カテゴリー別アーカイブ: 605Vietnam

No.7279 VIFON (Vietnam) Mì Trộn Trứng Muối Cay Gói

No.7279はベトナムのVietnam Foods Industries、VIFON Mì Trộn Trứng Muối Cay Gói。塩卵味のピリ辛混ぜ麺(焼そば)。塩卵味の即席麺はベトナムやタイ等でちらほら見掛ける。元々はアヒルの卵をひと月ほど塩漬けにした食材。即席麺の味付けの場合はとろみを帯びた卵黄っぽいコッテリ系のものが多い。

さらにベトナムでメジャーな丼お湯入れで作るのではなく、鍋でゆでて湯切りするのも珍しい。日系のAcecook Vietnamなら納得するのだけど。湯切り時にスプーン1〜2杯分のお湯を残す指示があるところから、三養ブルダックがヒットした波及効果かもしれない。

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No.7278 Acecook Vietnam (Vietnam) Miến Trộn Phú Hương Hương vị Xổt Cua

No.7278はベトナムのAcecook Vietnam、Miến Trộn Phú Hương Hương vị Xổt Cua。カニソース味の春雨混ぜ(汁なし)麺。Hươngという語が二つ並んでいるのは、片方はPhú Hươngというサブブランド名、もう一つはHương vịで「味」という名詞。

ベトナムの即席麺は米粉によるフォーやブン等があり、小麦粉のラーメンもある。さらに今回の品の緑豆粉による春雨も一般的。スーパーの売り場を見ると日本以上にバラエティに富んでいる印象がある。やはりここも麺の国なんだねえ。人類は麺類なり。

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No.7276 3Miến (Vietnam) Mì Hương vị Tôm Hùm

No.7276はベトナムのUniben Foods、3Miến Mì Hương vị Tôm Hùm。Tôm Hùmはロブスターあるいはザリガニ。ベトナム遠征中にこの製品に遭遇して、3Miếnというブランドの製品は昔食べた記憶があるのに、Uniben Foodsという名は初めて聞くなあ、と悩んでいた。

▲Việt Hưng FoodのGOMEX 3Miến Hủ Tiếu(2012年)

帰国して調べると、昔食べた製品はViệt Hưng Foodという会社が販売するものでGomexというサブブランドが付いており、現在も継続している。で、よーく考えたらこれは米粉麺のフーティウであり、今回の品は小麦粉麺の中華麺。麺の素材で販売会社を分けているらしい。(他にも同様の例は存在する)

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No.7273 VIFON (Vietnam) Bún Tôm

No.7273はベトナムのVietnam Foods Industries、VIFON Bún Tôm。ブンは米粉で出来た麺だが、切り出しで作るフォーとは違い、ところ天方式の押出しで作る。

今回の品は製造不良のため粉末スープが欠品していた。開封して中を確認すると、乾燥かやくと調味油しか入っていない。かやくに味が付いているとも思えず調べてみたら、やはり本来は粉末スープも同梱されているらしい。

前世紀の海外製即席麺では稀にあったことだけど、最近では久々の遭遇だ(スープの重複は数年前にあった)。今回の試食記をキャンセルすることも考えたが、海外製品の面白さ(?)として記録に残すことにした。特に怒ってもいないし。

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No.7272 Nissin Foods Vietnam (Vietnam) Mì Không Chiên 365 Xí Quách Thịt Bằm

No.7272はベトナムのNissin Foods Vietnam、Mì Không Chiên 365 Xí Quách Thịt Bằm。ノンフライ麺365 挽肉ソーセージ。実質はポーク味。同国の即席麺では珍しいノンフライ麺で、かつ鍋で茹でない丼お湯入れ方式で作る袋麺。この組み合わせは世界的に極めて例が少なく、有名どころでは中国の五谷道場や台湾の統一、香港の福字麵ぐらいしか知らない。

2012年に日清がベトナムに工場を建てて進出した際の目玉商品が健康志向を打ち出したこのノンフライ麺である(当時の名称は異なる)。それから十年が経ち、同国の市場を眺めた限り、十分に浸透しているとは言い難いと感じた。

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No.7271 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Hảo Hảo Xào Hương vị Tôm Xào Chua Ngọt

No.7271はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Hảo Hảo Xào Hương vị Tôm Xào Chua Ngọt。訳すと甘酸っぱい海老味焼そば、という感じかな。丼お湯入れ三分で麺の湯戻しを行い、お湯を切ってからソースを絡めるので、実際は焼く工程が無い汁なし麺。

今回の品は昨年末のベトナム遠征で仕入れたものだが、最近この製品が日本の輸入食材店で売られている現場に遭遇した(税込99円、五個だと460円)。ベトナム製即席麺がじわじわ日本でも広がっていくのが嬉しくもあり、一方でせっかくベトナムへ行って見つけた製品が近場で売られていて悔しいような、複雑な気分。

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No.7268 MILIKET (Vietnam) Mì Hương vị Gà Cao Cấp

No.7268はベトナムのColusa-Miliket、MILIKET Mì Hương vị Gà Cao Cấp。高級な(Cao Cấp)チキン味ラーメン。パッケージを見る限りあまりプレミアム感は漂って来ないなあ。購入価格は5,200 VNDで30円相当、確かにベトナムの最安値ゾーンである3,600 VND(約20円)クラスよりはワンランク上の価格帯である。

この製品で面白いのは二種類のオイルが付いてくること。一つは透明のいわゆる香味油、もう一つは橙色の辛いラー油。辛い味が苦手な人でも風味を犠牲にせずに食べられるのは良い点である。これが高級と称するポイントなのかな?

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No.7266 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Hảo Hảo Sườn Heo Tỏi Phi

No.7266はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Hảo Hảo Hương vị Sườn Heo Tỏi Phi。豚バラ肉揚げニンニク風味。ベトナムの即席麺においてポーク味は海老・鶏・牛と比べ明らかに製品の種類が少ない。これは国による食習慣の違いだと思われる。

日本に限らず海外を含め、食品のパッケージには赤や橙・黄あたりが食欲を喚起させる色として多用される傾向がある。なので大きな面積を占める地色にわざわざ青を使う製品は滅多に見ない。今回のHảo Hảoは袋だけで八品種を抱える大家族なので、識別のために止むを得ず青も使ったのだろう。とすると作り手側の優先順位も推測できるな。

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No.7264 Vị Hương (Vietnam) Mì Lẩu Chua Cay Hương vị Hàn Quốc

No.7264はベトナムのThiên Hương Food、Vị Hương Mì Lẩu Chua Cay Hương vị Hàn Quốc。韓国風スパイシー火鍋麺。Hàn Quốcはベトナム語でハンクォック、韓国のこと。ちなみに日本はNhật Bản、ニャッバーンとなる。調理例写真には海老・イカ・蛤など海鮮の具材が盛られており、肉も入っているね。

右脇には小さくHALAL認証マークが付いている。体感的にはベトナム製即席麺のうち2~3割にこの印が付いている印象。だがハノイやホーチミン市の街中を歩いていてもイスラム教の影響を感じるようなシーンには殆ど遭遇せず、あくまでマイノリティなのだろう。

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No.7262 MILIKET (Vietnam) Mì Hai Tôm Hương Vị Hải Sản

No.7262はベトナムのColusa-Miliket、MILIKET Mì Hai Tôm Hương Vị Hải Sản。シーフード味。Hai TômはTwo Shrimps、パッケージに描かれる二匹の海老のこと。この名を冠する製品は他に数種類があるので、サブブランド的な意味があるのだろう。ベトナムの固有種である色数の少ない紙パッケージ(一応内側には防湿処置がしてある)を使ったレトロ調製品。

同社はColusaとMiliket、二つの食品会社が2004年に合併して出来たもの。この二匹の海老ブランドはMiliketがベトナム戦争終結直前の1975年頃から生産を始めたらしい。結構な歴史があるんだねえ。

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