No.7910 寿がきや食品 みそ煮込

No.7910寿がきや食品、みそ煮込。1966年9月の発売で、もうすぐ還暦を迎えるご長寿製品。私にとって2011年以来15年ぶりの試食となる。カップ版なら2021年に食べているんだけどね。あと袋でノンフライ麺の八丁味噌煮込うどんという高級バージョンも存在する。

▲昔のみそ煮込(1984年5月製造)
この頃はゆで時間の指示が4分(現在は6分)

私がこの製品を初めて食べたのは1984年のこと。苦味すら感じる馴染みのない味噌味に当惑したというか、正直言って良い印象を持たなかった。しかし何度か食べるうちに徐々に緊張が解け、良さを理解できるようになってきた。

そして外食時メニューにみそ煮込みがあれば好んで注文する人になってしまった。即席麺を契機として食の世界が拡がった好例だと言えよう。

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No.7909 Tops (India) Masala Instant Noodles

No.7909はインドのG.D. Foods、Tops Masala Instant Noodles。質量50gの小柄な製品。昨年末のインド遠征の直前に可能な限り同国の即席麺を調べたが今回の品は引っ掛かからず、現地で初めて遭遇した。そして私はこうした予期せぬ出会いに至極の喜びを感じるのだ。

一方、Topsというブランド名は一寸引っかかる。インド日清にはTop Ramenという製品ラインがあり、末尾に’s’が付くか否かの違いしかない。G.D. Foodsの創業は1984年とのことで、同国では日清よりも先なのかもしれないが、米国日清はTop Ramenという名の製品を1970年に出しているんだよね。

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No.7908 Lucky Me! (Thailand) Pancit Canton Original Flavor

No.7908はタイのMonde Nissin Thailand、Lucky Me! Pancit Canton Original Flavor。外装が刷新されたが、Lucky Me!ってフィリピンの即席麺ブランドだよね?という認識の人は多いだろうし、実は私もそうだった。だが裏面に記載された製造国はタイ。調べたところ、輸出製品に関してはタイの子会社に製造を移管していたのだった(EANコードの国籍項はフィリピン(480)のまま)。

▲Monde Nissinといっても日本の日清食品とは無関係

過去の試食品を見返したら、実は2024年に食べたLucky Me!二種類(旧パッケージ)もタイ製だった。試食当時は全然気付かなかったよ。なおフィリピン国内市場向けはフィリピン製である。

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No.7907 Yac’s x サッポロ一番 ホワイトガウラーメン ミルク味噌味

No.7907サンヨー食品Yac’s x サッポロ一番 ホワイトガウラーメン ミルク味噌味。Yac’sは主に千葉県で展開するドラッグストアのチェーン店で、ホワイト「ガウラ」ーメンは袖「ケ浦」市のご当地ラーメンの名前である。

▲ガウラくん

フタの左上に描かれているのは同市マスコットキャラクターの「ガウラ」とのこと。同市では酪農業が盛んなことから、ミルクを使ったラーメンを市中の店舗で供給し、町興しに役立てているものらしい。

この製品は2025年11月の発売で、販売はYac’sドラッグや同市の観光施設等の狭い範囲に限定される。今回の個体は知人からの頂き物で、貰って初めてこんなラーメンがあるのかと知った次第。

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No.7906 Nissin Foods (India) Top Ramen Atta Masala Noodles

No.7906はインドのIndo Nissin Foods、Top Ramen Atta Masala Noodles。Attaは全粒粉小麦のこと。インド日清によるTop Ramenを紹介するのはこれが三度目だが、以前紹介した二製品は定価が10INR(約17円、実売価格は若干安い)で内容量が40gという、子供向け製品だと思われるもの。

一方で今回の品は健康志向かつ高級とされる全粒粉小麦を使い、買い値が26.04INRで内容量が70gという、異なる世界の製品だと言えよう。なのに同じTop Ramenというブランドを使う必然性があるのか?ブランドイメージがボケるのでは?と疑問を持った。

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No.7905 江崎製麺 福島ラーメン しょうゆ味

No.7905は福岡県の江崎製麺、福島ラーメン しょうゆ味。元々は福岡県の福島町(現在の八女市)にある福島製麺製粉所という会社が1960年に発売した製品で、東北の福島県とは無関係。これを江崎製麺が引き継いで現在に至るが、事業継承の時期は不明。私のコレクションには江崎製麺による1984年1月製造の袋が残っている。

▲昔の福島ラーメン(1984年1月製造、製造は江崎製麺)
現在に至るまで基本レイアウトは不変
誇らしげに上部を飾る「INSTANT COOK」が泣かせるねえ
「煮込み三分味自慢」はどこかで聞いた言葉だな

1984年のパッケージも今回の品も袋の上部に「Instant Cook」と記されており、これは日清食品チキンラーメンが世に出た際にも書かれていた言葉。即席麺黎明期の息吹が感じられるね。

その後2000年に食べて以来、今回は26年ぶりの試食となる。以前食べた記憶は殆どふっ飛んでしまったよ。

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No.7904 Sunfeast (India) YiPPee! Noodles Magic Masala

No.7904はインドのITC Limited、Sunfeast YiPPee! Noodles Magic Masala。インドでよくある麺塊が剥き出しの状態で四個入っているパッケージ。この方式の欠点は麺同士が擦れたり外力を受けて損傷しやすいことで、先日のインド遠征の収穫として持ち帰った四個パック製品は開封したら砕けて粉々になっている個体を多数確認した。

だが今回の品は麺を覆うようにボール紙で囲んで保護する構造になっており、麺の崩壊をある程度防ぐようになっている。実際開封しても麺の欠けは比較的少なかった。若干のコストアップになることは明白だが、顧客の落胆を防ぐ同社の親切設計だと言えるだろう。

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No.7903 Maggi (India) Korean BBQ Veg Noodles

No.7903はインドのNestlé India、Maggi Korean BBQ Veg Noodles。インドの即席麺市場をリードするMaggiブランドですら韓国風味の製品を出しているのか、と思われる方も多いだろうと思うが、これがインド即席麺の現在の流れなのである。Koreanと銘打つ製品を出せば、それなりの売上が見込めるのだろう。

ただ、Koreanと銘打っていても単に唐辛子の刺激を突出させただけで、韓国料理とはあまり縁が無さそうな製品が多いのも事実。王者Maggiたるもの、そんな安直な製品は出さないだろうという期待があるのだが、どうだろうか?バーベキューっぽさの方が優っていたりして。

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No.7902 明星 中華三昧 重慶飯店 麻辣湯麺

No.7902明星食品、明星 中華三昧 重慶飯店 麻辣湯麺。2025年8月の発売で、ウチでは2022年にこの製品の先駆けとなる麻辣火鍋麺を紹介して、麺もスープもしっかりして華麗な一方、少々辛さに振り過ぎた味だなあと感じたもの。

▲明星 中華三昧 重慶飯店 麻辣火鍋麺
(2022年試食、辛さレベル4)

そのため食べる人を厳しく選別する一面を持ち、醤油や塩味など既存の中華三昧に親しんだ人が拒絶反応を呈する危険性があり、無責任にはお勧めしかねる製品だと思っていた。

今回の品は重慶飯店監修という点は同じだが、製品名の火鍋麺が麺になり、辛さレベルが4から3へと軽減され、先代よりも若干マイルド化されたものと想像する。今回の品で中華三昧麻辣麺の庶民への解放は為されるのだろうか!?

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No.7901 Acecook Việtnam (Việtnam) Hảo Hảo Sate Onion Flavour

No.7901はベトナムのAcecook Việtnam、Hảo Hảo Sate Onion Flavour。輸出版パッケージで裏面の説明書きは英仏独蘭チェコの五カ国語併記。2015年以来11年ぶりの試食。

▲Acecook Việtnam Hảo Hảo Mì hương vị sa tế hành tím
(2015年に試食、当時はVina Acecook銘が付く)

ベトナムに進出したエースコックがこのHảo Hảoシリーズで大ヒット(2000年〜)、ベトナムの即席麺市場No.1に躍り出る原動力となった。

 

さて、Sate(サテ)味は東南アジアの料理でよく聞く名前で即席麺の味の名前にもあるが、国や地方によって中身は結構異なる。ベトナムのSateは辛味調味料で、一般的には海老が主な原材料なのだが、今回の品は玉ねぎが主役であり海老は使われていないようだ。

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