カテゴリー別アーカイブ: 4海外

No.7238 Omachi (Vietnam) 102 Mì Lạnh Xổt Táo

No.7238はベトナムのMasan Consumer、Omachi 102 Mì Lạnh Xổt Táo。リンゴ冷し麺。水色メタリックが基調のパッケージは即席麺売り場でも異彩を放つ存在で、さらにリンゴとアイスキューブが添えられた調理例写真。これはリンゴ酢を使うベトナム風の冷し中華か!?と眼が釘付けになってしまった。裏面の作り方説明にある挿し絵を見ると、麺を鍋で4分ゆでた後に湯切りして、それを水で冷している。

他に類似の製品がないか探したが見当たらず、ベトナム産即席麺においては孤高の製品のようだ。好奇心レーダーが強く反応してきたぞ!その反面ゲテ物である可能性も低くはなさそうだが。

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No.7236 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Ly Zeppin 絶品 Hương Vị Nước Tương Shoyu

No.7236はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Ly Zeppin Hương Vị Nước Tương Shoyu。「絶品」の醤油味。このシリーズは日本のラーメンの味をベトナムに紹介するための製品企画らしく、他にカップの豚骨味が、あと袋麺(こちらはノンフライ麺)には豚骨とソース焼そばがある。

パッケージのグラフィックには桜の花や鳥居や富士山が描かれており、この製品を食べることで少しでも日本への興味を持ってくれるならばありがたい。でも二文字の漢字で「絶品」だと中国語との区別がつかないかな?しっかし、妙にナルトが多いなあ。

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No.7234 Kailo Brand (France) Nouilles Instantanées Sabeur Tom Yum

No.7234はフランスのCentral Asia Pacific、Kailo Brand Nouilles Instantanées Sabeur Tom Yum、家楽牌桶面 酸辣面、トムヤム味。スウェーデンで入手した品の頂き物。

「フランスの」と書いてはみたものの、どこから眺めても中華風情が全開である。実際中国製造であることは明記されているが、会社は不詳。フランスの輸入業者が仕入れて同国のCentral Asia Pacificが販売、それが流れてスウェーデンに着き、更に日本へやって来た。飛行機列車トラックにどれほど揺られたのだろうか?ロマンに溢れるというか、数奇な運命を辿った個体だなあ。

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No.7233 VIFON (Vietnam) Mì Khay Có Gói Sốt Xào Tương Đen

No.7233はベトナムのVietnam Foods Industries、VIFON Mì Khay Có Gói Sốt Xào Tương Đen。黒醤油味トレー型焼そば。そもそも醤油といえば黒いのだが、ベトナムの調味料といえばニョクマム(魚醤)が一般的であり、スーパーの売場を見ても醤油の認知度は低いようだ。

▲湯切りのメカニズム(?)

本製品の湯切り機構は昔の日本のカップ焼そばで見られたものを単純化した印象。角形カップには立体シート成型のフタが付き、上面に半円弧の裂け目が形成されている。この隙間からお湯を排出するのだが、開口面積が小さく出が悪そうだ。一方でフィルター機能が無いので具がダダ洩れしそうでもある。

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No.7231 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Ly CAYKAY Hương vị Bò

No.7231はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Ly CAYKAY Hương vị Bò。Cayは辛い、Bòは牛肉という意味で、スパイシービーフ味。Acecook Vietnamの激辛即席麺は他に袋麺でSiukayというブランドが存在し(No.7251で紹介予定)、今回のCayKayはカップ版のみ。

なぜ激辛ブランドをカップと袋で別々に設けているのだろう?と不思議である。というのも、正直言ってどちらも韓国三養食品のブルダックを強く意識して作られているように思うのだ。だったら袋とカップを統合し、より強いブランドに育てる方が良いように思うのだがなあ。

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No.7230 Vị Hương (Vietnam) Mi Tôm Chua Cay

No.7230はベトナムのThiên Hương Food、Mi Vị Hương Tôm Chua Cay。「みーとむちゅわかい」のMiは麺、Tômが海老、Chuaが酸っぱい、Cayが辛いで酢っぱ辛い海老味ラーメンという意味。いろいろなベトナム製品に接しているうち、この程度の文はすぐに理解できるようになってきたよ。

今回の品の購入価格は3,100VND、購入時のレートで18円相当。昨年末のベトナム遠征で買った製品61個中の最安値。失礼な言い方だがベトナムの底辺の即席麺である。とはいえ2012年にベトナムへ行った際は3,000VND以下のものが結構あったので、少しは相場が上がっているようだ。

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No.7228 Acecook Vietnam (Vietnam) Handy Hảo Hảo Chay Hương Vị Lẩu Nấm Thập Cẩm

No.7228はベトナムのAcecook Vietnam、Mi Ly Handy Hảo Hảo Chay Hương Vị Lẩu Nấm Thập Cẩm。ベジタリアン向けミックスきのこ鍋風味。日本の技術が入ってます!とアピールするためか片仮名で「ハンディ ハオハオ」と書かれている。

ベトナムにおけるベジタリアン向け即席麺は多くはないのだが、トップブランドのHảo Hảoに設定されているということは一定の需要があるのだろう。少なくとも日本よりはメジャーな存在だと感じる。一方で台湾・タイ・インドネパール等の即席麺ではより一般的で、それぞれ大きく「素食/卍」・「齋」・緑のマークが付いている。

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No.7226 VIFON (Vietnam) Mì Trộn Khô Tôm Cháy Tỏi

No.7226はベトナムのVietnam Foods Industries、VIFON Mì Trộn Khô Tôm Cháy Tỏi。エビとフライドガーリックの混ぜ麺。湯切りを要する汁なし麺であり、頭に排出孔が付いたキャップを被っている。

カップに熱溶着されているフタを除去した後、お湯を注いでこのキャップを付け、所定の時間が経ったら排出孔からお湯を捨てるもの。この形態はドイツ日清が「Soba」で先鞭を付け、これにNestléやAjinomotoも追従し、今や欧州域におけるカップ焼そばの標準となっている。キャップには射出成型の樹脂部品が必要で(高コスト)、また湯切り時に指が熱いのが欠点。やっぱ日本の湯切り機構が最高だよ!

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No.7224 Asia Food Technology (Vietnam) Cung Đình Kool Mì Trộn Trứng Muối

No.7224はベトナムのAsia Food Technology(Afotec)、Cung Đình Kool Mì Trộn Trứng Muối。塩卵風味焼そば。同社は近年急成長している即席麺メーカで、日本でも袋麺とカップ麺の看板商品をチラホラと見掛けるようになってきた。今回の品は独自の湯切り機構を備えた四角いカップの汁なし麺。樹脂部品の点数が多く、結構コストが掛かっていそう。海外モノはいろいろな湯切りのやり方が乱立していて、接する度に楽しめる。

塩卵(Salted Egg)は東南アジアで人気のアヒルの卵を塩漬けにした食材で、以前からタイ等ではこの味による即席麺が販売されている。

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No.7222 Nissin Food Vietnam (Vietnam) Mì Cay Nissin Mì Xào Hương Vị Gà Cay Hàn Quốc

No.7222はベトナムのNissin Food Vietnam、Mì Cay Nissin (GóI) Mì Xào Hương Vị Gà Cay Hàn Quốc。日清辛麺(袋)韓国風スパイシーチキン炒め麺。パッケージの左側には日本でもお馴染みの出前一丁坊やがここでは「ニッシンボーイ」という名前で出ている。黒地に赤黄の炎、最近よく見るパターンの図柄だなあ。

ベトナムへ行く前にこの日清辛麺シリーズのことは調べてあり、そして類似外観の製品が先行してタイ日清で売られている事実も掴んでいた。もしベトナムで売られている製品がタイからの輸入品だったら購入しないつもりでいたが、幸いベトナム産だった。

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