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No.7027 キャメル珈琲 KALDI 瀬戸内レモン塩ラーメン

No.7027はキャメル珈琲、KALDI 瀬戸内レモン塩ラーメン。製造はサンヨー食品系列の太平食品工業であり、JANコードの業者項もサンヨー食品のものになっている。先日シークヮーサー味のラーメンをNo.7022で紹介したばかりだし、ここ数年で瀬戸内のレモンを前面に押し出す製品を何度も食べている。爽やか柑橘系というのがひとつのトレンドになっているのかな?今のような寒い季節には馴染みにくいとも思うが。

作り方の説明を見ると、普通の温かい汁ありラーメンの他、麺を湯切りして流水に晒し、つけ麺として食べる方式も併記されている。今回の品はいただき物で、丁度二個あるので両方の作り方で試してみることとした。

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No.7026 東洋水産 マルちゃん 縦型ビッグ 塩ラーメン

No.7026は東洋水産、マルちゃん 縦型ビッグ 塩ラーメン。2021年7月の発売。企画モノらしく短期間売切りのようで、もう流通はしていない様子。パッケージに描かれた幌馬車時計台の絵にピン!ときた人は北海道もしくは中部・東北の人かな?同社の袋麺の図案を引用したものだ。

▲袋の塩ラーメン。左が北海道版、右が東北信越静岡中京版
最近の写真が無いので東洋水産のサイトから拝借

マルちゃんの地域限定袋麺には北海道版(製造は小樽)と東北・信越・静岡・中京版があり、味も分けている(瞬間的に見分けるにはかなりの熟練を要する)。今回の品は北海道版をベースとしてカップ化したというのが売り口上だ、とはいっても発売地域は全国で、製造はグループ企業の酒悦(千葉)なんだけど。食べて北海道を旅した気分になれる、かな?

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No.7025 カップヌードル 魚介仕立てのペペロンチーノ

No.7025は日清食品、カップヌードル 魚介仕立てのペペロンチーノ。パッケージにはイタリア国旗がはためき地中海の漁師風というサブネームが付く。そして正面に黒々と「世界の」と書かれている訳だが、イタリアで売られているCup Noodle”s”を直輸入で持ってきたものではなく、日本で企画製造されたもの。

というか私は今までイタリアでNissinブランドの即席麺を見たことが無く、欧州でも数少ない日清の未進出地域なのではないか?と睨んでいる。現在イタリアの即席麺市場はNestlé(社名) / Maggi(ブランド)とAjinomoto Poland系列のStar / Saikebonが寡占しており、どちらも輸入モノ。

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No.7024 山本製粉 懐かしの激辛らーめん

No.7024は山本製粉、懐かしの激辛らーめん。ここは愛知県のローカル色溢れる即席麺製造会社である一方、海外への輸出事業を積極的に行っているようで、米・豪・東南アジアなどで即席麺を捜しまわる際に同社の製品と想定外の遭遇をすることが何度もあった。また販売者が現地企業で製造者名の記載が無いMade in Japanの即席麺で、形状や造り、装丁のデザインセンスからこれは多分山本製粉製臭いな、と思われる品を見掛けることもある。

▲実際の販売形態(五個パック)
見た目は5pで税込148円と思えない

今回の品は業務スーパーにて五個パック税込148円という日本の袋麺の最低価格帯で購入したもの。同社のサイトには製品情報が載っておらず、特定の販路に向けた限定製品なのかもしれない。

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No.7023 Доширак (Россия / Russia) Чан Рамен

No.7023はロシアのДоширак / Doshirak、Чан Рамен / Chan Ramen。ドシラックは韓国のPaldo(팔도、旧韓国ヤクルト)がロシアで事業展開を行う子会社の名称。製品名の読みはチャンラーメン、あるいはチャンラミョンとなる。パッケージには小さくハングルで장라면と書かれており、読みは同じ。英語でBlack pastaと書いてある。お湯を捨てる汁なし麺。

今回の品は韓国でいうところのチャジャンミョン(짜장면)であり、日本では韓国風ジャージャー麺というのが一番通りやすい名称かな。韓国系の企業がロシアで自国の食品をプッシュしているもの、と捉えれば判りやすい。

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No.7022 もへじ 北海道で作ったラーメン シークヮーサーしお

No.7022はもへじ、北海道で作ったラーメン シークヮーサーしお。もへじは販売者で製造は藤原製麺だが、JANコードの業者項はもへじのものとなっている。従来食べたもへじブランドの即席麺は全て業者項が製造者のものだったので、今回の品は初めて見るパターンだな。(←調べ直したら誤りでした)

製品名に「北海道で作ったラーメン」とあり利尻産昆布だしを使う一方で、フィーチャーしたのは沖縄や台湾で採れるシークヮーサーというのが面白い組み合わせ。私は北海道の会社はその地の原材料だけを使うべき!なんて原理主義的考えは持たないので、面白ければどんどん原産地フュージョンをやればいいと思う。ただ今回の事例は上手く合うのかな?と若干心配でもある。

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No.7021 すみれ/西山製麺 新すみれラーメンしお

No.7021はすみれ、すみれ乾燥麺しお。姉妹品の醤油をNo.7001で紹介している。製造は西山製麺で、どちらのサイトでも本品の購入ができるようになっているが、製品の名称が微妙に異なる。すみれは「新すみれラーメン」で西山製麺は「すみれ乾燥麺」。製品本体にはどちらの名称も記されておらず「すみれ」だけだ。

ところで西山製麺のURLは「ramen.jp」なんだ、また大きく出たものだなあ。この名をwhoisで調べると2001年の取得だと判る。ウチがi-ramen.netのドメイン名を取得したのは2000年なのだが、即席に限定せずにもっと広い名前を取っておけば良かったかな?とか今更思ったりして。 続きを読む No.7021 すみれ/西山製麺 新すみれラーメンしお

No.7020 麺のスナオシ 味噌拉麺

No.7020は麺のスナオシ、味噌拉麺。スナオシの袋麺は今回の「拉麺」シリーズ(勝手に命名)の他に「サッポロ」シリーズも擁しており、味噌味はどちらにもある。

▲サッポロみそラーメン(2019年版)

今回の品は五個パックを税込148円で買ったものだが、No.6423でサッポロ味噌ラーメンを紹介した際は三個で108円だった。どちらも最安価格帯であり、わざわざ同じような購買層に向けて二つの製品ラインをねじ込むのはどんな理由があるのだろう?(栄養成分の値は若干違う)。この二種類が店頭で並んでいるのを見たことが無いので流通対策かも。そういえば大黒食品工業の格安袋麺も「大黒軒」と「AKAGI」の二種類があるしなあ(この二つも中身は別物だった)。

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No.7019 ヤマダイ ニュータッチ 大盛長岡生姜醬油ラーメン

No.7019はヤマダイ、ニュータッチ 大盛長岡生姜醬油ラーメン。凄麺ではない揚げ麺の「ご当地満腹食堂」シリーズ。俗に言う新潟五大ラーメン①燕背脂、②三条カレー、③長岡生姜醬油、④新潟あっさり醤油、⑤新潟濃厚味噌(順不同)、の③に相当する。ウチでは他メーカ品も含め色々食べてきたが、④は未紹介。

満腹食堂という名は大昔(2000年頃)には揚げ麺ながらレトルト具を添えたプチ贅沢仕様のカップ麺だったのが、途中から廉価版路線に転じて「懐かしの」とか「下町の来々軒」あたりと区別が付かなくなったなあと思ってた。そして最近は地名を添えてローカル色を打ち出した製品群に変貌しており、こうなってから初めての試食。

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No.7018 Маревен Фуд Тянь-Шань (Қазақстан) ПЕТРА Курица

No.7018はカザフスタンのМаревен Фуд Тянь-Шань / Mareven Food Tien Shan、ПЕТРА Курица / Petra Chicken。マルベンフードは日清食品と提携関係にあるロシアの会社で、その在カザフスタン事業がマルベンフード天山。マルベンといえばРоллтон / Rolltonが看板ブランドであり、今回のПетраはパスタ主体の廉価版ブランドのようだ。

▲カザフの人々にも、
即席麺と過ごす平和な生活があるはずだ
下の文は「美味しくて有益」という意味

今年に入りカザフスタン情勢が注目されている。内乱なのか露中の介入なのか、情緒的先入観に支配される日本の報道からは判り難いが、袋に描かれたお玉を持った女性が悲しむ事態にならぬよう祈っている。(私も情緒的だな)

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