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No.7324 Kailo Brand (France) Nouilles Instantanees Sabeur Poulet

No.7324はフランスCentral Asia Pacific、Kailo Brand Nouilles Instantanees Sabeur Poulet。実際の製造は中国だが、製造業者は判らない。

パッケージには英語でChicken Flavour、中国語で鲍鱼鸡肉面と書かれている。あれ?「鲍鱼」は日本語でアワビ、仏語でOrmeau、英語でAbaloneの意味なのだが、フランス語と英語の表記からはすっかり抜けているな。調理例写真にもアワビはないし。

この疑問は以前にも中国製即席麺で遭遇したことがある。中国のチキン味はあわびの名を添える風習があるのか?あるいはあわび茸エキスが入っているとか?

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No.7323 Bích Chi Food (Vietnam) Miến Khoai Lang Hương vị Sườn Hẹp

No.7323はベトナムのBích Chi Food、Miến Khoai Lang Hương vị Sườn Hẹp。じゃがいも澱粉の春雨麺に、ポーク味のスープが付いた製品。英語でBitchというと女性を侮蔑する意味のスラングで、とても社名にできるものではないが、それとは関係ないようだ。同社は米を素材とする麺や春巻きの皮など様々な製品を生産する中堅企業。

ベトナムのスープ付き春雨麺でポーク味というのはとても珍しいなあと思った。春雨に限らずフォーでも中華麺でも大抵の製品はまず海老か牛肉味があり、次いで鶏肉シーフード味が来る程度。売場を見る限りポーク味の需要は日本と比べてかなり低いように感じる。

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No.7321 Conimex (Nederland) Chinese Spicy Chicken Flavoured Noodles

No.7321はオランダのUnilever Nederland、Conimex Chinese Spicy Chicken Flavoured Noodles。オランダ籍といっても実際の製造は中国。連絡先にはオランダと並列にベルギー、ドイツ、オーストリア、スイスの名がある。今回の品はオランダで入手したもののいただき物であり同国籍扱いとした。更に謎なのはEANコードの国籍項がシンガポール(888)であること。シンガポールのUnileverが手配しているのかな?

そして欧州圏でUnileverはKnorrブランドの即席麺を展開しているのになぜ別途Conimexブランドを使うのだろう?謎の多い一品。

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No.7316 VIFON (Vietnam) Hoàng Gia Bún Bò Huế

No.7316はベトナムのVietnam Food Industries、VIFON Hoàng Gia Bún Bò Huế。Bún(ブン)は米粉で作る麺だが、シート状の生地を切って作るフォーとは違い、半液体の生地を丸い穴の空いた板を通じて押し出して作るもの。Bòは牛肉、Huếは地名のこと。

VIFONのHoàng Giaシリーズは、麺はフォーやブン・小麦粉による中華麺など様々だが、全てレトルトの具材が付く高級かつ高額な即席麺。毎回ちょっとした驚きと満足感を得ることが出来る。好奇心旺盛な人がベトナムへ行く機会があるならば、お土産として買ってくることを強くお勧めする。

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No.7314 INA (Malaysia) PanMee Goreng Perisa Kari

No.7314はマレーシアのYugatrade、INA PanMee Goreng Perisa Kari。中文表記は板麵咖喱乾撈。ゆでて湯切りを行うドライカレー味の汁なし麺。四個パックの形態で業務スーパーに置かれていたものを購入。

十年前にマレーシアへ遠征した際このINAというブランドに初遭遇して大興奮したものだが、五個パックでの販売しかしていなかった。しかしここで買わなければもう当面は入手の機会がないと思い迷った挙句五個パック品を四種類購入。そしたら案の定スーツケースに収まり切れず途方に暮れる。仕方なくバラして二個づつ持ち帰り、残りはチップ代り?にホテルに置いてきた、という思い出がある。

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No.7312 Nissin Foods Vietnam (Vietnam) Mì Không Chiên 365 Lẩu Thái Hải Sản

No.7312はベトナムのNissin Foods Vietnam、Mì Không Chiên 365 Lẩu Thái Hải Sản。和訳するとノンフライヌードル365、タイ風海鮮火鍋、といったところか。購入価格は4,100VND、購入時の日本円換算で23.4円というベトナムにおいても廉価な価格帯にある製品なのだが、ノンフライ麺を採用するのが最大の特徴。しかも鍋でゆでずに丼にお湯を注いで作るチキンラーメン方式を採る。

だが、発売以来十年以上を経ても同国の市場に十分浸透しているようには見えない。追従者もいないようだし。ベトナム人にとっての即席麺は油で揚げた香ばしさが必須条件なのかもしれない。

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No.7311 VIFON (Vietnam) Hoàng Gia Mì Thịt Bằm

No.7311はベトナムのVietnam Food Industries、VIFON Hoàng Gia Mì Thịt Bằm。レトルトの豚挽肉入り。購入価格は20,300VND、購入時の日本円換算で116円ぐらいの高級袋ラーメン。(本シリーズには米粉麺もある)同国で一番安価な袋麺が3,000VND程度だからその6~7倍であり、ハレの日の特別なおもてなし、という性格の製品なのだろう。

少しの期間、本ブログとYouTube動画の更新を止めていました。まあ長いことやっていればこんな時もあります(体調不良ではありません)。今後暫くは更新周期が不安定になるかもしれませんが、その節はご容赦下さい。

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No.7309 Acecook Vietnam (Vietnam) Đệ Nhất Phở Đặc Biệt Bò Tái Lăn Mon Ngon Ha Noi

No.7309はベトナムのAcecook Vietnam、Đệ Nhất Phở Đặc Biệt Bò Tái Lăn Mon Ngon Ha Noi。Đệ Nhất Phởはサブブランドで、訳すと「特別な稀少牛肉 おいしいハノイ風フォー」という感じかな。別途英語で「中華鍋で炙った牛肉味」みたいなことも書いてある。

海外の即席麺を取扱うには、袋に書かれている文章を訳すことに多くの時間を費すのが苦行。だがこの半年でベトナム語にだいぶ慣れてきて、ベトナムの即席麺売場に放り出されても八割程度の製品は内容が解るようになったと思う。そのうち旅行者向けの、即席麺に特化した外国語講座でも作ろうかな?

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No.7308 3Miến Gold (Vietnam) Mì Tôm Chua Cay

No.7308はベトナムのUniben Foods、3Miến Gold Mì Tôm Chua Cay。酸っぱ辛い海老味ラーメン。ベトナム流のトムヤム味みたいなものだね。Goldなんて銘打つので高級品かと思ったが、4,200VND(購入時のレートで約24円)という普及品価格。それでもきちんと液体スープを付けてくるのがベトナム流。

パッケージの調理例写真を見ると、海老の他に肉が添えてあることに気が付いた。左側に書かれているNước Cốt Tôm & Thịtを訳すと海老の肉のジュースとのこと。ということは、タイのトムヤム味即席麺とはひと味違うものになっていると期待する。

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No.7305 Nissin Foods Kft. (Hungary) 出前一丁 Demae Ramen Sesame

No.7305はハンガリーのNissin Foods Kft.、出前一丁 Demae Ramen Sesame。仏で入手した品のいただき物。裏面の説明書きは独・伊・仏・蘭・葡の五か国語表記。EANコードの国籍項はオランダ(87)なのだが、日清食品の欧州向け即席麺製造は現在ハンガリーに集約されているので同国扱いとした。

ではなぜオランダ籍を名乗っているのか?明確な理由は知らないが、かつて日清の欧州向け製品はオランダの工場で作られていた経緯があり、その名残りだと推測する。EU圏内ならば国をまたぐ物流に障害はなく、新規にEANコードを取得することは小売業者の手間が増えるだけでメリットがないから、かな?

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