No.7400 味丹企業 (Taiwan) 美味小舖 海鮮湯麵

No.7400は台湾の味丹企業、美味小舖 海鮮湯麵。製品名はおいしい(料理を出す)小さな店舗、って意味だね。言語は違っても文字を見るだけで大体の意味が分かるんだから漢字って素晴らしい!九年前に台湾へ行った時はこのブランドを見た覚えが無いので比較的最近出たものかな?(商標登録は2009年になっていた)

単品売りで一個16TWD(購入時のレート換算で約74円)の台湾で一番安い部類に入る製品。もっとも、台湾の袋麺は安い製品とレトルト具の付いた高い製品とで二極化しており、中間的な製品が少ないのだ。安い部類の製品はもちろん揚げ麺で、丼お湯入れのチキンラーメン方式で湯戻しするものが大多数。

食べてみて、美味小舖という可愛らしい名前とは裏腹に、骨太で粗削りな印象。その一方で庶民的で親しみやすい側面もある。まあ所詮は安い製品なので、洗練とか上品といった要素はない。

でも日本の袋麺が忘れてしまった「かやく」として乾燥の海老が二尾入っており、寂しさを紛らわせてくれる。大きさや色調など見た目が似ている日清食品のカップヌードル(国内版)に入っている海老をイメージして口に含んだら、歯応えが全然違う(とても硬くて弾力性が弱い)上にかなり塩辛いのでビックリしたよ。即座に澱粉を固めたフェイク海老かと思ったが、原材料名に脱水蝦仁と書いてあったのでリアルな海老なのだろう。こんなビックリも海外製即席麺の面白いところである。

麺は幅2.5mmの扁平断面で、輪郭や角がクッキリしており、曖昧さがなく明確な舌触りがある。気泡感が強く、また硬めでやや粘りに欠ける。揚げ物の油っぽさや香ばしさも強く、野性味に溢れる麺である。

スープは透明感がある淡い色で、日本の塩ラーメンに近い味。海鮮の香料とうまみがかなり強い。麺から出た油の匂いを強く感じる。ジャンクフードっぽい味が食欲を誘う一方で、胸焼けを起こしそう味でもある。辛い刺激はない。

海老が二個入っているが、硬く弾力感がなく、結構塩辛い(食べた瞬間にデンプンで作ったフェイク海老かと思ったが、原材料名には脱水蝦仁(乾燥海老)と書いてあった)。わかめや人参も入っている。

国名 台湾
ジャンル 袋ラーメン
EANコード 4 710110 226929
会社名 味丹企業
製品名 美味小舖 海鮮湯麵
謳い文句 経典原味重現
調理方法 丼お湯入れ3分
質量 内容量68g
熱量 333kcal (1394kJ)
Na 1.302g
付属品 粉末スープ(えび・人参・わかめ・ねぎ入り)、調味油
ノンフライ麺 ×
湯切り 不要
幅2.5mmの扁平で輪郭や角が明確、曖昧さがない、気泡感は強く、硬めで粘りは弱い
汁・ソース 透明感がある淡色、日本の塩ラーメン相当、海鮮の香料と旨味が強い、辛い刺激なし
具・その他 硬くて塩辛い海老が二尾入っている、全体的に粗削りな印象だが親しみやすさがある
総合評価 ★★2
試食日 2023/11/24
賞味期限 2023/12/15
入手方法 2023/10/31 小北百貨 (Taiwan)
税込購入価格 15 TWD (≒70 JPY)