No.6293 マルちゃん 五目あんかけ風 激めんワンタンメン


No.6293は東洋水産、マルちゃん 五目あんかけ風 激めんワンタンメン。北海道・東北・関東・静岡のみの限定販売品。

この製品は不思議なことに東洋水産のWebサイトを探しても製品情報が全く載っていなかった(「五目」ではないただのあんかけ風ならば検索で出てくる)。一方で「2016年マルちゃん即席めんのご案内」という紙媒体の冊子にはちゃんと載っている。テスト販売のようなものなのだろうか?

今年の4月に山形県で購入したもので、この時点ではまだ通販でも購入可能だったのに、現在はもう終売になってしまった模様。この試食記を読んで食べたくなっても、入手するのは難しいよん。

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No.6292 Newgate (Germany) Instant Noodles Barbecue Beef Flavour


No.6292はドイツのLidl Stiftung & Co. KG.、Newgate Instant Noodles Barbecue Beef Flavour。この品はスウェーデンで入手したもので、文章はスウェーデン語およびフィンランド語の併記。もちろん私はこの辺の言語などチンプンカンプンなので、Google翻訳様の助けを得ながら解読することになる。

裏面の文章をよ~く見ると中国産との記載が。中国はスウェーデン語で「Kina」、フィンランド語で「Kiinassa」、冒頭の語がCではなくKなのでなかなか気付かなかったよ。欧州の即席麺で原産国が明記されているものは珍しいが、非EU圏の製造であるからなのかもしれない。

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No.6291 Nissin Foods (Thailand) Minced Pork Flavour Bag Type

No.6291はタイの日清食品、Minced Pork Flavour。タイ語で製品名を書くとรสหมูสับとなり、ムーサブ(Moo Sub)と呼ばれる豚の挽肉を炒めた料理の味(รส)、ということになる。タイでは大抵の即席麺メーカがミンチドポークまたはムーサブ味をラインナップに持っており、一般的な料理なのだろう。

タイに於いて単品の即席麺は訳あり品でない限りスーパーでもコンビニでも定価で売られるのだが、この製品は6.0BでMAMAやYumYum、WaiWaiと同価格。日本の日清食品は即席麺を発明したから特別なんです~、なんてプライドは捨て、ガチンコの勝負に出ている(そうせざるを得ない状況である)ことが伺える。

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No.6290 イトメン 山菜そば


No,6290はイトメン、山菜そば。1986年に発売され、もう30年以上の長い歴史を持つ製品。

実はこの製品を出す以前からもイトメンは山菜入りのカップそばをいろいろ出していて、私のコレクションにはたぶん1980年度初頭のものと思われる「山芋つなぎ 山菜そば」がある。これを食べた時、具としてワラビが入っていることに軽い感銘を受けたものだった。

ちなみに1986年の発売から2000年を過ぎるころまでは「イトメンの二八そば」というサブネームが付いていて、その時からJANコード(4 901104 302518)はずっと不変である。30年も同じ番号を継続して使い続ける製品って、そう沢山は無いはずだ。

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No.6289 明星食品 中華三昧 広東風醬油拉麺

No.6289は明星食品、中華三昧 広東風醬油拉麺。1981年10月にこの中華三昧が登場し、それまでの即席麺に対して少々高額であったけれども、その価格差以上の満足感を得られる内容に日本全国の即席麺ファンが湧き立ったものだった。

もちろん私もその例外ではない。大学生の時分、ボロ下宿の四畳半がまるで中華料理店に様変わりしたような多幸感は鮮烈な経験であり、そしてそれまで私が漠然と抱えていた即席麺に対する興味、愛情、執着といった感情的なものをハッキリと認識できるようになったのである。現在即席麺に関する文章を書いたりしている私にとって、中華三昧の登場は間違いなく人生の大きな節目となる「大事件」であった。

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No.6288 Maggi (Spain) Fusian Yakisoba Classic

No.6288はスペインのNestlé España S.A.、Maggi Fusian Yakisoba Classic。その実体はソース味の焼そば。ネスレのウクライナ工場で集中生産を行い、パッケージの仕様を替えながらスペインのみならず様々な国へ輸出される製品。

欧州へ即席焼そば文化が大々的に展開されたのはドイツの日清食品が2012年に「Soba」を発売したのがきっかけである(と思う)。なので歴史といってもたかだか6年、クラシックもクソも無いだろうと一瞬思ったが、これは源流である日本のソース焼そばに敬意を払ってのネーミングであることに気が付いた。いわば「本場Japónの味」てなところか。

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No.6287 マルちゃん マイク・ポップコーン焼そば バターしょうゆ味

No.6287は東洋水産、マルちゃん マイク・ポップコーン焼そば バターしょうゆ味。姉妹品として「マルちゃん マイク・ポップコーン バターしょうゆ味 ワンタン」があり、またジャパンフリトレー社は「マイクポップコーン ワンタンしょうゆ味」とういう製品を発売する、いわば双方向コラボ企画とでもいうものである。ちなみにこれらはもう全て終売になっているようだがこの焼そばに関してはまだ若干の市中在庫があるようだ(先週見た)。

マイク・ポップコーンは現在ジャパンフリトレー社が販売していることもあり、てっきり海外から入ってきたものだと思い込んでいたけれど、実際は1957年に日本で生まれたブランドである。即席麺よりも一年先輩なんだ。

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No.6286 Knorr (Nederland) Asia Snack Beef Taste Noodles

No.6286はオランダのUnilever、Knorr Asia Snack Beef Taste Noodles。デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランド語表記のスカンジナビア向け製品。

Knorrの袋即席麺はこの地域へAsia Snackシリーズ(全三種類)しか発売しておらず、少し前に紹介したポーランド向けのようにチーズだのポタージュといった洋風シリーズは持っていない。その他の国々でも状況は様々で、やっぱ欧州といっても一枚岩ではなく地域によって嗜好の違いがいろいろあるようだ。

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No.6295 国分グループ本社 Tabete だし麺 長崎県産炭焼きあごだし醬油ラーメン

No.6285は国分グループ本社、Tabete だし麺 長崎県産炭焼きあごだし醬油ラーメン。長い製品名だなあ。「あご」はトビウオのこと。

最近のi-ramen.netは在庫と賞味期限の関係上海外製品比率が高く、8月に入ってから15種類を紹介した中で国産製品を扱うのはこれでやっと三品目。海外製品を食べるときは、美味しさよりも珍しさや違和感を楽しむという要素が大きいものだが、やっぱり日本人として偶には国産の美味い即席麺を食べたい衝動に駆られることがある。国分のだし麺シリーズはこれで六回目の試食となるが、今までハズレは無かったので今回も期待してしまうな。

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No.6284 MAMA Cup (Thailand) Moo Nam Tok Flavour

No.6284はタイのThai President Foods、MAMA Cup Moo Nam Tok Flavour。ムーナムトックは豚の血を使ったスープのことで、同じMAMAの袋麺版をNo.6226で紹介している。「血!?」といってサッと引いてしまう人もいるかもしれないが、実際のところはレバーが食べられる人ならそう違和感がないだろうと思う。

MAMAの製品はタイ国内仕様と輸出仕様を結構明確に分けているのだが、タイ国内仕様でも作り方の説明に英語を併記してあるものが結構多いのに対し、この少し癖のあるムーナムトック味は袋もカップもタイ語のみであり、外国人の需要をハナから考えていないことが伺える。たしかイエンタフォ味もそうだったな。

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