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No.7343 北るもい漁業協同組合 天塩しじみラーメン

No.7343は北るもい漁業協同組合 天塩(てしお)支所、天塩しじみラーメン。製造は札幌麺匠。塩味スープで、具にレトルトのしじみが付いている。パッケージに描かれる可愛いマスコットは「てしお仮面」というゆるキャラ。この絵だけでも買いたくなる人も結構いるだろう。

天塩のしじみは大きい、という話を聞いており、開封すると噂にたがわぬでっかいレトルトのしじみが四個。関東圏の魚売り場で普段見るものと比べて長辺が三倍以上はあろうかという大きさ。単純計算だと3の3乗で体積27倍だね。まあ普段見るしじみが四個では味に大した期待はできないが、これならそれなりの影響力がありそうだ。

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No.7342 食族人 (China) 麻辣爆肚粉 (春雨スープ)

No.7342は中国の河南食族人食品科技、食族人 麻辣爆肚粉。辛い(牛の)内臓味春雨、という感じかな?日本の製品ではあり得ないようなインパクトの強いパッケージと味である。

▲No.6657食族人 私房牛肉面(2019年購入)
こちらはノンフライの小麦麺、味は意外に堅実

同社の製品はかつてNo.6657で私房牛肉面を紹介している。これは豪州のアジア食材店で遭遇し、今回の品以上に荒々しいパッケージに惹かれて購入した。こんな製品は絶対に日本に入ってこないよなー、と思ったものだが、今では日本語化されて国内で入手できる。いい時代になったものだ。

▲中身はこんな感じで小袋が六包。
小袋に大きな字で「醤」とか「粉」とか書いてあるのは漢字圏の人間には有難いが、もうちょい集約できないかな?
(右端の胡麻ペースト以外は先入れ)

さほど大きなカップではないのだが、中には春雨の他に調味料の小袋が六包+折り畳みフォークがぎゅうぎゅうに詰め込まれている。作るのが面倒くさそうだな。

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No.7341 ケイブ間宮堂 間宮堂帆立ラーメン 塩

No.7341はケイブ間宮堂、間宮堂帆立ラーメン 塩。同社は北海道稚内市の会社で、今回の品は利尻島で購入したもの。間宮堂(まみやどう)は宗谷岬にある日本最北端の実在ラーメン屋なのだが、残念ながら私はここで食べた経験がない。本製品の製造はホクメンフーズ。

税込価格は650円!と即席麺にしては突出した高額製品。しかしレトルトの大きな帆立が入っていることと少量生産の観光土産的な性格を含め、値段が高いのはある程度理解する。パッケージも他に類事例を見ない独自の造りで、マチ付きの大きな袋を手に取れば、ズッシリした重量感とともに巨大な帆立の存在が手のひらにじんわりと伝わってくる。

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No.7340 セコマ ニンニク鶏白湯ラーメン

No.7340はセコマ、ニンニク鶏白湯ラーメン。製造はヤマダイ。

セコマブランドのカップ麺は縦型がエースコック、どんぶり型はヤマダイ、焼そば等湯切りを要するものは東洋水産、という委託製造会社の振り分けをしているようだ。製品の種類が多く、またローテーションも盛んにやっているので、たまに挑戦的なものやヘンなものも出てくるから面白い。それはカップ形状の種類には依らないので、おそらく製品の企画はセコマ側が主導して行っているんだろうなあ、と想像する。

主な販売地域が北海道に限定され(あと一部茨城と埼玉)、購入の敷居がちょっと高いことも収集家の心に火を点ける。

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No.7339 KOKA (Singapore) Signeture Tom Yum Flavor

No.7339はシンガポールのTat Hui Foods、KOKA Signeture Instant Noodles Tom Yum Flavor。漢字表記は泰式酸辣味。

同社は1986年に即席麺の製造を開始。1999年にそれまで田舎臭くて野暮ったかったKOKAブランドの即席麺に加え、都会的で垢抜けた雰囲気のパッケージを身に纏い登場したのがこのSignetureシリーズ。以降デザインの変更は最小限だが、今見ても洗練されていると思う。本シリーズは化学調味料不使用であることも大きな売りである。今回のトムヤム味を私が食べるのは15年ぶり。作り方説明を見るとゆで時間が3分→2分に短縮されているな。

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No.7338 マルタイ 棒冷やし中華

No.7338はマルタイ、棒冷やし中華。今年の二月に数量限定で発番された製品。

黄色い袋でお馴染みのマルタイ棒ラーメンには冷し中華の作り方が載っているが(時期によっては省略されているものもある)、この場合は砂糖と醤油と酢を別途用意する必要があり、即席とは言い難い障壁となっていた。実際私は普通の棒ラーメンで冷し中華を作った経験がない。

▲普通の棒ラーメンで冷し中華を作る説明書き
(かなり昔の袋)

今回の品は冷し中華専用スープによりこうした手間が省かれて、私のようなズボラな人間にとっては作る際の敷居がうんと下げられている。更に、麺を冷やさずに卵黄を載せる釜玉風アレンジも提案されており、棒ラーメンとは違う魅力をアピールしているではないか。

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No.7337 ペヤング ディアーヌードル しお味 復刻版

No.7337はまるか食品、ペヤング ディアーヌードル しお味 復刻版。20年前のアノ製品が遂にいま、蘇えった!と言うべきところなのかもしれないが、基本はペヤングヌードルの下に位置する廉価版製品で、20年前に出た時もさしたる話題にはならなかった。なのでなぜ今復刻したのか?と疑問が湧く。

▲元祖ディアーヌードル(2003年、みそ味)の
立体フタとその裏面

今回の品の栄養成分を眺めて「ん!?」と目が止った。塩分相当量が9.7gもあり、これは即席麺としては突出して多い値である。ちなみに姉妹品のしょうゆ味は5.3gと普通、みそ味は8.6gで結構多め。最初誤植かと思ったがみそ味も多いんだよなあ。なお20年前のみそ味はナトリウム量1.8gの換算で4.57g、だいぶ違うね。

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No.7336 マルちゃん ダブルラーメン みそ (北海道限定)

No.7336は東洋水産、マルちゃん ダブルラーメン みそ。小樽の工場で生産される、北海道限定販売製品。一つのパッケージに麺とスープが二食分入っている。他にしょうゆとしおがあるが、みそ味は私にとって25年ぶりの試食となる。なお25年ほど前には姉妹品として「焼そばダブル」が存在した。

▲1998年頃のダブルラーメンみそと同時期の焼そばダブル
味は「北京風」である。

Wikiによると、しょうゆ(味)の発売が1964年9月、みそが1975年1月、しおが1998年1月だそうだ。もう結構な長寿商品なのだが袋めんの五個パック販売が一般化した今においては絶滅危惧種でもあるね。麺の質量は一個当たり85gで一回の食事としてはやや少なめ。でも二個食べるとなるとちょっと多過ぎるんだよなあ。

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No.7335 Unox (Nederland) Good Noodles Chili (Cup)

No.7335はオランダのUnilever Nederland、Unox Good Noodles Chili (Cup)。ここの即席ラーメンは昔から袋もカップも全製品が青基調のパッケージである(即席パスタは薄緑色)。正直あまり食欲を喚起させる色だとは言えないのだが、一目でUnoxのラーメンであることを認識できる効果はある。

背景色同様あまり美味しそうに見えない調理例写真は箸ではなくフォークで麺をすくい上げている。このことからアジアっぽさを売りにした製品ではなく、あくまで欧州の食べ物として企画されたものなのだろう。

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No.7334 苫食 苫小牧カレーラーメン

No.7334は苫食、苫小牧カレーラーメン。同社は名前から想像できる通り北海道苫小牧市にある会社で、生麺や乾麺でうどん等を生産している。だが今回の品に関しては外部の協力を得ていて、実際の製造は麺:菊水、スープ:アイビック食品、スパイス:サッポロ食品サービスという布陣。

とまこまいカレーラーメン振興局(TCRS)とのコラボ企画。同市では学校給食にカレーラーメンが供されるとのことで、羨ましいなあ。文化庁100年フーにも認定されている。

パッケージには金メタリックで大きな北海道の地図。これ、自分や周囲の物が歪んで映り込みやすく、写真を撮るのが極めて難しい。満足できる写真を撮るのに30分は費やしたよ。

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