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No.7294 イオン トップバリュ 韓国風超辛口汁なし炒め麺

No.7294はイオン、トップバリュ 韓国風超辛口汁なし炒め麺。製造は日清食品。2022年11月に数量限定で販売されたが、ウチの近所の店舗では春頃にはもう姿を消していた。No.7274で姉妹品のトップバリュ 韓国風超辛口海鮮ちゃんぽんを紹介している。

プライベートブランド品なのに二食入で税抜298円。結構お高い値付けである。さらにトッピングとして豚バラ肉とキャベツを各50g用意し、味付けして炒めるよう要求している。用意できない場合についての言及はない。「お好みに応じて」ではなく命令・義務なのだ!作るのは勿論、後片付けも面倒臭そうだなあ。当然こっちも金額や手間に見合うだけの食体験を期待する。

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No.7293 商丘市同福食品 (China) 掌记 蟹黄拌面

No.7293は中国の商丘市同福食品、掌记 蟹黄拌面。かに卵の汁なし混ぜ麺。あくまでかにの卵(Roe)であり、かに玉(かにの身が入った玉とじ、天津丼の具)を主題とする即席麺ではない。

とは言っても、かにみそなら食材として判るのだが、私はかに卵を料理の素材として使う例が全然思い浮かばない。かにの甲羅を開いて食べる際に橙色の卵に遭遇することはあるけど、ただそのまま食べるだけで、塩味がついてはいても特に香ばしかったりうま味が強い訳ではないしなあ。No.7283で紹介したザリガニ風味の汁なし混ぜ麺もそうだけど、この会社は日本人の感覚から少し外れた味の即席麺を出すところだなあ。まあそれが楽しいけど。

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No.7292 Tastée (Vietnam) Saucy Seafood

No.7292はベトナムのLotus Gourmet、Tastée Saucy Seafood。同社はベトナムの総合食品会社Lotus Groupの傘下にある若い企業。製造部門を有しているようだが、今回の即席麺が自社生産か委託生産かは判別できなかった。委託生産の場合は麺やスープの小袋等を見れば、どこが作ったのかがある程度推測出来るのだけど、全く判らなかったので自社生産かも?

今回の品は日本で購入したもの。パッケージにベトナム語は無く英語とアラビア文字、そして裏面には日本語での説明が書かれている。安直なシール貼付けではなく初期投資が高い印刷なので、結構本気で輸出を行なおうとしているのかもしれない。

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No.7291 Unox (Nederland) Good Noodles Tandoori

No.7291はオランダのUnilever Nederland、Unox Good Noodles Tandoori。このブランドの試食は18年ぶり。

Unilever(日本語読みでユニリーバ)は日本では洗剤やヘアケア製品のイメージが強いが、欧州ではKnorrブランドの即席麺を出している(日本のクノールは味の素傘下)。だが今回のオランダ等いくつかの例外国では独自のブランドを使った即席麺も出している。

複雑なのはUnilever NederlandはKnorrブランドの即席麺も出しており、どのような棲み分けをしているのか謎である。もしかしたら日本の日清と明星みたいに元々は違う会社が統合したのかも?

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No.7290 Nissin Foods Kft. (Hungary) Cup Noodles Spiced Curry

No.7290はハンガリーのNissin Foods Kft.、Cup Noodles Spiced Curry。フランス市場向け製品で表記もフランス語のみ。Curry Japonaisと書かれているので和風のカレーだね。

欧州の日清製品を紹介する際は国籍をどこに設定するかでいつも悩ましい。欧州の生産拠点は現在ハンガリーに集約されているが、営業の本拠地はドイツにあり、今回の品はフランス市場向け。今までウチの試食記はドイツ扱いにしたり販売国にしたりと都度判断がブレていたのだが、今後とりあえずEANコードの国籍項を製品の国籍として取り扱うものとする(今回は国籍項が599でハンガリー)。とはいえ様々な例外事情もあって複雑なんだよなあ。

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No.7289 白象食品 (China) 汤好喝 招牌猪骨汤面

No.7289は中国の白象食品、汤(湯)好喝 招牌猪骨汤面。猪は豚のことで豚骨ラーメン。高級感があるパッケージ。

白象食品は中国の即席麺製造企業で三番手あたりに位置するが、中国の市場規模自体が世界の中で図抜けて大きいので、その生産量も膨大である。一方で同じ中国の上位二傑、康師傅や今麦郎の製品は昔から日本へ入っていたが、この白象は名前は知っていても入手できずにずっと悶々としていた。結局私は2016年のシンガポール遠征で初めて同社の製品を購入。さらに先日国内で売られているところに遭遇し買ったのが今回の品で二回目の白象体験。知らなかったことが少しずつ明らかになっていくのはとてもワクワクするね!

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No.7288 Acecook Vietnam (Vietnam) Nhịp Sống Hủ Tiếu Khô Hương vị Nam Vang

No.7288はベトナムのAcecook Vietnam、Nhịp Sống Hủ Tiếu Khô Hương vị Nam Vang。フーティウ ナンバン(南旺)味。フーティウは米粉麺の一種で、本来は半乾燥の状態で流通するものだが、今回の品は即席ということで乾いて(=Khô)いる。

ナンバンとはカンボジアの首都プノンペンのことで、ここからベトナムへ伝わったとのことだが、何味のスープなのかは調べてもハッキリとは判らなかった。だが私はこのような情報の少ない即席麺を食べることに無上の喜びを感じるのだ。パッケージの調理例写真には豚らしき肉とエビや玉子が写っており、ここからいろいろ想像してみよう。

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No.7287 Reeva (Vietnam) Mì Lẩu Nấm Hải Sản

No.7287はベトナムのUniben Foods、Reeva Mì Lẩu Nấm Hải Sản。海鮮マッシュルーム火鍋麺。レトルトのきのこパック付き。ベトナムでも海鮮味の即席麺は青をパッケージの基調色とする製品が多いね。

同社の3 Miếnというブランドの製品をNo.7276で紹介したが、今回のReevaというブランドを食べるのはこれが初めて。即席麺のシェアとしては3 Miếnには劣るけども、大きなスーパーへ行くと普通に置かれている。小柄なパッケージに小さなレトルトの具が付いているのが特徴のようで、小さなプレミアム品という位置付けかな?

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No.7286 東洋水産 マルちゃん 芋煮うどん

No.7286は東洋水産、マルちゃん 芋煮うどん。東北限定販売で製造は酒悦。最近毎年八月頃にリニューアルを伴って発売され、半年足らずで消えてゆく製品。なので現在は購入できないが、きっと八月になれば新バージョンが発売されるのだろう。外装デザインは赤いきつね系の流れを汲むもの。

▲昔のマルちゃん芋煮うどん(宮城風、2014年)

マルちゃんは芋煮うどんに熱心で、十年ぐらい前には別系統のデザインの芋煮うどんを出しており、山形風(醤油味)と宮城風(味噌味)を選べるようになっていた。ターゲットとする顧客層が違うのか昔の製品は肉無しだったのに対し、今回を含む近年の品は肉が入っていることがが訴求点となるが、その分高い。

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No.7285 Paldo Vina (Vietnam) Koreno Premium Mì Hải Sản Cay

No.7285はベトナムのPaldo Vina、Koreno Premium Mì Hải Sản Cay。ピリ辛海鮮ラーメン。

同社は韓国のPaldo(팔도、旧韓国ヤクルト)が即席麺や飲料等の現地生産を行うためベトナムに設立した会社。韓国で売られる製品のコピー品のみならず、ベトナム市場に特化した専売製品も投入している。韓国ブランドの即席麺はベトナムでも人気が高いが、農心や三養・オットギは韓国で生産した製品をベトナムへ輸出しているので、価格面でも優位に立つ。(三養の袋麺は30,000 VND越えが殆どなのに、今回の品は12,200 VND、約70円相当)

しっかし、Korenoという国名剥き出しのブランド名は、国民感情が一歩変な方向へ動くとバッシングの対象となる危うさがありそうだな。

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