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No.7290 Nissin Foods Kft. (Hungary) Cup Noodles Spiced Curry

No.7290はハンガリーのNissin Foods Kft.、Cup Noodles Spiced Curry。フランス市場向け製品で表記もフランス語のみ。Curry Japonaisと書かれているので和風のカレーだね。

欧州の日清製品を紹介する際は国籍をどこに設定するかでいつも悩ましい。欧州の生産拠点は現在ハンガリーに集約されているが、営業の本拠地はドイツにあり、今回の品はフランス市場向け。今までウチの試食記はドイツ扱いにしたり販売国にしたりと都度判断がブレていたのだが、今後とりあえずEANコードの国籍項を製品の国籍として取り扱うものとする(今回は国籍項が599でハンガリー)。とはいえ様々な例外事情もあって複雑なんだよなあ。

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No.7289 白象食品 (China) 汤好喝 招牌猪骨汤面

No.7289は中国の白象食品、汤(湯)好喝 招牌猪骨汤面。猪は豚のことで豚骨ラーメン。高級感があるパッケージ。

白象食品は中国の即席麺製造企業で三番手あたりに位置するが、中国の市場規模自体が世界の中で図抜けて大きいので、その生産量も膨大である。一方で同じ中国の上位二傑、康師傅や今麦郎の製品は昔から日本へ入っていたが、この白象は名前は知っていても入手できずにずっと悶々としていた。結局私は2016年のシンガポール遠征で初めて同社の製品を購入。さらに先日国内で売られているところに遭遇し買ったのが今回の品で二回目の白象体験。知らなかったことが少しずつ明らかになっていくのはとてもワクワクするね!

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No.7288 Acecook Vietnam (Vietnam) Nhịp Sống Hủ Tiếu Khô Hương vị Nam Vang

No.7288はベトナムのAcecook Vietnam、Nhịp Sống Hủ Tiếu Khô Hương vị Nam Vang。フーティウ ナンバン(南旺)味。フーティウは米粉麺の一種で、本来は半乾燥の状態で流通するものだが、今回の品は即席ということで乾いて(=Khô)いる。

ナンバンとはカンボジアの首都プノンペンのことで、ここからベトナムへ伝わったとのことだが、何味のスープなのかは調べてもハッキリとは判らなかった。だが私はこのような情報の少ない即席麺を食べることに無上の喜びを感じるのだ。パッケージの調理例写真には豚らしき肉とエビや玉子が写っており、ここからいろいろ想像してみよう。

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No.7287 Reeva (Vietnam) Mì Lẩu Nấm Hải Sản

No.7287はベトナムのUniben Foods、Reeva Mì Lẩu Nấm Hải Sản。海鮮マッシュルーム火鍋麺。レトルトのきのこパック付き。ベトナムでも海鮮味の即席麺は青をパッケージの基調色とする製品が多いね。

同社の3 Miếnというブランドの製品をNo.7276で紹介したが、今回のReevaというブランドを食べるのはこれが初めて。即席麺のシェアとしては3 Miếnには劣るけども、大きなスーパーへ行くと普通に置かれている。小柄なパッケージに小さなレトルトの具が付いているのが特徴のようで、小さなプレミアム品という位置付けかな?

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No.7285 Paldo Vina (Vietnam) Koreno Premium Mì Hải Sản Cay

No.7285はベトナムのPaldo Vina、Koreno Premium Mì Hải Sản Cay。ピリ辛海鮮ラーメン。

同社は韓国のPaldo(팔도、旧韓国ヤクルト)が即席麺や飲料等の現地生産を行うためベトナムに設立した会社。韓国で売られる製品のコピー品のみならず、ベトナム市場に特化した専売製品も投入している。韓国ブランドの即席麺はベトナムでも人気が高いが、農心や三養・オットギは韓国で生産した製品をベトナムへ輸出しているので、価格面でも優位に立つ。(三養の袋麺は30,000 VND越えが殆どなのに、今回の品は12,200 VND、約70円相当)

しっかし、Korenoという国名剥き出しのブランド名は、国民感情が一歩変な方向へ動くとバッシングの対象となる危うさがありそうだな。

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No.7284 Kailo Brand (France) Nouilles Instantanees Sabeur Fruits de Mer

No.7284はフランスのCentral Asia Pacific、Kailo Brand Nouilles Instantanees Sabeur Fruits de Mer。製品名の記述に「Fruits」と書いてあるのでてっきり果物を使った海鮮スープだと思ったが、調理例写真に果物らしき姿は無し。調べてみたら仏語のFruits de Merという熟語でシーフードという意味らしい。

同社の製品を紹介するのは今回が四度目。いつも同じことを言うがフランス籍はあくまで販売者であり、製造者は中国。中国の何という企業が作っているのかは追い切れていない。ただ欧州圏でジワジワと存在感を増している存在なのだ。

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No.7283 商丘市同福食品 (China) 掌记 小龙虾拌面

No.7283は中国の商丘市同福食品、掌记 小龙虾拌面。小龙虾は日本の漢字表記では小龍蝦、ザリガニの意味になる。拌面は汁なし麺、湯切りで作る焼かない焼そばのようなもの。商丘市は河南省にある都市。

この会社の製品は初めて紹介するもので、情報が極端に少ない。どうも流通の経路によって複数のブランドを使い分けているようで、メインは同碗福。あと食客丰(豊)というブランドが比較的よく検索に出てくるが、今回の「掌记」は全然引っ掛からない。

まあ、私はこのような得体の知れない製品に接することに至上の喜びを感じるので今回の品も大歓迎。超難解の謎解きをするような気分で臨むこととする。

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No.7282 Nissin Foods Vietnam (Vietnam) Mì Cay Nissin (Gói) Mì Xào Gà Cay Phô Mai Hàn Quốc

No.7282はベトナムのNissin Foods Vietnam、Mì Cay Nissin (Gói) Mì Xào Gà Cay Phô Mai Hàn Quốc。韓国風スパイシーチキンチーズ炒め麺。Góiは袋のことで、カップ版も存在する。パッケージの左には出前一丁坊や(現地名:Nissin Boy)が辛さで顔を紅潮させている。

今回の品と同じデザインの製品(言語違い)がタイおよびインドの日清から発売されており、どちらかの国からの輸入品だったら買わないつもりでいたのだが、パッケージ裏面には堂々とベトナム製(Sản xuất tại Việt Nam)と表示されていたので、安心して購入した。

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No.7280 Masan Consumer (Vietnam) Kiểu Giang Phở Gánh Phó Có Phở Bò

No.7280はベトナムのMasan Consumer、Kiểu Giang Phở Gánh Phó Có Phở Bò。牛肉味のフォー。Masan Consumerは「Omachi」が看板ブランドであり、今回の「Kiểu Giang」というブランドは初めて食べるもの。

同社のWebサイトは即席麺の紹介が極めて簡素で、詳細な情報が得られないためいつも難儀する(OmachiとKokomiのごく一部製品の写真が載っているだけ)。実際の売場を見るととても多くの即席麺の種類を持っているのになあ。製品情報を知りたい時は、ベトナム国内向けの通販サイトを捜した方が有効な情報が載っている場合が多い。

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No.7279 VIFON (Vietnam) Mì Trộn Trứng Muối Cay Gói

No.7279はベトナムのVietnam Foods Industries、VIFON Mì Trộn Trứng Muối Cay Gói。塩卵味のピリ辛混ぜ麺(焼そば)。塩卵味の即席麺はベトナムやタイ等でちらほら見掛ける。元々はアヒルの卵をひと月ほど塩漬けにした食材。即席麺の味付けの場合はとろみを帯びた卵黄っぽいコッテリ系のものが多い。

さらにベトナムでメジャーな丼お湯入れで作るのではなく、鍋でゆでて湯切りするのも珍しい。日系のAcecook Vietnamなら納得するのだけど。湯切り時にスプーン1〜2杯分のお湯を残す指示があるところから、三養ブルダックがヒットした波及効果かもしれない。

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