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No.7564 Current (Nepal) Instant Chicken Cup Noodles

No.7564はネパールのYashoda Foods、Current Instant Chicken Cup Noodles。ネパールの即席麺というとタイのThai Preserved Food Factory社との関係が深いCG Foods社(वाइवाइ/WaiWaiブランド)が有名だが、今回のYashoda Foods社は2017年創業のまだ新しい会社で、ウチが製品紹介を行うのもこれが初めて。

Yashodaという名には若干の日本語っぽさを感じるが、同社サイトを見る限りは日本との深い関係を見出すことは出来なかった。まあ製品の外観を見る限り仕上げが大雑把で、日本の技術は入っていなさそうだな。

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No.7563 大黒食品工業 みそうどん

No.7563は大黒食品工業、みそうどん。2024年4月の発売。同社サイトのニュースリリースを見たところ、これがほぼ一年ぶりの新製品らしい(季節商品の販売再開を除く)。開発の頻度が低いと新製品を出しにくい体質に陥ってしまうのではないか?と他人事ながら心配する。杞憂だといいのだが。

そんな大黒が長きにわたる沈黙を打ち破って世に問うのが今回のみそうどんである。購入価格は税抜78円@業務スーパー。訳あり品を除けば国産で最安値クラスのカップ麺。この価格を前提に話をすると、ほぼ大抵のどんなことがあっても許せてしまうと思う。良い部分があれば手放しで褒める、加点主義のレビューになってしまうのは致し方ないかな。(なお税抜希望小売価格は205円)

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No.7562 Pop Mie (Indonesia) Mi Instan Cup Mi Goreng Spesial

No.7562はインドネシアのIndofood、Pop Mie Mi Instan Cup Mi Goreng Spesial。インドネシア風焼そば。Pop Mieは袋麺の王者、インドゥミーのカップ版。

▲左:十年前のPop Mie Mi Goreng
右:マレーシア向け輸出仕様Indomie Cup Mi Goreng(2019)
半透明状で穴の開いた湯切りキャップが上に被せられている
うまく湯切りを行わないと指が熱くなる

この製品は十年前の2014年に違う味を試食したのだが、この時は湯切りをスムーズに行うためのキャップが付いていた。また五年前にマレーシア向け輸出版を食べたが、この時も同様のキャップが付いていた。

だが先月のジャカルタ遠征でカップ麺売場を見たところ、Pop Mieには他の味を含めて湯切りキャップは付いていなかった。これは顧客から「こんな面倒くさい装備なんて要らねーよ」とダメ出しされたのではないか?と想像する。

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No.7561 mi ABC (Indonesia) Mi Instan Cup Rasa Soto Ayam

No.7561はインドネシアのABC President、mi ABC Mi Instan Cup Rasa Soto Ayam。チキンソト味の汁ありラーメン。ソト味はインドネシアの肉野菜スープで、地域ごとに様々な味がある。同国の即席麺中最もベーシックで馴染み深い味、日本で言うなら鶏ガラ醤油味のようなものだろう(今回の品は醤油味ではない)。

購入価格は5,500IDR、約56円。だがカップのフタを開けると小袋が4包(うち2つは一体になっている)、さらにフォークまでもが入っている。小袋の数が多いと美味しい訳ではないが、もてなしの心が感じられるよ。これはABCに限らないインドネシアの流儀なのだ。

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No.7560 寿がきや食品 そばきや 和風とんこつ味

No.7560は寿がきや食品、そばきや 和風とんこつ味。製造はまるか食品。

かつてこの両社はノンフライ麺の生産をテーブルマーク系の加ト吉水産に委託する、いわば顧客同士の関係だった。しかし2021年7月に加ト吉水産の群馬工場が寿がきや食品へ譲渡され、ペヤングのノンフライ麺は寿がきや食品が製造するという製造者と顧客の関係に変化する。今回の品はこうしたお付き合いから生まれた産物なのだろう。

製品の問い合わせ先やJANコードは寿がきや食品のものだが、見た目はまごうことなきペヤングソースやきそばの文法に添うもので、寿がきやスーちゃんにはアウェイ感が漂うのを否めない。ペヤングの操り人形と化しているのでは?

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No.7559 ヤマダイ ニュータッチ凄拉麺 もっちり極太麺とコク醤油ダレの油そば

No.7559はヤマダイ、ニュータッチ凄拉麺 もっちり極太麺とコク醤油ダレの油そば。茨城を中心に店舗を展開するスーパー、カスミの専売品。No.7549で姉妹品のなめらかな中細麺と焼豚入りコク醤油ラーメンを紹介している。

ヤマダイの看板製品である凄麺をもじったような凄拉麺という製品名であり、麺はノンフライ。価格は税抜228円で凄麺(希望小売価格255円)の実勢価格より少し安い程度。

今回の品は湯切りをする汁なし麺。現行の凄麺汁なし麺は名古屋及び広島という特定地域に紐付た製品である。一方で今回の品は特定の場所に関係しない全国区的なものである。万人に愛される普遍的な味なのか、それとも没個性な味なのか?

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No.7558 Mie Sedaap (Indonesia) Baked Tanpa Digoreng Rasa Soto

No.7558はインドネシアのPT Karunia Alam Segar、Wingsfood Mie Sedaap Baked Tanpa Digoreng Rasa Soto。Sedaapはインドネシアで二番手の即席麺ブランド。Baked Tanpa Digorengは揚げずに焼いたという意味で、低カロリーのノンフライ麺であることを指す。

この製品はNo.7553で紹介したLemoniloと製品の実現手段が酷似している印象で、対抗品に見える。Lemoniloが即席麺を販売したのは2017年。対して今回の品は2023年の発売。だが実売価格は今回のSedaapは半額程度。大企業には敵わないか?

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No.7557 サンポー食品 コクの一杯 鶏ガラ醬油ラーメン

No.7557はサンポー食品、コクの一杯 鶏ガラ醬油ラーメン。2023年7月に今回の品の他に豚骨ラーメン(No.5717で紹介)、味噌ラーメン、海鮮しおラーメンの四種類が発売された。2024年2月には鶏白湯ラーメン(No.7537)が追加されたが、現在同社サイトには情報が載っていないので、期間限定だったのかも。

オープン価格ではないものの、税抜希望小売価格が172円なので同社の焼豚ラーメンよりも格下の、お買い得品としての位置付けなのだろう。不思議と関東圏でも安売りの現場によく遭遇する。CGCグループ限定かな?

そんな安価な製品だが、フタのグラフィックはちょっとお洒落であまり古臭さを感じないもの。

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No.7556 康师傅 (China) 小米椒 泡椒牛肉面

No.7556は中国の康师傅控股、康师傅 小米椒 泡椒牛肉面。製造は江门顶益食品。康师傅(康師傅)は中国のダントツで最大の即席麺製造企業であり、中国一を世界一と言い換えても正しい。但し国内消費に殆どを費やし、輸出されて中国外で見掛ける機会は意外に少ない。

浅く調べた範囲では小米椒は雲南省(ベトナムやラオスと接する辺り)で採れる唐辛子の種類で、泡椒は発酵を伴う唐辛子の漬け物。青い唐辛子を使うと調理例写真のようなクリーム色になる、らしい。フタの左下に泡椒の小袋が写っているのでレトルトの泡椒が付いているようだ。ガチの中華が味わえる期待がある反面、普通の日本人の口に合うのだろうか?という懸念もある。

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No.7555 Indomie (Indonesia) Rasa Soto Lamongan Khas Jawa Timur

No.7555はインドネシアのIndofood、Indomie Rasa Soto Lamongan Khas Jawa Timur。右上に赤くKuliner Indonesia と書いてあるのはインドネシア料理という意味で、インドゥミーのご当地ラーメンシリーズの一つである。

ジャワ島の東に位置するラモンガン地方のソト(鶏と野菜のスープ)味。Khas以降は「東ジャワの定番!」って意味かな。インドネシアは広くて細長い国なので、地域毎に様々な料理があるのだろう。購入価格は3,100IDR、日本円にして32円程度。

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