No.6305 Nissin Foods (Thailand) Tom Yum Shrimp Saab Flavour

No.6305はタイの日清食品、Tom Yum Shrimp Saab Flavour。タイ日清の袋麺としては安価で庶民的なシリーズに属し、過去に青袋(No.6236 Moo Manao)と緑袋(No.6291 Minced Pork)を紹介している。

タイにおける自国製の袋麺では古くからMAMAやYumYum、WaiWaiの三大ブランドが存在する中、日清が存在感を示しはじめたのはここ五年程のこと。でも今やスーパーでもコンビニでも一定の売り場面積を占有しており、順調に拡販しているように見える。

確かに食べて比べてみると、日清は麺が個性的だと感じる。口当たりが優しいというか、しなやかで女性的な印象を受けるのだ。

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No.6304 まるか食品 ピーヤング タイ風春雨

No.6304はまるか食品、ピーヤング タイ風春雨。このピーヤングブランドの製品は(無印の)春雨、麻婆春雨、と来て今回のタイ風春雨が第三弾。この後にチャプチェ風春雨(未試食)が出ている。パッケージには見慣れた紺色の暖簾に黄文字でデカデカと「やきそば」と書いてあるのがご愛敬だが、これは文字ではなくまるか食品の汁なし麺全般を表すイメージ図として捉えるべきなのだろう。

YouTube動画の英文タイトルでピーヤングのことを「Pi-Young」と表記したのだが、よく考えたら春雨は緑豆(やじゃがいも等)の澱粉から作るので、ピーの語源はpeasから来ているのかもしれないな、とふと思った。

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No.6303 MAMA (Thailand) Rice Noodles Vegetable Flavour (Export version)

No.6303はタイのPresident Rice Products(製造時の社名)、MAMA Rice Noodles Vegetable Flavour。北欧向けの輸出仕様。2017年10月に製造者がラーメンと同じThai president Foods社に吸収統合された。

日本では野菜味ってなんぞや?という人が多いと思われるが、欧州圏の即席麺では結構一般的である。まああちらでは例えばチキン味といっても大抵は化学調味料に香料を混ぜた人造味で(注意書きで小さくArtificial Flavourと表示しているものも結構ある)、野菜味はそのバランスをちょっと変えただけ、と思われる製品も多い。

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No.6302 徳島製粉 金ちゃん焼そば

No.6302は徳島製粉、金ちゃん焼そば。6年前にNo.4915で試食した際はカップが角型で、麺も四角く成型されていたのだが、いつの間にか日清食品のU.F.O.みたいな円盤状に変更されていた。そしてフタが昔は樹脂シート(PS製)を立体成型した硬めのものだったのがよくある二層の紙製で、一部をペロッとめくって湯切り口をご開帳するタイプになった。なのでJANコードも別物になっている。

一方で説明書きの文言は一字一句変わっていない。スペックを比較すると質量やエネルギー、食塩相当量など全て同一値であり、ソースやかやく、あおさの小袋も全く同じように見える。

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No.6301 MAMA (Thailand) Ramen Non Fried Instant Noodles Original Flavour


No.6301はタイのThai President Foods、MAMA Ramen Non Fried Instant Noodles Original Flavour。MAMA Ramenは比較的最近追加されたノンフライ麺を特徴とする製品群で、タイ製の一般的な袋麺の価格が6.0B程度なのにこの製品は15.0B(約51円)と2.5倍もする。またタイの袋麺は大抵丼お湯入れ(チキンラーメン式)で作ることができるのに対し本品は鍋で茹でる方式限定である。

これらのスペックからして意識高い系の裕福層をターゲットとした製品なのだろう。日本で言えば中華三昧が発売された時のような位置付けかな。タイにも高級即席麺の市場が出来つつあると思われる。

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No.6300 Nissin Foods (Thailand) Chili Noodles Spicy Tom Yum Shrimp Flavour

No.6300はタイの日清食品、Chili Noodles Spicy Tom Yum Shrimp Flavour(袋タイプ)。日清マークの下にローマ字の「Baa」みたいに見えるタイ文字は「ชิลลี」という単語であり、「チリ―」と読む。辛いのが日常的なタイの即席麺で、敢えてチリヌードルを名乗るのだから、十分な自信があるのだろう。

さらにパッケージ右上には「พริกในเส้น」という文字が。これをGoogle先生に訳してもらうと「Chili in the line」となる。lineは麺のことだとすればチリの入った麺、即ち「とんがらし麺」ではないか!日清のとんがらし麺テクノロジーが辛さの本場タイでも製品化されていたのだ!

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No.6299 大黒食品工業 マイフレンド ビック 担々麺

No.6299は大黒食品工業、マイフレンド ビック 担々麺。ビックシリーズの試食はこれが12種類目で、あとひとつ、「かきたまとろみ中華そば」を食べれば完全制覇だ!とラストスパートをかけるべく体調を整え、気を引き締めようと思っていたのだが、

今日大黒のWebサイトを巡回していたら、なんとその憧れのとろみ中華そばの姿が消えているではないか!どうやらこの6月をもって終売になっていたらしい。なんてこった!ああ俺が「いつかそのうち買えばいいや」とノンビリしていたせいで、かきたまとろみ中華を食べることは永遠に叶わぬ夢になってしまったよ。後悔・反省・懺悔の気持ちで胸が張り裂けそうだ。

マイフレンドビックの完全制覇、敗れたりぃ

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No.6298 MAMA (Thailand) Instant Rice Noodles Chicken Flavour (Export version)

No.6298はタイのPresident Rice Products、MAMA Rice Noodles Chicken Flavour。北欧圏向けの輸出仕様でNo.6294 Stew Beef Flavourの姉妹品である。

色合いを含めたパッケージ外観がよく似ているので、売り場で隣同士に並んでいたらパッと見での区別をつけ難い。また、MAMAの他製品とは違いブランドのロゴ表示も右上にちっちゃく控えめなので、どこの国の誰が作ったのかが判り辛い匿名的な装いで販売されている。良くも悪くもタイ製品らしくないと感じた。

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No.6297 Newgate (Germany) Instant Noodles Spicy Prawn Flavour

No.6297はドイツのLidl Stiftung & Co. KG.、Newgate Instant Noodles Spicy Prawn Flavour。Lidl(リドル)はドイツ発祥でヨーロッパ中に店舗を展開するスーパーのチェーン。即席麺に関してはこのNewgateと、もひとつVitasiaという異なる二つのブランドを掲げて欧州人の胃袋を満足させている・・・のかな?

どちらも製造は中国製だし、各製品の質量はNet108gで見事に揃っているし、茹でる際のお湯の量は300mlの指定があるので大半が麺に吸収され殆どスープが残らない、等の特長が共通する。まあVitasiaはその名からしてAsian趣味を強調するみたい。

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No.6296 Nissin Foods (Thailand) 7-Select King Cup Tom Yum Seafood Creamy Flavour

No.6296はタイの日清食品、7-Select King Cup Tom Yum Seafood Creamy Flavour。タイのセブンイレブン専売商品。価格は20.0B(≒68円)であり、タイ製のカップ麺で一般的な15.0Bよりも少し高め。量が多いこともあるが、プレミアム路線の製品だといえよう。

バンコックにおけるコンビニの密度は日本の都市圏と同程度以上。体感上そのうちの9割がセブンイレブンで、残りがファミリーマート。なのでセブンイレブンを制する者は市場を制す、といっても過言ではない。この4月に見てきた限りではセブンイレブンとのコラボ即席麺はタイ日清だけだったので、かなりのアドバンテージを持っているといえる。(昔は違う会社とのコラボもしていた)

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