No.6985 日清食品 日清のラーメン屋さん 北海道旭川しょうゆ

No.6985は日清食品、日清のラーメン屋さん 北海道旭川しょうゆ。2020年6月にパッケージが熊のイラストに変わった後、みそ(No.6779)としお(6905)に続いての紹介となる。なお北海道では見た目がソックリな別製品が販売されている(未試食)。

日清のラーメン屋さんは五個パックの税抜希望小売価格が300円に設定されており、これは他に類を見ない安さである(今回は特売198円で購入)。他の日清製品や他社では555円が標準的で、僅かに440円という例があり、あとはオープン価格が殆ど。日清の看板が付いていれば品質は安心できるし、他社にとっては実に嫌な存在なのでは?と想像してしまうな。

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No.6984 KIKI食品雑貨 (Taiwan) 小醋麵(香る黒酢まぜそば)

No.6984は台湾のKIKI食品雑貨、小醋麵。日本向けに「香る黒酢まぜそば」という名前も付いている。輸入者はダスカジャパン クァウテモッという会社。乾麺をゆでて湯切りし、液体スープと混ぜて食べるもの。この形態の即席麺は台湾や中国でよく見られるものであるが、これだ!という定番商品は無い模様。

No.6934で姉妹品の椒麻拌麵(花椒チリーまぜそば)を紹介している。このときはシンプルな味付けで畜肉成分や化学調味料への依存が無いにもかかわらず、堂々として物足りなさを感じさせない味に深い感銘を受けたもの。なので今回も期待してしまうな。

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No.6983 みうら食品 鳥中華

 

No.6983はみうら食品、鳥中華 和風そばつゆ味。山形の会社で野川商事グループの一員である。今回の鳥中華をはじめとして、最近みうら食品の製品をあちこちで見掛けるようになってきた。同社サイトでは昨年春に生産量を超える受注があったとのニュースが載っていたりして、ローカルな即席麺会社が元気良く成長してゆくのは素晴らしいことだね!

 

▲千万両 山形そば屋の中華
醤油味(2001年)、みそ味(2004年)

この会社に関して、ウチではだいぶ前に「千万両 山形そば屋の中華(醤油味/みそ味)」という製品の紹介をしている。現在は「極旨そば屋の中華」という名に変わりパッケージデザインも刷新されている(醤油味のみ、JANコードは別物)。そして今回の品にも小さく「そば屋の中華」と添えられている。

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No.6982 小山製麺 ぶし香る 秋刀魚らーめん

No.6982は小山製麺、ぶし香る 秋刀魚らーめん。岩手県の会社で、めんは秋田の八郎めん、スープは栃木の正田フーズの製造。No.6942で紹介した姉妹品の白金豚らーめんと同じ構成であり、ゴールデンコンビともいえる組合せである。サンマを焙乾して作る「ぶし」を使った製品。

サンマを主題とする即席麺は極めて珍しく、ウチのデータベースでも過去に一例しか該当しなかった。それだけ他と差別化できる長所を引き出すのが難いのか、あるいは臭みを出さずに作るのが難しいのか?と想像する。

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No.6981 八戸東洋 八戸せんべい汁

No.6981は八戸東洋、八戸せんべい汁。青森の会社で、東洋水産グループの一員である。本製品にはマルちゃんブランドを冠していないのだが、マルちゃんの一部カップ麺にある「青森の正直」というマークが付いている。割ったせんべいを熱い汁に浸して食べるもの。

▲昔のせんべい汁(2005年)

そもそもせんべい汁はi-ramen.netの取扱範疇に入るのか?という疑問もあるかもしれないが、ウチでたまに採り上げるワンタンと同様の扱いでいいだろうということ、この製品はかつて16年前のNo.3190で採り上げたことがあるのでまあヨシとしよう。なお姉妹品としてカップではなく箱に二食分が入ったタイプも存在する(鍋や器を各自で用意する必要あり)。昔は味噌味や塩味もあった。

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No.6680 丸榮製粉 新之助 南蛮えびラーメン

No.6680は丸榮製粉、新之助 南蛮えびラーメン。新潟の会社でNo.6670で同社のとん汁の店たちばな とん汁ラーメンを紹介している。今回の品は塩味の棒状ラーメンで二食入。

新之助は新潟県産の米で、麺の材料の30%にこの米粉をブレンドしてある。また南蛮えびは正式名称がホッコクアカエビという甘海老で、色と形が赤唐辛子に似ていることから新潟では南蛮えびと呼ばれる、らしい。

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No.6979 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 千葉竹岡式らーめん

No.6979はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 千葉竹岡式らーめん。竹岡式とは千葉県富津市竹岡(地名)が発祥の醤油ラーメン。千葉三大ラーメンの一つといわれる、らしい。

▲(非凄麺の)竹岡式らーめん(2015年)
デザインの構図も今回のと似ている。共に梅之家店主推奨。

この製品は数年前に食べた覚えがあり、店頭で見掛けても購入の対象外として素通りしていた。しかし先日試食計画を立てるためヤマダイの試食済リストを見直していたところ、過去No.5559で食べた竹岡式らーめんは(ノンフライの凄麺ではない)揚げ麺であることが判明。そういえば「非」凄麺なのにパッケージとレトルトの具と価格(税込225円)が妙に立派だった記憶がおぼろげながら蘇ってきた。

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No.6978 だるま食品 水戸納豆ラーメン みそ味

No.6978はだるま食品、水戸納豆ラーメン みそ味。茨城の会社であり、No.6968で姉妹品のしょうゆ味を紹介している。みんな大豆から出来たものとはいえ、しょうゆとみそでは後者の方が納豆との親和性が高そうな気がするな。(あくまで気がするという程度だけど)

だるま食品は1948年の創業(当時は高野商店)で、Webサイトを見ると納豆だけでも27種類を取りそろえる他、納豆加工品としてラーメン以外に納豆カレー、納豆ふりかけ、スナック、チョコ、チーズなどいろいろな製品に手を出している。必ずしも美味しそうとは思えないものもあるが、納豆一筋73年で徹底している姿勢は敬意を払うべきものだろう。

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No.6977 サンポー食品 透辛麺

No.6977はサンポー食品、透辛麺。すけるからめん、と読む。同社のWebサイトには製品情報が載っておらず、流通経路限定製品かもしれない(今回はトライアルで購入)。この製品についてを検索してみると今回の普通盛り(80g)の他にフタだけ見るとほどんど区別がつかないバケツ型カップの大盛り(118g)も存在する(した?)らしい。

「澄んだスープなのに激辛のおどろき 激辛愛好家のチャレンジ求む!」という挑戦的なキャッチコピーと蓋骨が炎を吹いている絵が添えられており、自信の程が伺える。そういえばサンポーには九州地獄豚骨というスープが白いのに激辛の製品(No.6847で紹介)があったなあ。

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No.6976 マルちゃん 大盛! 函館系ワンタン塩ラーメン

No.6976は東洋水産、マルちゃん 大盛! 函館系ワンタン塩ラーメン。7&iというかイトーヨーカ堂系専売品。大盛!シリーズは種類が多くて全体を把握しておらず、ヨーカ堂に立ち寄った際に一番シンプルそうなのを買った。最近ごちゃごちゃしてハッタリの効き過ぎみたいな製品ばかりでちょっと疲れちゃったしね。

このシリーズ全般で同じような構図の調理例写真を使っており、よく言えば統一感が出ているのだが、みんな揃って華が無いとも感じるな。まあ本製品は一般に流通するカップ麺以上に美味そうに見えてしまう下克上状態は厳禁だろうから、マルちゃんの名を毀損しない範囲で地味にやってゆくのだろう。この点イオンの自社PBであるトップバリュの方が自由にやっている印象。

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