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No.6030 東洋水産 くらしモア マルちゃんヌードルしょうゆ

No.6030は東洋水産、くらしモア マルちゃんヌードルしょうゆ。くらしモアは日本流通産業のプライベートブランドで、日本流通産業は中堅規模のスーパーやドラッグストア等の集合体。生活圏によっては全く接触の機会が無い人も多いだろう。

くらしモアブランドの即席麺は日清食品と東洋水産に生産委託をしているようで、どちらも安心の大企業だから生産者名も目立つように表示してある。しかしマア、何とも色気の無いパッケージだねえ。ナショナルブランド品を侵食しないように敢えて地味にしているんだろうけど、かえってこういうワケありのデザインにマニア魂は惹かれてしまうのだ。 続きを読む No.6030 東洋水産 くらしモア マルちゃんヌードルしょうゆ

No.6029 Paldo (South Korea) Instant Rappogi

No.6029は韓国のパルド、即席ラッポギ。ハングルで書くと팔도、즉석 라볶이となる。名前からしてラーメン+トッポギ(朝鮮風棒状餅トックをコチュジャン等で味付けしたもの)のハイブリッド食品らしい。とはいえ本製品にトックは付いていないので必要に応じて各自で用意することになる。

作り方の説明にはトックを入れない簡易版(=ただのラーメン)とトックを入れる普通版の二通りが書かれており、うちにはトックの手持ちなんて無いので簡易版を選択。トックを入れないラッポギなんて肉の無いすき焼きのようなものという気もするが、まあいいか。 続きを読む No.6029 Paldo (South Korea) Instant Rappogi

No.6028 明星食品 沖縄そば(袋、沖縄県限定販売)

No.6028は明星食品、沖縄そば(袋)。沖縄県のみで販売される製品で、登場は1988年11月発売なのでもうすぐ30周年。カップ版は少し遅れて1989年9月の発売。まあ現在では沖縄へ行く以外にも入手する手段はいろいろある。

出た当初は沖縄明星食品という別組織による販売であったのだが、20世紀末頃親会社に吸収・統合される。もっとも明星は沖縄に生産拠点は無いはずだから当初から生産は本土で行われていたのだろう。沖縄明星食品の頃からJANコードの国籍・企業部分は明星と一緒(4 902881)だったし。 続きを読む No.6028 明星食品 沖縄そば(袋、沖縄県限定販売)

No.6027 Nissin Foods (USA) Cup Noodles with Shrimp

No.6027は米国のNissin Foods USA、Cup Noodles with Shrimp。米国日清のCup Noodlesは現在全部で八種類のバリエーションあるが、その中で今回の品のみネーミングの流儀が違い、他の七製品が「●●Flavor」なのに対してこれは「with Shrimp」、味ではなく添え物の内容を表している。

日清に限らず米国製カップ麺は大抵の場合具が日向臭い乾燥野菜だけとかショボいので、エビが入っているというのはそれだけで結構大きな訴求点になるのだろう。

念のため米国のMaruchan(Instant Lunch)を調べてみたら、ここもShrimpはFlavor表記をしていなかった。どっちが先かは知らんがこれが米国製カップ麺の流儀なんだな。

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No.6026 日清食品 カップヌードルリッチ あわび風味オイスター煮込み

No.6026は日清食品、カップヌードルリッチ あわび風味オイスター煮込み。No.5808でフカヒレ味を試食した際にこのリッチシリーズの続編が出るならどんな味かを勝手に妄想したが、その中にアワビも含んでいたので、いちおう予想が当たったといえる。

アワビ味の即席麺というのは香港・マレーシアあたりではわりと一般的。でも食べてみてアワビの味だうんめ~!と思えた製品は殆ど無く、安直に化学調味料と香料ででっち上げたものばかり。唯一凄いと思ったのはマレーシアのNo.5790 A1 Abalone Noodle 鮑魚麺というもので、これはレトルトの小さなアワビが付いていた。 続きを読む No.6026 日清食品 カップヌードルリッチ あわび風味オイスター煮込み

No.6025 エースコック New Udon Style ごま香る担担うどん

No.6025はエースコック、New Udon Style ごま香る担担うどん。昔からエースコックはうどんや蕎麦の和風麺があまり得意ではなく、マルちゃんの赤い~シリーズとか日清のどん兵衛のような定番ブランドを持てずにいた。

しかしそうした重い老舗の看板を背負っていない分、自由な製品企画ができるのではないかとも想像する。今回の品のようにノンフライの坦担味というのは赤い~シリーズやどん兵衛では昔からの忠誠心が高い顧客の反発を考えると、なかなか実現できないものであろう。 続きを読む No.6025 エースコック New Udon Style ごま香る担担うどん

No.6024 味丹(Taiwan) 味味A 香辣牛肉湯麵

No.6024は台湾の味丹企業、味味A 香辣牛肉湯麵。英語の表記はVedan、WeiWei A Artificial Hot Beef Flavor。辛い人工牛肉風味かあ。英語が併記されていること、バーコードのフォーマットがEANではなくUPCであることから北米向けの輸出仕様だな。

味味Aは1980年代から続いている伝統ある庶民的ブランドであるが、子供だか宇宙人だか判らないような丸顔のマスコットキャラクターは比較的最近(10年以内)に設定されたものみたい。 続きを読む No.6024 味丹(Taiwan) 味味A 香辣牛肉湯麵

No.6023 五木食品 久留米ネギとんこつラーメン

No.6023は五木食品、久留米ネギとんこつラーメン。100均のダイソーで入手した二食入りの棒状乾燥麵であり、一食当たりは50円(税抜)。五木食品としては他にあまり例の無い粉末スープを採用することでコストダウンを図ったのかな。

同社のWebサイトを調べた限りではこの製品の情報は何も載っていないので、オープンプライスの安売り専用商品なのだと思われる。しかしその割にはパッケージの裏面に「五木食品」でWeb検索をかけることを推奨しているのがちょい不思議。 続きを読む No.6023 五木食品 久留米ネギとんこつラーメン

No.6022 麺のスナオシ 麺’s ご当地シリーズ 喜多方醤油ラーメン

No.6022は麺のスナオシ、麺’s ご当地シリーズ 喜多方醤油ラーメン。ありゃ?「ご当地シリーズ」ってフレーズは大黒食品工業もよく使っていたよなあ。最近取り上げた中ではNo.5866横浜とかNo.5923東京とか。あとウチでの試食記は無いけどサンヨー食品に「いちどは食べたいご当地シリーズ」なんてのもあったし、製品名じゃないけどシリーズ名としてヤマダイもこの言い方を使っている。

まあどこかの商標じゃないなら製品名に使うのは勝手なんだだろうけど、スナオシと大黒は会社の立ち位置が似ていると個人的に感じているので、わざわざ同じ言葉を用いることに妙に反応してしまったよ。 続きを読む No.6022 麺のスナオシ 麺’s ご当地シリーズ 喜多方醤油ラーメン

No.6021 サッポロ一番 和ラー 北海道根室 かにの鉄砲汁風

No.6021はサンヨー食品、サッポロ一番 和ラー 北海道根室 かにの鉄砲汁風。「みそ」は製品名に含まれず、あくまで地方の料理や食材が看板になっている。本シリーズはラーメンで日本を征服してしまえという野望を秘めたプロジェクトなのだがまだ五種類(現行販売は三種類)しかないから先は長そうだな。

フタには高らかに1000万食突破の祝い文章が。すごいねえ、仮に期間を半年として一日5.5万食か。さらに日清のカップヌードルリッチは7か月で1400万食(2016年11月発表)だそうで、たて型カップの勢いがいいんだな。となるとマルちゃんじゃないMaruchan QTTAの状況が気になるところでもある。 続きを読む No.6021 サッポロ一番 和ラー 北海道根室 かにの鉄砲汁風