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No.7602 藤原製麺 行者ニンニクパウダー入りスタミナラーメン 醤油味

No.7602は藤原製麺、行者ニンニクパウダー入りスタミナラーメン 醤油味。普通のにんにくを効かせた即席麺は星の数ほどあれど、行者ニンニクとなると極めて稀であり(検索するとローカルな製品が数件引っ掛かった)、ウチでは過去に僅か一件だけ試食経験があった。

▲私が過去に唯一経験した行者ニンニクを使った即席麺
今はなき十勝新津製麺の
こだわりのご当地ラーメン 天理 しょうゆ味(1999年)
製品名に行者ニンニクとは記されていないが、
かやくの内訳に記載があった

行者ニンニクと普通のニンニクは香りが似ているものの、植物としては全くの別物。食べる部位も葉っぱか地下茎の違いがある。野菜としての稀少性も行者ニンニクの方が高いので、即席麺としてもプレミアム感があるね。なお行者ニンニクパウダーは麺ではなくスープに混ぜられている。

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No.7601 康師傅 (China) 紅焼牛肉面

No.7601は中国の康師傅、紅焼牛肉面。康師傅は中国における即席麺シェアNo.1であり、それは世界のNo.1をも意味する。この康師傅の看板製品が紅焼牛肉面である。台湾人が中国で立ち上げた会社が急成長し、台湾でも味全食品の一ブランドとして康師傅の即席麺が作られたが、2014年に致命的な品質問題が起き撤退。今は中国生産品のみとなっている。

▲昔の康師傅、紅焼牛肉面(1996年)
この頃の康先生(師傅)は料理が下手だった

ウチが1996年に初めて康師傅(中国)の紅焼牛肉面を食べた際は麺もスープも荒々しくて粗野な印象を受けたもの。のちに台湾の同名製品を食べ、こちらは洗練されていて驚いた。だが中国版康師傅も品質改良に努め、2010年頃にはさほどヘンじゃない程度のレベルに改善されていた。

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No.7600 Paldo (South Korea) チャジャンミョン

No.7600は韓国のPaldo、チャジャンミョン(麺)。英語ではJjajang Myun、韓国語では팔도、짜장면。麺を湯切りして黒味噌ベースのソースをかけるもの。

Paldo(パルド)は昔韓国ヤクルトという会社の一ブランドだったが、2012年に即席麺事業が分社化され独立。韓国ヤクルト自体も2021年にhyという社名に変更した。パルドは八つの道という意味の韓国語読みである。

即席のチャジャンミョンは1984年に農心がチャパゲッティというスパゲッティを意識したような名の製品を出し定番製品になっている。私は1997年にこれを初めて食べた時、甘苦くて変な味だなあと思ったが、食べ続けるうちに慣れてきた。

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No.7599 POPMIE (Indonesia) Goreng Rasa Ayam Pedas Gledeek

No.7599はインドネシアのIndofood、POPMIE Goreng Rasa Ayam Pedas Gledeek。辛いチキン味のインドネシア風カップ焼そば。Indofood社は同国最大のシェアを持つIndomieブランドを擁しており、Indomieのカップ版ブランドがPOPMIEとなる。万人向けで堅実なIndomieに対し、POPMIEはかなり若者にターゲットを絞り込んでいるように思える。

製品名の最後に付いている「Gledeek」という語をいくら検索しても本製品に関する記述しか出てこない。実は意味のある言葉ではなく「Geek」あたりと絡めた感嘆詞としての造語だったりして?

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No.7598 VIFON (Vietnam) Phở Bò

No.7598はベトナムのVietnam Food Industries、VIFON Phở Bò。牛肉味の米粉麺フォー。2012年以来12年ぶりの試食となる。

▲VIFON Phở Bò(2012年)
この時と現在で、調理例写真は似ているけれども別物だね

今回の品は日本で購入したもののいただき物であり、輸入代理店(株式会社KOME)による日本語の説明シールを貼り付けてある。これによると作り方麺を2分ゆでる旨の指示があり、より簡単に作りたい人は丼お湯入れ3分でも可とのこと。

あれ?ベトナムのこの手のフォーは丼お湯入れ一択ではないのか?元々この製品の袋に印刷されている説明書きを見ても麺をゆでるような記載は無い。12年前の試食も当然丼お湯入れで作っている。まあ試しに今回は鍋でゆでてつくってみよう。

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No.7597 サンポー食品 三宝だし本家 博多ごぼう天うどん

No.7597はサンポー食品、三宝だし本家 博多ごぼう天うどん。1984年に発売されたごぼう天うどんのブランドリニューアル品、とのこと。なんだか随分とお上品で高級そうなパッケージデザインになったものだなあ、隔世の感を禁じ得ないよ。

▲左二つは製造時期不明、右端は2002年
左端(厚紙のフタ)は注意アイコンが無く昭和モノかも?

というのも、同社の歴代のごぼう天うどんのパッケージははお世辞にも上品とか洗練という言葉からはかけ離れたものであり、むしろ泥臭く魂に訴えかけるようなエモーショナルな文字が眼に飛び込んでくるのが特徴だった。

一方で関東育ちの私に柔らかいうどん+ごぼうの天ぷらという甘美な世界を教えてくれたのも歴代の本製品達であり、密かに感謝の念を抱いているのだ。

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No.7596 曾拌麵 (Taiwan) 香葱椒麻

No.7596は台湾の食味鮮、曾拌麵 香葱椒麻。英文表記はFresh Delicacy、Tseng Mixed Noodles Scallion Sichuan Pepper。ウチで初めて採り上げる会社の製品。

かん水を使わない白い麺を自然乾燥させたノンフライで、茹でて湯切りをした後にソースと和えるもの。この様式は同じ台湾のKIKI食品雑貨阿舎食堂などの製品が最近日本で出回ってきて、新たな潮流だと感じている。一方で台湾の大型スーパーへ行くとこの種の製品が十種類以上もズラリと乱立しており、日本に居るだけでは全体像の把握が無理だと判断、当面は積極的な収集対象から外している。今回の品はいただき物。

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No.7595 Prima Taste (Singapore) Singapore Laksa La Mian

No.7595はシンガポールのPrima Food、Prima Taste Singapore Laksa La Mian。11年前に同国へ行った人からこの製品を頂き、食べたところ麺もスープも上質で驚いたもの。大衆的な即席麺しかなかったシンガポールから突然変異の新星現る!ということで海外製品として初めて総合評価★4.0を付けた。(なおこの時のYouTube動画はNHK地上波で何度も使われた)

後日私もシンガポールへ飛び店舗のラクサを食べ、このPrima Tasteの再現性がとても高いことを確認した。そして同ブランドの味違い製品を買い漁るものの、最初に食べたこのラクサ味ほどの感銘は受けなかった。11年前の感激は再び蘇るのか?

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No.7594 農心 (韓国) いかチャンポン

No.7594は韓国の農心、いかチャンポン。ハングル表記だと농심、오징어짬뽕(オジンオチャンポン)となり、イカのキャラクターの名はオーチャン博士。英語表記ではNongshim Champong Ramyun、農心の英文サイトではイカ(squidやcuttlefish)に相当する語が製品名に含まれていない。

いかチャンポンは1992年の発売。1990年終盤頃、私が海外即席麺の魅力に目覚めて新大久保の怪しい店を徘徊していた際に時々購入した製品だが、最近は暫く御無沙汰していた。調べてみたら袋版は2008年の試食(No.3923)が最後で、なんと16年ぶりのご対面となる。

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No.7593 Indomie (Indomesia) Soto Mie Flavour

No.7593はインドネシアのIndofood、Indomie Soto Mie Flavour 。インドネシア本国ではRasa Soto Mieという名で出ている品で、同国の肉野菜スープ味。Indomie汁あり麺の代表的存在である。14年ぶりの試食。

ウチは最近インドネシアで買ってきた製品の紹介が多いけれど、今回の品は日本で購入した品のいただき物であり、袋の右上に「Export Product」と記されている。確固たる証拠は無いのだが、同社はインドネシア国内向けと輸出向けでの味の区別をしていないと感じているので同じものとして扱う(但しIndomieブランドの海外生産モノは中身が違う)。

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