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No.7324 Kailo Brand (France) Nouilles Instantanees Sabeur Poulet

No.7324はフランスCentral Asia Pacific、Kailo Brand Nouilles Instantanees Sabeur Poulet。実際の製造は中国だが、製造業者は判らない。

パッケージには英語でChicken Flavour、中国語で鲍鱼鸡肉面と書かれている。あれ?「鲍鱼」は日本語でアワビ、仏語でOrmeau、英語でAbaloneの意味なのだが、フランス語と英語の表記からはすっかり抜けているな。調理例写真にもアワビはないし。

この疑問は以前にも中国製即席麺で遭遇したことがある。中国のチキン味はあわびの名を添える風習があるのか?あるいはあわび茸エキスが入っているとか?

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No.7323 Bích Chi Food (Vietnam) Miến Khoai Lang Hương vị Sườn Hẹp

No.7323はベトナムのBích Chi Food、Miến Khoai Lang Hương vị Sườn Hẹp。じゃがいも澱粉の春雨麺に、ポーク味のスープが付いた製品。英語でBitchというと女性を侮蔑する意味のスラングで、とても社名にできるものではないが、それとは関係ないようだ。同社は米を素材とする麺や春巻きの皮など様々な製品を生産する中堅企業。

ベトナムのスープ付き春雨麺でポーク味というのはとても珍しいなあと思った。春雨に限らずフォーでも中華麺でも大抵の製品はまず海老か牛肉味があり、次いで鶏肉シーフード味が来る程度。売場を見る限りポーク味の需要は日本と比べてかなり低いように感じる。

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No.7322 藤原製麺 二夜干しラーメン 博多豚骨

No.7322は藤原製麺、二夜干しラーメン 博多豚骨。同社の二夜干しラーメンというサブブランドは以前から知っていたが、売り場を通りかかった際に今回の品を見て「北海道外の地名を付けた製品なんてあったっけ?」と足が止まってしまった。念のために購入し、帰宅後に同社サイトを確認したところ、あるのは札幌・旭川・函館・釧路の四品目のみ。幻の博多豚骨味!砂漠でダイヤモンドを拾ったような気分だよ。

更に調べてみると、通販で扱っている店舗がそれなりにあった。北海道の藤原製麺が作った博多豚骨味というのは結構興味をそそられるもので、福岡のマルタイが作った北海道ラーメン(札幌と旭川がある)のようなアウェイ感に溢れるね。

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No.7321 Conimex (Nederland) Chinese Spicy Chicken Flavoured Noodles

No.7321はオランダのUnilever Nederland、Conimex Chinese Spicy Chicken Flavoured Noodles。オランダ籍といっても実際の製造は中国。連絡先にはオランダと並列にベルギー、ドイツ、オーストリア、スイスの名がある。今回の品はオランダで入手したもののいただき物であり同国籍扱いとした。更に謎なのはEANコードの国籍項がシンガポール(888)であること。シンガポールのUnileverが手配しているのかな?

そして欧州圏でUnileverはKnorrブランドの即席麺を展開しているのになぜ別途Conimexブランドを使うのだろう?謎の多い一品。

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No.7320 セコマ 焦がしねぎ風味のうどん

No.7320はセコマ、焦がしねぎ風味のうどん。今年一月の発売で製造はヤマダイ。

カップうどんに添える具と言えば油揚げとかかき揚げ天ぷら等の揚げ物が多いのだが、今回の製品は潔くねぎと焦がしねぎのみ。まあ考えようによっては焦がしねぎも揚げ物の一種といえるのかもしれないが、よくある大きな揚げ物の塊はここにはない。そのためかエネルギーは揚げ麺にも関わらず300kcal台の前半に留まっている。果たしてたった二種類のねぎだけで、太いうどんの麺を手懐けることができるのだろうか?

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No.7319 ヤマダイ ニュータッチ 名代富士そば冷したぬきそば

No.7319はヤマダイ、ニュータッチ 名代富士そば冷したぬきそば。首都圏を中心に展開する立ち喰いそば店である名代富士そばの名を冠する製品。

最近ウチは実在店の名を冠した即席麺を殆ど採り上げていない。決して嫌悪している訳ではないのだが、店の味を知らないと味や雰囲気の再現度について言及できず、試食記としての価値に乏しいと考え製品選択の優先順位を下げていた。だが今回の品はモノを見るなり「食べたい!」という根源的欲求が体の奥底から溢れ出し、原則を曲げる巨大な力に抗うことは私には出来なかった。同店の冷したぬきそばは食べたことがないので再現度については何も語れないが、そこは許していただきたい。

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No.7318 とみ川 子供がまだ食ってる途中でしょうがラーメン 醤油

No.7318はとみ川、子供がまだ食ってる途中でしょうがラーメン 醤油。とみ川は北海道富良野の実在ラーメン店だが、今回の品に関してはあくまで販売者。実際の製造は麺が佐々木製麺所、スープはアイビック食品。透明フィルムに素材色の紙を巻き付け単色印刷を施した、シンプルながらも斬新な構造のパッケージで印象にも残る。

製品名はTVドラマ「北の国から’84夏」の中で田中邦衛さんが喋る名セリフからとったもの。私は観ておらず知らなかったが、このセリフで検索するとYouTube等で該当シーンを見ることができる。「しょうが」といっても生姜の匂いがプンプン漂う訳ではない。製品には「フジテレビ承認」と記されている。

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No.7317 サッポロ一番 旅麺 名古屋 台湾ラーメン風

No.7317はサンヨー食品、サッポロ一番 旅麺 名古屋 台湾ラーメン風。たくさん地名が付いた製品名だなあ。今年の二月に登場したばかり製品なのだが、今はもう同社サイトの旅麺リストから外れてしまっている。えらく短命だったんだなあ。なお同じ二月に全ての旅麺がリニューアルされており、今回の名古屋台湾以外は継続販売中。

ちょうど旅麺を完全制覇しようと思っていたところに新製品が登場、それが特売で税抜88円の現場に遭遇、迷わず購入した。まあそれまでの経験から麺や具に過度な期待はしていないが、旅麺は全て液体スープ(またはソース)を使ってくるので、意外に侮れない一面を見せるケースもあるのだ。

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No.7316 VIFON (Vietnam) Hoàng Gia Bún Bò Huế

No.7316はベトナムのVietnam Food Industries、VIFON Hoàng Gia Bún Bò Huế。Bún(ブン)は米粉で作る麺だが、シート状の生地を切って作るフォーとは違い、半液体の生地を丸い穴の空いた板を通じて押し出して作るもの。Bòは牛肉、Huếは地名のこと。

VIFONのHoàng Giaシリーズは、麺はフォーやブン・小麦粉による中華麺など様々だが、全てレトルトの具材が付く高級かつ高額な即席麺。毎回ちょっとした驚きと満足感を得ることが出来る。好奇心旺盛な人がベトナムへ行く機会があるならば、お土産として買ってくることを強くお勧めする。

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No.7315 日清のどん兵衛 なめらか太そば+日清のどん兵衛のおいしいサクサク天ぷら

No.7315は日清食品、日清のどん兵衛 なめらか太そば+日清のどん兵衛のおいしいサクサク天ぷら。どん兵衛といいながらもカップではなく袋麺の形態を採るもの。グラフィックや色調もカップ版を踏襲する。カップでのブランドが先に確立していて、後から袋版が追加されるのは珍しいパターン(逆は多いけど)。姉妹品として袋のうどん(+油揚げ)も同時に発売されている。

別売のかき揚げ天と共に二食入で、今回試食の税込購入価格は天ぷら込みで一食当たり225円、う~ん、結構な高額製品になっちゃうな。おまけに製作の手間と鍋や丼を洗う手間が発生するし。試しに買ってみる人は多いだろうが、リピートの需要が果たしてあるのだろうか?

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