No.7976は札幌の北海道観光物産興社、帆立醤油らーめん。製造は同じく札幌市の森住製麺。北海道観光物産興社は文字通り北海道の観光土産を取り扱う会社で、品目の多くはお菓子類である。
2023年のNo.7369で姉妹品の蟹味噌らーめんを紹介しており、未試食品として海老塩らーめんという製品もあるらしい。まあこの三部構成は北海道ローカルのノンフライ袋麺で標準的なものだといえよう。
No.7974は日本生活協同組合連合会、co・op カレーうどん。製造は東洋水産系の酒悦房総工場。ここで作られる製品は様々な企業から委託されたOEM生産が多く、co・opブランド以外にも西友系◎みなさまのお墨付きシリーズやライフ系Star Select、ファミマにくらしモア、更には信陽食品ポンちゃんラーメンのカップ版等多岐に渡る。(なお上記ブランドの全てを酒悦が生産している訳ではない)
一方co・opブランドのカップ麺はこの酒悦(+東洋水産)と日清食品の二社が分担して製造している。委託側も受託側も互いに一社だけに依存しないのは、各社固有の得意分野を活かすことの他に危険分散の意味合いも含まれるのだろうなあ。
No.7973は北海道のつらら、オホーツク鮭節とんこつラーメン。製造者はみなみかわ製麺だが、つららとみなみかわ製麺は住所が同じ場所。紋別郡湧別町だからサロマ湖の西側であり、つい先日近くを通ったばかり。事前に知っていたら立ち寄ったんだけど。
北海道のローカル即席麺で豚骨味を標榜する品は珍しい。さらに鮭節と合わせているということで、珍しさは二倍・二乗である。しかし癖の強そうな素材を複数同居させるということで、特徴を潰し合ってしまうのでは?という心配もある。あるいは北海道が九州に攻められてしまうのでは?という懸念もある。素人の考えだが、うまくバランスを取るのが難しそうに思えてしまうよ。
No.7972は青森県の中弘クラフト、青森黒にんにくラーメン 濃厚醤油味。前回No.7971の青森県土産販売、熟成黒にんにく味噌ラーメンと同じ店舗で一緒に購入した品。どちらも黒にんにくを主題とした黒いパッケージで、パッと見で同じ会社が出している姉妹品かと思ったよ。製造者の記載は無いが、JANコードの国籍及び製造者項が4533025で、過去の事例から見てたぶん秋田県のクックランドだろう。
カップと違い袋麺は光沢面に反射やシワが出易いので写真撮影が格段に難しい。更に嫌なのは黒や金のベタを使ったものであり、今回の品は難易度が最も高い部類。撮影で対処しきれない箇所は後処理で誤魔化すので、かなりの時間を喰われてしまったよ。
No.7970はセコマ、赤い鶏白湯ラーメン。製造はヤマダイ。セコマの白湯ラーメンは2023年にニンニク鶏白湯ラーメンという製品を紹介したが、調べてみるとそれ以外にもたくさんの製品が発売されていたようで、実は隠れ白湯ラーメンの強者かもしれない。なお製品名の頭に「赤い」が付くということは、辛いということである。
ウチの即席麺データベース(全7970種類)を調べてみたところ、白湯味の製品は83件引っかかり、その中で「辛い」という属性を持つものは今回の品を含め4件しかなかった(内2件はカネボウフーズ(現クラシエ)の製品)。なので辛い白湯スープのラーメンはかなり珍しい存在だといえるだろう。
No.7969はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 埼玉スタミナラーメン。2025年8月の発売で、この製品を食べるのは今回が初めて。だがずっと昔の2013年に、埼玉に住む知人から同社のノンフライ麺なのに非凄麺の「数量限定 埼玉スタミナラーメン」という謎製品をいただいて食べている。
▲非凄麺の「数量限定 埼玉スタミナラーメン」
(ノンフライ麺、2013年)
この時の総合評価は★2.5で、凄麺へは滅多に付けない点数
自分が買った訳ではないためどのような売られ方をしていたかは定かではないが、凄麺として全国販売を行う前に地元で細々と行ったテスト販売ではないかと勝手に想像する。
その12年後にやっと正式に凄麺として販売されたということは、長い間好ましい結果が出なかったのではないか?同社サイトにも難産だったような記述があるし。
No.7967はしれとこ斜里農業協同組合、こはる 辛みそラーメン。製造は札幌市のさがみ屋。乾麺のほかに生麺のラーメンでもこの「こはる」ブランドの商品展開をしている。知床をテーマとする即席麺は珍しく、ウチのコレクションの中でもこれが三品目。
パッケージに描かれた熊さんのイラストはこのラーメン以外にも様々な製品に使われるもの。知床半島および斜里町のマスコットキャラクターで、知床トコさんという名前らしい。エプロンを着てラーメンを運ぶほのぼのした雰囲気が、製品に親しみやすさを与えているね。と同時に知床→ヒグマ→怖い、というイメージを払拭するだけのパワーを持っているように感じるな。今回の品はパケ買いである。