tontantin のすべての投稿

No.7917 サンポー食品 九州三宝堂 彩り野菜の長崎ちゃんぽん

No.7917はサンポー食品、九州三宝堂 彩り野菜の長崎ちゃんぽん。同社が長崎ちゃんぽん(カップ)を発売したのは1977年で、あの焼豚ラーメン(1978年発売)よりも一年早く、現在でも販売される製品としては最古のもの。

▲歴代サンポー食品の長崎ちゃんぽん
上三個は製造時期不明。左端は1984年だと思われる
(JANコード無し、この年初めて九州へ行ったので)
下段は左から2002年、06年、11年

なのでウチにも昔の製品のフタや試食の記録が多く残っており、その変遷を辿ることができる。具がだんだん豪華になり、海老やイカ・肉が入っている高級志向だった時期もあったのが、今では魚介類は蒲鉾だけとる。景気やターゲット層の変遷が影響しているのだろう。

あと、どの試食メモにもスープが甘い!と書かれている。決して否定的な文脈ではなく、これがサンポーの歴代長崎ちゃんぽんの個性なのだろう。

続きを読む No.7917 サンポー食品 九州三宝堂 彩り野菜の長崎ちゃんぽん →

No.7916 Nissin (India) Geki 激 Hot & Spicy Korean Cheese

No.7916はインドのIndo Nissin Foods、Geki Hot & Spicy Korean Cheese。Gekiシリーズは全て韓国風の味を売りとする製品群で、カップを含めて現在11種類の品揃えがある。漢字で激、ハングルで엄청(ものすごくの意)と書かれており、パッケージ左脇には出前一丁坊やが出稼ぎ出演している。

インドの即席麺市場にはまだ韓国資本の会社が進出していないようなので、日系のIndo Nissin Foodsが韓国ネタで稼いている構図となる。とはいえ今回の品はチーズと唐辛子の合わせ技であり、キムチやコチュジャン等の伝統的韓国料理とはあまり縁がない。

続きを読む No.7916 Nissin (India) Geki 激 Hot & Spicy Korean Cheese →

No.7915 江崎製麺 福島ラーメン とんこつ味

No.7915は福岡県の江崎製麺、福島ラーメン とんこつ味。姉妹品のしょうゆ味をNo.7905で紹介している。しょうゆ味が1960年の発売で、今回のとんこつ味もかなり昔(20世紀代)から存在していることは知っていたが、食べるのはこれが初めて。かつてはみそ味もあったらしい(未試食)。

しょうゆ味と今回のとんこつ味のパッケージを見比べてみると、一見似ているものの、多くの相違点があるのに気付いた。決して一つの考え方に基づき統一感を打ち出すようデザインされたものではないようだ。賞味期限のスタンプの打ち方まで別物なので、きっと製造工程も分けているんだな。

続きを読む No.7915 江崎製麺 福島ラーメン とんこつ味 →

No.7914 Mrs Cheng’s (Sweden) Yakisoba Chicken

No.7914はスウェーデンのEurope Foods Sverige、Mrs Cheng’s Yakisoba Chicken。Mrs Cheng’s製品は今までカップ焼そばを三回紹介してきたが今回は袋麺。中華系移民のJohnny ChengとHanna Cheng夫妻がスウェーデンで中華食材の輸入を始めたのがきっかけで誕生したブランドとのこと。裏面の説明書きはスウェーデン語とフィンランド語の併記。

とはいえ欧州の即席麺需要はアジアほど高くなく、製造拠点も数える程しかない。製品の裏面にはマーケッティングがスペインのGB Foods社との記述があり、実際の製造はポーランド味の素だろう。

続きを読む No.7914 Mrs Cheng’s (Sweden) Yakisoba Chicken →

No.7913 Ching’s Secret (India) Hot Garlic Instant Noodles

No.7913はインドのCapital Foods、Ching’s Secret Hot Garlic Instant Noodles。ウチで初めて扱う会社。インド遠征前の調査で一応ブランド名だけは把握していたが、行ってみたら意外に市場に浸透しており、どの店にも複数種の製品が置かれていた。だが四個パック品しか見つけられず、購入は今回の品の一種類のみに留めた。

Ching’s Secretというブランド名は、(中華料理の達人)陳先生の秘伝の料理ということのようで、中華風インド料理っぽい製品が数多く揃っている。中国とインドはあまり仲が良くない筈だが、料理の世界では相互交流があるみたいだね。

続きを読む No.7913 Ching’s Secret (India) Hot Garlic Instant Noodles →

No.7912 Maggi (India) Nutri-licious Veg Atta Masala Noodles

No.7912はインドのNestlé India、Maggi Nutri-licious Veg Atta Masala Noodles。Attaは全粒粉小麦のこと。No.7892でMaggiのVeg Spinach(ほうれん草) Atta四個パックを紹介している。

▲Maggi Nutri-licious Veg Spinach Atta Noodles
麺が薄緑色

インド遠征から帰国した直後に収穫物のチェックをしたのだが、やべ〜単品と四個パック販売で同じものを買っちゃった、と深く後悔したが、よく見たら今回の単品はほうれん草抜きだった。

同じMaggiのVeg Attaで、ほうれん草の有りと無しを選べるようになっているということは、インド人にはほうれん草が嫌いな人が一定数存在する、ってことかな?

続きを読む No.7912 Maggi (India) Nutri-licious Veg Atta Masala Noodles →

No.7911 Coop (Sweden) Taste of Asia Noodles Chicken Flavour

No.7911はスウェーデンのCoop Sverige AB、Taste of Asia Noodles Chicken Flavour。生産はリトアニアのKauno Grūdai。No.7891で姉妹品のVegetable Flavourを紹介している。

スウェーデンの生協(coop)が販売する製品だから販売エリアは同国内に限定されるのかと思いきや、裏面の説明書きは同国語の他にデンマーク・ノルウェー・フィンランド・エストニア・ドイツ語も併記されている。本製品がこれらの国でも販売されるからなのか、あるいはスウェーデン国内にこれらの言葉の話者が多いからなのかは不明。

続きを読む No.7911 Coop (Sweden) Taste of Asia Noodles Chicken Flavour →

No.7910 寿がきや食品 みそ煮込

No.7910は寿がきや食品、みそ煮込。1966年9月の発売で、もうすぐ還暦を迎えるご長寿製品。私にとって2011年以来15年ぶりの試食となる。カップ版なら2021年に食べているんだけどね。あと袋でノンフライ麺の八丁味噌煮込うどんという高級バージョンも存在する。

▲昔のみそ煮込(1984年5月製造)
この頃はゆで時間の指示が4分(現在は6分)

私がこの製品を初めて食べたのは1984年のこと。苦味すら感じる馴染みのない味噌味に当惑したというか、正直言って良い印象を持たなかった。しかし何度か食べるうちに徐々に緊張が解け、良さを理解できるようになってきた。

そして外食時メニューにみそ煮込みがあれば好んで注文する人になってしまった。即席麺を契機として食の世界が拡がった好例だと言えよう。

続きを読む No.7910 寿がきや食品 みそ煮込 →

No.7909 Tops (India) Masala Instant Noodles

No.7909はインドのG.D. Foods、Tops Masala Instant Noodles。質量50gの小柄な製品。昨年末のインド遠征の直前に可能な限り同国の即席麺を調べたが今回の品は引っ掛かからず、現地で初めて遭遇した。そして私はこうした予期せぬ出会いに至極の喜びを感じるのだ。

一方、Topsというブランド名は一寸引っかかる。インド日清にはTop Ramenという製品ラインがあり、末尾に’s’が付くか否かの違いしかない。G.D. Foodsの創業は1984年とのことで、同国では日清よりも先なのかもしれないが、米国日清はTop Ramenという名の製品を1970年に出しているんだよね。

続きを読む No.7909 Tops (India) Masala Instant Noodles →

No.7908 Lucky Me! (Thailand) Pancit Canton Original Flavor

No.7908はタイのMonde Nissin Thailand、Lucky Me! Pancit Canton Original Flavor。外装が刷新されたが、Lucky Me!ってフィリピンの即席麺ブランドだよね?という認識の人は多いだろうし、実は私もそうだった。だが裏面に記載された製造国はタイ。調べたところ、輸出製品に関してはタイの子会社に製造を移管していたのだった(EANコードの国籍項はフィリピン(480)のまま)。

▲Monde Nissinといっても日本の日清食品とは無関係

過去の試食品を見返したら、実は2024年に食べたLucky Me!二種類(旧パッケージ)もタイ製だった。試食当時は全然気付かなかったよ。なおフィリピン国内市場向けはフィリピン製である。

続きを読む No.7908 Lucky Me! (Thailand) Pancit Canton Original Flavor →