No.7340 セコマ ニンニク鶏白湯ラーメン

No.7340はセコマ、ニンニク鶏白湯ラーメン。製造はヤマダイ。

セコマブランドのカップ麺は縦型がエースコック、どんぶり型はヤマダイ、焼そば等湯切りを要するものは東洋水産、という委託製造会社の振り分けをしているようだ。製品の種類が多く、またローテーションも盛んにやっているので、たまに挑戦的なものやヘンなものも出てくるから面白い。それはカップ形状の種類には依らないので、おそらく製品の企画はセコマ側が主導して行っているんだろうなあ、と想像する。

主な販売地域が北海道に限定され(あと一部茨城と埼玉)、購入の敷居がちょっと高いことも収集家の心に火を点ける。

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No.7339 KOKA (Singapore) Signeture Tom Yum Flavor

No.7339はシンガポールのTat Hui Foods、KOKA Signeture Instant Noodles Tom Yum Flavor。漢字表記は泰式酸辣味。

同社は1986年に即席麺の製造を開始。1999年にそれまで田舎臭くて野暮ったかったKOKAブランドの即席麺に加え、都会的で垢抜けた雰囲気のパッケージを身に纏い登場したのがこのSignetureシリーズ。以降デザインの変更は最小限だが、今見ても洗練されていると思う。本シリーズは化学調味料不使用であることも大きな売りである。今回のトムヤム味を私が食べるのは15年ぶり。作り方説明を見るとゆで時間が3分→2分に短縮されているな。

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No.7338 マルタイ 棒冷やし中華

No.7338はマルタイ、棒冷やし中華。今年の二月に数量限定で発番された製品。

黄色い袋でお馴染みのマルタイ棒ラーメンには冷し中華の作り方が載っているが(時期によっては省略されているものもある)、この場合は砂糖と醤油と酢を別途用意する必要があり、即席とは言い難い障壁となっていた。実際私は普通の棒ラーメンで冷し中華を作った経験がない。

▲普通の棒ラーメンで冷し中華を作る説明書き
(かなり昔の袋)

今回の品は冷し中華専用スープによりこうした手間が省かれて、私のようなズボラな人間にとっては作る際の敷居がうんと下げられている。更に、麺を冷やさずに卵黄を載せる釜玉風アレンジも提案されており、棒ラーメンとは違う魅力をアピールしているではないか。

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No.7337 ペヤング ディアーヌードル しお味 復刻版

No.7337はまるか食品、ペヤング ディアーヌードル しお味 復刻版。20年前のアノ製品が遂にいま、蘇えった!と言うべきところなのかもしれないが、基本はペヤングヌードルの下に位置する廉価版製品で、20年前に出た時もさしたる話題にはならなかった。なのでなぜ今復刻したのか?と疑問が湧く。

▲元祖ディアーヌードル(2003年、みそ味)の
立体フタとその裏面

今回の品の栄養成分を眺めて「ん!?」と目が止った。塩分相当量が9.7gもあり、これは即席麺としては突出して多い値である。ちなみに姉妹品のしょうゆ味は5.3gと普通、みそ味は8.6gで結構多め。最初誤植かと思ったがみそ味も多いんだよなあ。なお20年前のみそ味はナトリウム量1.8gの換算で4.57g、だいぶ違うね。

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No.7336 マルちゃん ダブルラーメン みそ (北海道限定)

No.7336は東洋水産、マルちゃん ダブルラーメン みそ。小樽の工場で生産される、北海道限定販売製品。一つのパッケージに麺とスープが二食分入っている。他にしょうゆとしおがあるが、みそ味は私にとって25年ぶりの試食となる。なお25年ほど前には姉妹品として「焼そばダブル」が存在した。

▲1998年頃のダブルラーメンみそと同時期の焼そばダブル
味は「北京風」である。

Wikiによると、しょうゆ(味)の発売が1964年9月、みそが1975年1月、しおが1998年1月だそうだ。もう結構な長寿商品なのだが袋めんの五個パック販売が一般化した今においては絶滅危惧種でもあるね。麺の質量は一個当たり85gで一回の食事としてはやや少なめ。でも二個食べるとなるとちょっと多過ぎるんだよなあ。

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No.7335 Unox (Nederland) Good Noodles Chili (Cup)

No.7335はオランダのUnilever Nederland、Unox Good Noodles Chili (Cup)。ここの即席ラーメンは昔から袋もカップも全製品が青基調のパッケージである(即席パスタは薄緑色)。正直あまり食欲を喚起させる色だとは言えないのだが、一目でUnoxのラーメンであることを認識できる効果はある。

背景色同様あまり美味しそうに見えない調理例写真は箸ではなくフォークで麺をすくい上げている。このことからアジアっぽさを売りにした製品ではなく、あくまで欧州の食べ物として企画されたものなのだろう。

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No.7334 苫食 苫小牧カレーラーメン

No.7334は苫食、苫小牧カレーラーメン。同社は名前から想像できる通り北海道苫小牧市にある会社で、生麺や乾麺でうどん等を生産している。だが今回の品に関しては外部の協力を得ていて、実際の製造は麺:菊水、スープ:アイビック食品、スパイス:サッポロ食品サービスという布陣。

とまこまいカレーラーメン振興局(TCRS)とのコラボ企画。同市では学校給食にカレーラーメンが供されるとのことで、羨ましいなあ。文化庁100年フーにも認定されている。

パッケージには金メタリックで大きな北海道の地図。これ、自分や周囲の物が歪んで映り込みやすく、写真を撮るのが極めて難しい。満足できる写真を撮るのに30分は費やしたよ。

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No.7333 वाइवाइ / WaiWai (Nepal) 123 Noodles Vegetable

No.7333はネパールのCG Foods、वाइवाइ (WaiWai) 123 Noodles Vegetable。日本語表記版。同社はネパールの巨大コングロマリット、Chaudhary Group傘下にある。

Thai Preserved Food Factory社より技術供与を受けて即席麺の製造を始め急成長。インドにも工場を建て、南アジアで大きなシェアを占めるに至る。新大久保辺りのアジア食材店でこのパッケージを見掛けた際、中央にネパール語のデバナガリ文字で「वाइवाइ」と書かれていたらネパール製、「WAIWAI」と書かれていたらインド製の証。右上の緑の日の丸はベジタリアン向けの印。他にチキン味もある。

なお製品名の「123」は、①麺をそのままボリボリ食べる、②丼お湯入れ方式で作る、③鍋でゆでて作る、の三方式どれでもOK、という意味。

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No.7332 at LOCAL しほろ牛出汁黒みそ拉麺

No.7332はat LOCAL、しほろ牛出汁黒みそ拉麺。同社は北海道河東郡士幌町(帯広の北)にある「道の駅ピア21しほろ」を運営する企業。今回の品は道の駅で扱うご当地ラーメンという位置付けである。製造は旭川の北海製麺で、姉妹品として「しほろ牛出汁豆乳担々麺」もある(未購入)。

面白そうなラーメンがあると思って手に取ってみるとズシリと重い。一瞬生麺かと思ったが、麺の部分が硬い乾麺だった。裏面の記載を見ると液体スープの質量が75gもあるとのこと。経験上、粉末でも液体でもスープの袋が大きな即席麺には外れが少ない。無理な濃縮をせずに、自然な味や香りを維持しやすいのだろう。食べる前から期待が膨らむ。

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No.7331 VIFON (Vietnam) Bún Giò Heo

No.7331はベトナムのVietnam Food Industries、VIFON Bún Giò Heo。Bún は米粉を押し出して作る麺。Giò HeoはGoogle翻訳ではポークソーセージと出てくるが、製品にかかれる英語表記はPork Knuckles Flavor、ナックルは関節かな?さらに同社サイトの英文ページではInstant Rice Vermicelli Pig’s Feet Flavourと記載されており、豚足だね。

私にとってあまり馴染みのない部位の名前なのだが、結局どうもすね肉の辺りを指すらしい。まあレトルトの具が付いている訳でもなく、単なるポーク味と思っていいようだ。

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