No.6324 Nissin Foods (Thailand) Chili Noodles Cup Tom Yum Shrimp Creamy Soup Flavour

No.6324はタイの日清食品、Chili Noodles Cup Tom Yum Shrimp Creamy Soup Flavour。Chili Noodlesシリーズは麺に唐辛子が練り込んである、日本のとうがらし麺テクノロジーをタイへ持ち込んで生産される製品である。今までNo.6300と6314で袋麺版を紹介したが、今回はカップ麺版。カップ版には製品バリエーションは無くこの一品のみである。

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No.6323 Sue Sat (Thailand) Garlic Chicken Flavour

No.6323はタイのThe Decent Noodles Factory、Sue Sat Garlic Chicken Flavour。ブランドネームのSue Satはタイ語の「ซื่อสัตย์(正直、honest)」という言葉の読みをアルファベットに当てはめたもの。

The Decent Noodles Factoryという会社はタイの即席麺業界の中では中堅に当たり、国内よりも海外の方が知名度が高いのではないかと思われる。日本でも業務スーパーで「iMee」ブランドの安い袋麺を見掛けるが、これの製造元だ。そしてiMee(やiDles)といったブランドはベトナム等東南アジアの国々では結構ポピュラーな存在なのだ。んで今回のSue Satはあまり輸出はしていない模様。

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No.6322 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 THE・まぜそば


No.6322はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 THE・まぜそば。魚粉×醬油ダレという中身の解説が書かれている。THEシリーズは今年の3月からスタートした汁なし麺のサブブランドでこの製品が第一号。追って5月に「THE・汁なし担々麺」が追加された。そういえば凄麺って焼そばなら何度か出しているけど、それ以外で湯切りをする製品はこれが初めてかな?

外観で良い点はフタの表面に作り方の説明がイラスト入りで載っていること。老眼が進むとカップの側面にぼやけた印刷で細かな文字がグジャッと書かれても読みずらいんだよね。即席麺の世界に高齢者を呼び戻すには大きく判りやすい表示、ユニバーサルデザインへの配慮が必要だと思うのだ。

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No.6321 WaiWai (Thailand) Instant Rice Vercelli Minced Pork Flavour

No.6321はタイのThai Preserved Food Factory、WaiWai Instant Rice Vercelli Minced Pork Flavour。米粉で作ったビーフン麺に、タイ製品でお馴染みの「Minced Pork」スープを合わせた製品である。

今回の品の味はタイ語表記の読みではムーサブ味と言い、豚挽肉の炒め物料理のことである(รส=味、หมู=Moo=豚、สับ=Sub=炒め)。これがタイにおいてポーク味ラーメンの種類を表す一般名詞として各社で一般的に用いられるようになっているみたいである。なので挽肉であることには大した意味は無いようだ。

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No.6320 Nissin Foods (Thailand) Premium Tonkotsu Ramen Flavour

No.6320はタイ日清、Premium Tonkotsu Ramen Flavour。パッケージには日本語でデカデカと「豚骨 とんこつらーめん」と書かれているが、裏面の説明はタイ語と英語のみで日本語は併記されておらず、日本人をターゲットとした製品ではない。また左脇には出前一丁坊やもおり、流暢なタイ語を話している。

製品名にプレミアムと付けてあるだけあって、タイの一般的袋麺の価格が6.0Bのところ、この製品は10.0B(約34円)で売られている。この差額は豚骨スープの価値(材料だけでなく評判、ブランドを含む)と、出前一丁坊やの出演料かな?

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No.6319 日清食品 カップヌードル 肉食リッチ 贅沢肉盛り担々麺

No.6319は日清食品、カップヌードル 肉食リッチ 贅沢肉盛り担々麺。カップヌードルのリッチシリーズは今までスッポンだのフカヒレだの松茸だの具材の高級さを誇ってきたのだが、今回の品は「贅沢」という抽象的な表現に留まり、何が凄いのか全然判らない。おまけにリッチの前に「肉食」なんて言葉が入っているものだから、高級さというよりは人間の欲望を下品に刺激する成金趣味的な「リッチ」ではないかと身構えてしまうよ。

カップヌードルは代々CUP NOODLEロゴの下にある長円の中に味の種類が書かれているのだが、通常は太丸ゴシック体みたいな書体であるのに対し今回の品は筆文字。この辺からも何か異端児というか、やくざ者っぽい印象を受けてしまうな。

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No.6318 Oldies (Thailand) Dried Tom-Yum Noodles

No.6318はタイのOldies Cafe、Dried Tom-Yum Noodles。タイに行った際に売り場の隅に知らない即席麺がポツンと置かれていたところに遭遇して即購入、初めて紹介するブランドである。

Oldies Cafeという会社はレストランの店舗経営および調味料・ソース等の販売が主で、即席麺の取扱は今回の品の一点だけである。だからかパッケージを見ても大企業の大量生産品とは違う素人臭さがあって、ブランドのロゴ一つとっても安定感に欠けるというか、どうもあんましこなれていない感が漂ってくる。まあこういうのも味があっていいんだけどね。

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No.6317 山本製粉 旨華楼 焼きそば ソース味

No.6317は山本製粉、旨華楼 焼きそば ソース味。山本製粉は愛知県豊川市にある会社で「ポンポコラーメン」が看板商品。営業範囲はあまり広くはないようで、ここの製品を関東圏とかで見掛ける機会は殆ど無い。しかしタイではポンポコ以上にマイナーな旨華楼シリーズが単品で売られていた!

こういうのも即席麺調達の海外遠征を行なう醍醐味というか楽しみの一つである。日本でも地元以外ではあまり見かけない、あったとしても五個パックでしか売られていない品が海外ではポツンと単品で店頭に並んでいたりする。他に香港などでこのような機会に出くわすことがあった。

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No.6316 今麦郎面品 (China) 上品 卤蛋酸豆角面

No.6316は中国の今麦郎面品、上品 卤蛋酸豆面。卤蛋はLǔ dànと読み、ゆで卵を醬油ダレに漬け込んだ味玉のようなもの。豆はDòujiǎoと読みインゲンのことで、酸が付くから発酵させて酸っぱくなったものかな?

今麦郎の上品シリーズは2009年12月のNo.4254で「上品 香腸酸辣牛肉面」というのを紹介しており、これはレトルトのソーセージが付いていた。日本では上品をEleganceという意味で使うのに対し、中国ではまさに上級品とか高級品といった格を表す言葉らしく微妙にニュアンスが異なるようだ。タイで55.0B(190円弱)で購入、あちらでもかなりの高額カップ麺の扱い。

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No.6315 WaiWai (Thailand) Oriental Flavour

No.6315はタイのThai Preserved Food Factory、WaiWai Oriental Flavour。このブランドの顔ともいえる代表的な製品で、私が初めて食べたのは1996年頃である。しかしパッケージの図柄は22年経った今もほとんど変化が無く、調理例写真も寸分たがわず同じもの。他の会社だとデザインの基本は変えなくとも、具の中身や丼の模様などをちょっとずつ変えて新しさを演出するものなんだがな。そして裏面の作り方説明の写真(版ズレがひどいや)も同じ。

この子はタイで最も顔が知れている一人だと思われるが、きっと今ではポッコリお腹が出て髪の毛が薄くなった中年オヤジになっていることだろう。

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