏しいということは、生産数量もごく僅かなのだろう。私が関東圏の文具屋で今回の品を見掛けた際に、最近では殆ど無くなった「未知の即席麺との衝撃的な出会い」の喜びで胸がいっぱいになったよ。

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