No.6315 WaiWai (Thailand) Oriental Flavour

No.6315はタイのThai Preserved Food Factory、WaiWai Oriental Flavour。このブランドの顔ともいえる代表的な製品で、私が初めて食べたのは1996年頃である。しかしパッケージの図柄は22年経った今もほとんど変化が無く、調理例写真も寸分たがわず同じもの。他の会社だとデザインの基本は変えなくとも、具の中身や丼の模様などをちょっとずつ変えて新しさを演出するものなんだがな。そして裏面の作り方説明の写真(版ズレがひどいや)も同じ。

この子はタイで最も顔が知れている一人だと思われるが、きっと今ではポッコリお腹が出て髪の毛が薄くなった中年オヤジになっていることだろう。

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No.6314 Nissin Foods (Thailand) Chili Noodles Stir-Fried Holy Basil Flavour

No.6314はタイの日清食品、Chili Noodles Stir-Fried Holy Basil Flavour。No.6300で紹介したとんがらし麺Spicy Tom Yum Flavourの焼そばバージョン、とはいっても焼かないけど。丼お湯入れ3分または鍋で2分茹でた後にお湯を捨てソースと混ぜる、カップ焼そばみたいな作り方だね。

アジアではそれぞれの国で焼そばみたいな形態の汁なし麺が存在する。インドネシアのMi Goreng、フィリピンのPancit Canton、中国の撈麵、タイではPad Kee Maoなんてのが有名。大抵のものは即席麺化しているので、集めてみると面白いだろう。

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No.6313 マルちゃん 俺の塩 トリュフ香る塩焼そば

No.6313は東洋水産、マルちゃん 俺の塩 トリュフ香る塩焼そば。俺の塩が登場したのは1997年7月、もう20年以上前のこと。当時ソース味ではない焼そばは珍しかったが、中華風焼そばは各種存在していたし、今のような待ち時間の短さを誇るものではなく3分待ちだったので際立った個性は無かった。この製品が長く続いてこられたのはひとえに本宮ひろし「俺の空」を彷彿させるネーミングの妙があったからだろう。

▼発売以降10年間の変遷

少し遅れて姉妹品に「俺の味噌」が出たけどすぐに消えた。その後待ち時間が90→80→60秒にどんどん短縮され、すぐ食べられるのも特徴の一つとなる。2007年には本宮先生のイラスト入りパッケージが出て、積年の胸のつかえがとれたような気分になったもの。

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No.6312 イオン トップバリュ World Dining ミーゴレン

No.6313はイオン、トップバリュ World Dining ミーゴレン。インドネシア風焼そばである。販売者情報の脇にJ930と記されており、これを調べると西日本明星株式会社の神戸工場で製造されてるものらしい。即席麺はある程度地産地消の性質があるが、巨人イオンの物流網に乗っければ東日本への長距離輸送など屁でもないわということだろう。

スーパーのプライベートブランド即席麺といえば醬油味噌塩といった基本的な味を無個性なパッケージで包んだ、安いだけが取り柄の製品が多かったが、少し前から7&i系を含めて高品質系のものが出てきて、このWorld Diningシリーズのような個性派系も登場した。結構なことである。

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No.6311 MAMA (Thailand) Creamy Tom Yum Minced Pork Flavour

No.6311はタイのThai President Foods、MAMA Creamy Tom Yum Minced Pork Flavour。豚挽肉のクリーミーなトムヤム?なんだか想像の付きにくい味である。一方で海老のクリーミーなトムヤムは競合各社も含めてタイでは一般的な味になっているので、これの応用編かな?

2011年にタイへ買い出しに行く準備で各社の製品リストを作った中にはこの製品は含まれていなかったので、比較的最近バリエーションに追加されたものだろう。あまり動きが見られないような巨人MAMAであるが、目立たないところで非定番製品の入れ替えを結構いろいろやっているみたいだ。

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No.6310 日清食品 日清ラ王 ちゃんぽん

No.6310は日清食品、日清ラ王 ちゃんぽん。この製品は2016年2月に発売されたが九州地方と山口県の限定販売であり、対象外の地域ではなかなか入手が難しい幻の製品であった。しかし翌2017年9月から全国販売に変更され、購入の敷居がだいぶ低くなる。

実は私、袋のラ王を全種類食べることを密かな目標としており、今回のちゃんぽんの試食を以って完全制覇(12種類、終売になったものを含む)を高らかに宣言する!

ところが今月ラ王が全粒粉入りの麺にフルモデルチェンジして、ラインナップも6種類に整理されてしまった。また最初から食べ直しだよ。今回ちゃんぽんは落とされちゃったので、欲しい人は急いで市中在庫を漁れ!まだ間に合うぞ、時間はあるぞ、ドドンガドン♪

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No.6309 マルちゃん 激めんワンタンメン スープカレー

No.6309は東洋水産、 マルちゃん 激めんワンタンメン スープカレー。北海道・東北・信越・関東・静岡の限定販売。一見企画モノっぽいが発売は2011年6月と古く、マイナーチェンジをしながら(そして時には販売を休止しながら)マルちゃんの戦力の一員として位置付けられているようだ。

スープカレーといえば北海道の札幌が発祥と聞いている。今回の製品は賞味期限記載のそばに「M2」と印字されており、これを調べてみると東洋水産北海道工場で生産されたものらしい。なるほど北海道濃度が高そうな製品である。ちなみに北海道工場は小樽市の銭函に在る2012年4月竣工のまだ新しい建物で、それまでの札幌市から移転したもの。

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No.6308 MAMA Cup (Thailand) Shrimp Tom Yum Flavour


No.6308はタイのThai President Foods、MAMA Cup Shrimp Tom Yum Flavour。No.6272で同じシュリンプトムヤム味で辛さ2倍のExtreme版を紹介している。賞味期限の関係でオリジナルである今回の品の紹介の方が後になってしまった。

この製品はタイの最大手ブランドMAMAによるカップ麺の中でも最も基本的なものと言え、日本の無印カップヌードルのような位置付けである。タイの即席麺文化を理解するには、まずこのShrimp Tom Yumを制すことから始まる。

初めて食べるとその酸味と辛さに涙を流しながら我慢して食べ、二回目は鼻水をすすり・・・そうこうするうちにだんだんハマってくる自分に気付くだろう。

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No.6307 まるか食品 ペヤング 炒飯風やきそば

No.6307はまるか食品、ペヤング 炒飯風やきそば。まるか食品のWebサイトによると、この製品はあみ食品工業で50年以上の歴史を誇る「炒飯の素」を再現したコラボ商品だそうな。この二品を比較するとパッケージの外観はレイアウトや皿の柄に多少の関連性があるように思えるけれど、言われなければ気付かないレベル。もっとストレートにコラボ商品であることをアピールすればいいのに、と思う。

「炒飯の素」は私が子供の頃に家で見たことがあるような気がするが、ちょっと記憶が希薄だな。むしろ競合である富士食品工業の「チャーペット」の方が見掛ける機会が多かったと思う。

しっかし炒飯味の焼そばか~。よくこんな企画を考え付くなあ。

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No.6306 MAMA (Thailand) Ramen Duck Flavour

No.6306はタイのThai President Foods、MAMA Ramen Duck Flavour。MAMA Ramenはタイでは珍しいノンフライ麺を採用して日本のラーメンを連想させる高級志向シリーズで、わざわざ片仮名で「ラーメン」と書いてある。No.6301で姉妹品のOriginal Flavourを紹介している。

とはいえ日本でDuck(鴨)味の即席麺といえば蕎麦であり、ラーメンはほぼ無い。i-ramen.netのデータベースを検索しても、大昔の製品が二件引っ掛かっただけだった。東南アジアや欧州では結構ポピュラーな味なんだけどなあ。

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世界の即席麺探索と紹介動画