カテゴリー別アーカイブ: 101日清食品

No.7495 日清麺職人 喜多方ラーメン

No.7495 は日清食品、日清麺職人 喜多方ラーメン。日清食品のサイトには載っていない、イオン系列専売のご当地麺シリーズ。

同種の製品は過去No.7195で沖縄風そばを紹介しており、最近では柚子香る鯛だし塩(愛媛)という品が発売されたばかり。期間限定と書かれているが、今回の品は昨年10月に発売したものを今年の4月に購入したので、半年間ぐらいは売り続けられるみたい。というか半年毎に製品を入れ替えるのかもしれんな?

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No.7485 日清麺職人 柚子しお

No.7485は日清食品、日清麺職人 柚子しお。麺職人の塩味を食べるのは2015年以来9年ぶり。このときは「鯛だし」をセリングポイントとしていたが、期間限定品だったらしく間もなく消滅。今回の品には鯛の「た」の字も書かれておらず、製品としては全くの別物だろうとして今回試食を行った。

▲日清麺職人 香る鯛だし和風塩(2015年)

と同時に本製品の直接的な競合といえるマルちゃん麺づくりの塩味も長い間食べていなかったこともあり、今回の麺職人と次回の麺づくりのそれぞれ塩味を連続で試食し、各々の違いを浮き上がらせてみようと画策した。お求めやすい価格帯の塩味ノンフライカップ麺は、どのように個性を打ち出しているのか?

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No.7465 日清の最強どん兵衛 鴨だしそば

No.7465は日清食品、日清の最強どん兵衛 鴨だしそば。普通のどん兵衛の税抜希望小売価格が236円なのに対し、デラックス版たる「最強」になると280円と18.6%跳ね上がる。しかし先行して出ている最強のどん兵衛かき揚げそばを食べた際(2022年6月、No.7095)、麺もつゆも具も明らかに普通版よりも価格の差以上に質感が良くなっていることを確認。こういうのが欲しかった!この路線はイイぞ!と高く評価した(★3.5)。

なので今回の鴨だしそばにも強い期待をしてしまうのだが、一方鴨だしと鶏つくねでどこまで質感を引き上げてくれるのか、皆目見当が付かないよ(麵は最強のかき揚げと同等だろうと推測)。

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No.7415 日清食品 咚兵衛油豆腐烏龍麵(台湾向けどん兵衛きつねうどん)

No.7415は(日本の)日清食品、咚兵衛油豆腐烏龍麵。台湾向け輸出仕様のどん兵衛きつねうどん。香港の日清食品が企画して、日本の日清食品で生産し、台湾の商社正暉(Falken)が台湾で販売するもの。

▲製造廠商:Manufacturers
經銷商:Dealer
台灣進口代理商:Taiwan import agent

日本の大企業による即席麺の輸出は極めて少ないが、和風麺に関しては在留邦人需要があるためか、東洋水産等でいくつかの実施例がある。

▲緑のたぬき輸出仕様(2019年、豪で入手)
今回の品(台湾専売)とは違い、英語表記による多国籍対応
赤いきつねも同様の輸出仕様が存在する
フタの周囲が白いのはだいぶ昔のグラフィックだな

カップ側面には主要材料の産地が県名まで記載されており、それによると原産地は山口縣(県)だから下関工場だね。

▲油豆腐(油揚げ)は滋賀県産、
粉末スープと七味唐辛子は広島県産

開封するとスープの小袋は日本語表記のみで、台湾向け仕様のため新規に味を開発した訳ではなさそうだ。そして粉末スープには「147」の識別番号があり、これは西版のきつねうどんに継続して付いているものみたい(識別番号が何を意味するものか把握していないので誤解があるかも)。一方で七味には随分前から日本国内版に付いている「彩り」の一言が無い。印刷色は老眼に読み辛い薄緑。

▲スープの識別番号「147」は西版きつねうどんらしい
このターコイズブルーの印刷色がいつ頃のものか
思い当たる人は教えて下さい

ということでこの台湾向け輸出仕様は少し前の西版を基に外装の中文化を施したもの、と暫定的に結論づける。謎解きが楽しい。

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No.7405 日清食品 カップヌードル 担担

No.7405は日清食品、カップヌードル 担担。最近のウチにしては珍しい有名ブランドの新製品(とはいえ発売は8月末)の試食。

普段海外モノや北海道のローカル製品を主として食べていると、たまには売れ筋の新製品が食べたい!という欲求が腹の底からマグマの如く沸きあがってくる。その時現れたのがこのカップヌードル担担。私の野生の勘としてこれはかなり中身に期待できそうだと閃き、短期間で終売になる危険もあるので早急に確保した。

なおウチは担々味のカップヌードルで2000年に旨ダレ中華担々、2008年に四川風担々、2018年に肉食リッチ贅沢肉盛り担々麺を紹介している。東洋水産に多い担「担」表記は日清では極めて珍しい。(ウチの記録では過去にGooTaの一件だけ:国内限定)

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No.7355 日清食品 北のどん兵衛 きつねうどん [北海道]

▲左が北のどん兵衛、右が日清のどん兵衛 [東]
違いは何箇所あるでしょう?
写真は一箇所として、私は十箇所見つけた(文末参照)

No.7355は日清食品、北のどん兵衛 きつねうどん [北海道]。どん兵衛のきつねうどんには北のどん兵衛の他に東版と西版が存在する(最近出たPROとかSalt offとかあっさりは除く)。今回は東版との同時試食を行なった。なお北のどん兵衛は北海道へ行った時に食べた経験はあるが、試食記を書くのは今回が初。

二つを見比べると、うどんをすくい上げる箸の部分は同じだが、本体部の写真は別物だね。下部に「北の」は北海道の地図が描かれているが東版は無く、そこには妙にたくさんの七味唐辛子が散らされている。右下の青い丸枠内でWだしは「北の」が鰹節ⅹ利尻昆布、東版は本鰹ⅹ宗田節になっている。イラストも違うな。

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No.7325 日清食品 北のどん兵衛 鴨だしそば(北海道限定)

▲左が北のどん兵衛、右は日清のどん兵衛(北海道除く全国版)
調理例写真は同じものだが、切り出し方が違う
北海道の地図には利尻・礼文・北方領土もしっかり含まれる

No.7325は日清食品、北のどん兵衛 鴨だしそば。北海道限定。

日清食品と東洋水産の和風麺は味を地域によって何通りかに分けていることが良く知られているが、それはあくまでメジャー製品であるきつねうどん&たぬきそばの話。それ以外の製品について東洋水産はほぼ全国一律なのに対し、日清のどん兵衛は北のどん兵衛(2009年10月発足)と称して北海道限定品を持っている。それが今回の鴨だしそばであり、他にカレーうどん・きつねそば・天ぷらうどん(かき揚げ天ぷらうどんではない)がある。北海道に関しては日清の方が対応が手厚いね。

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No.7295 日清食品 完全メシ 豚辛ラ王 油そば

No.7295は日清食品、完全メシ 豚辛ラ王 油そば。完全メシは様々な栄養素を満遍なく摂取できるという機能性を特徴とする新しいブランドで、カップ麺だけではんくカップ飯、シリアル、スムージー、冷凍食品等の広範な製品群で構成される。一方で本製品はラ王ブランドも兼務しており、健康配慮型の製品だけど味はラ王クオリティだよ、ちゃんとしているよと訴えている。

油そばというとギトギトした油に過剰な塩、調味料を惜しみなくドバドバ入れた濃い味で、寿命を削る覚悟で食べるいかにも健康に悪そうな食べ物のイメージがある。なのにこの製品は食べても九割の管理栄養士さんがニコニコ微笑んで見守ってくれるのだ。現代人の福音たるか?

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No.7255 日清のどん兵衛 赤鬼紅生姜天そば

No.7255は日清食品、日清のどん兵衛 赤鬼紅生姜天そば。1月に発売された製品で、短期で終売になると思っていたが、現時点で同社サイトには製品情報が残っており、流通在庫もあるようだ。本製品は「節分そば」にちなんだものだそうだが、節分にそばを食べる習慣があるなんてちっとも知らなかったよ。イベント連動型の食品は豆と恵方巻きだけでもう十分にお腹いっぱい、という気分。

丁度昨年の11月に東洋水産が同じ紅生姜入り天ぷらを使った「マルちゃん 赤い天ぷらそば」を出しており、同時に食べて比較してみた。こちらはプレスリリースを読む限り、節分そばは意識していない様子。(赤い~の試食記は次回No.7256で紹介)

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No.7225 日清麺職人 濃いだし あごだし

No.7225は日清食品、日清麺職人 濃いだし あごだし。醤油味ではあるが、日清麺職人にはただの醤油味も存在し、これは鶏ガラを主体とする王道を行く製品になっている。これに対して今回の品は焼あご(トビウオ)だしを使った、ちょっと脇道にそれたような位置付けにあるといえよう。太い幹線道路を行くよりも、細い旧道を巡る方が面白いこともあるだろうし。

今回の品は昨年9月に買ったもので、フタには紅葉したもみじの絵が添えられているが、これはあくまで秋限定の彩りであり、現在販売されている品はもみじが消されている(中身はたぶん同じ、あごだし以外の味も同様)。販売店も新旧を混在させないように在庫管理が大変だね~。

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