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No.7665 BestWok (Indonesia) eXplodeZ Xtra Hot Mi Goreng

No.7665はインドネシアのSurya Pratista Hutama Sidoarjo、BestWok eXplodeZ Xtra Hot Xtra Spicy Mi Goreng。麺をゆでて湯切りし、激辛ソースと絡めるインドネシア風焼そばミーゴレン。

同社のWebサイトには三種類のミーゴレンしか載っていないが、実際にはもっと多くの製品があり、今回のeXplodeZシリーズだけでも五種類が存在する(汁ありのラーメンもある)。どうもインドネシアの即席麺企業は自社サイトでの広報活動に熱心でなく、代わりにFBやTikTok、インスタに注力しているようで、ウチも情報収集のやり方を変えんといかんなあ。

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No.7664 Mr. Noodles (Bangladesh) Vegetable Flavour

No.7664はバングラデシュのPran Agro、Mr. Noodles Vegetable Flavour。新大久保の怪しい食材店で発掘した品で、本ブランドを紹介するのは九回目。新大久保の他、海外遠征した際に遭遇することも何度かあり、意外と世界中に拡散されているようだ。

裏面の仕様説明欄は英語・仏語・アラビア語の三ヶ国語表示で、バングラデシュの国語であるベンガル語は含まれない。これより本製品は国内市場ではなく輸出用のパッケージだと推測できる。一方でアラビア語圏向け製品では高い頻度で見かけるHALAL認証マークが印刷されておらず、どこに向けて売り込む製品なのかが今一つ見えないなあ。

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No.7663 カツラギ有巧社 水戸黄門 葵ラーメン

No.7663は茨城県のカツラギ有巧社、水戸黄門 葵ラーメン。道の駅で売られていた観光土産的な即席麺。製造は秋田県のクックランド。ノンフライ麺の醤油味。

水戸光圀公は日本で最初にラーメンを食したという説があるが、真偽の程は定かではなく、本品もこれを再現しようとする意図は無いようだ。

一方で水戸光圀公は備蓄食糧として納豆の製造を奨励したと記され、そのためか今回の品には納豆パウダーが付属する。パウダーと言っても粉末ではなく、舌先で転がせる大きさを持つ固形物である。

納豆入り即席麺は過去何度も食べた中、味噌味なら良いが醤油味のスープにはイマイチ合わないという印象があるんだよなー。みんな同じ大豆由来なのに。

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No.7662 GAGA (Indonesia) Mie Gepeng Fried Chicken Black pepper

No.7662はインドネシアのJakarana Tama、GAGA Mie Gepeng Fried Chicken Black Pepper。麺をゆでた後に湯切りをして、ソースを絡めて食べる汁なし麺。Mie Gepengとはフラット(平ら)な麺という意味。購入価格は2,900IDR(約30円)で、同国で売られている即席麺の中でも最も安い部類。

パッケージの隅には小さな文字でMie Gorengと書かれている。正々堂々とミーゴレンを名乗らないのは本製品が唐辛子ではなく黒胡椒を主に刺激の演出をしているからかな?確かに今までこんな製品は見たことがないよ。

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No.7661 Indomie (Indonesia) Premium Collection TORI KARA 和風ラーメン

No.7661はインドネシアのIndofood、Indomie Premium Collection TORI KARA 和風ラーメン。鳥唐ではなく鳥辛。姉妹品のTORI MISOをNo.7442で、カップ版のTORI KARAをNo.7644で紹介している。同社は他にTAKOYAKI味など和風の製品が充実している。

インドネシア製即席麺では他社IndomaretやSedaap等の和風味も紹介してきたため日本ブームが席巻しているように見えるかもしれないが、これは私が和風味の製品を優先的に買っているからであり、実際は韓国・タイ・シンガポール風の製品も多数出ていて国際色に溢れている。

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No.7660 Indomaret (Indonesia) Hot Chicken ala Jepang

No.7660はインドネシアのIndomaret、Hot Chicken ala Jepang、日本風辛味チキン。製造はNissin Foods Indonesia。汁ありのカップ麺。

Indomaretはインドネシア最大手のコンビニチェーンで、首都ジャカルタにおいては高密度で店舗が存在し、それは日本の東京23区内におけるセブンイレブンよりもずっと上。ある店舗から目視できる範囲内に別の店舗が見えることはザラにある。なお十年前に行ったバリ島でも頻繁にあった。

高い浸透力を生かして独自のプライベートブランド製品を持つのは自然な流れ。カップ麺の分野ではインドネシア日清がパートナーとなる。

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No.7659 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 青森煮干し中華そば

No.7659はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 青森煮干し中華そば。この商品は2013年4月に試食して以来なので12年振り、偶々だが私にとっては巳年に食べるカップ麺、という位置付けになっている。この間にマルちゃんの激にぼという直接的な競合も登場した(2018年)。

▲ニュータッチ凄麺 青森煮干し中華そば(2013年)

▲東洋水産 マルちゃん 日本うまいもん
青森津軽煮干しラーメン 激にぼ(2021年物)

新旧凄麺を比べると、以前は麺の湯戻しが四分だったのが五分に延び、焼海苔が廃止された代りに麩が入っている。

フタのグラフィックはねぶた祭りの写真をバックに配するレイアウトと煮干中華そばという文言は同じ。でも現行品は「あっさりとした」という説明が加えられている。あと使用する醤油のブランドを明確にしているな。

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No.7658 BestWok (Indonesia) Corn Bihun Original Fried Bihun

No.7658はインドネシアのSurya Pratista Hutama Sidoarjo、BestWok Corn Bihun Original Fried Bihun。麺をゆでて湯切りをした後、皿の上でソースと混ぜる汁なし麺。インドネシアの国民食ミーゴレンの、麺をビーフンに置き換えたもの。

製品名から推測できるように本製品はビーフンといっても米粉ではなくコーンスターチを使って作ったもの。インドネシアはこのとうもろこしビーフンが結構ある。

BestWokのWebサイトには小麦麺の三種類しか製品情報が載っていないんだけど実際にはかなりたくさんの品揃えを持っている。きちんと情報提供すればいいのに。

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No.7657 Nissin (Indonesia) Ramen Yakisoba Rasa Takoyaki Ala Jepang ヤキソバ

No.7657はインドネシアのNissin Foods Indonesia、Ramen Yakisoba Rasa Takoyaki Ala Jepang、たこ焼き味の和風ヤキソバ。

焼そばといっても作り方は麺をゆでて湯切りをし、皿の上にあけてソースと絡めるもので、フライパンで焼く工程は不要。インドネシア語でMi Instan Gorengと書いてあり、これは本製品がミーゴレンの親戚みたいなものだという説明だろう。しかしたこ焼き味の焼そばね〜、日本ではあまり聞かないなあ。

パッケージ右下にはお馴染み出前一丁坊やが。しかし彼がラーメンでなく焼そばの出前をする姿など果たして誰が想像したであろうか!?

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Jul. 2024 Indonesia (Jakarta) 即席麺探索記

▲今回の収穫物(撮影時には既に何個か食べてしまった)

序章

2024年7月初旬にインドネシアのジャカルタへ行き、即席麺78個(袋麺61個、カップ麺17個)を買い込んできた。インドネシアは十年前の2014年9月にバリ島へ行って以来二度目の訪問。海外遠征は2023年10月の台湾以来9ヶ月ぶり。

(ドタバタしていて探索記の公開に半年以上が掛かってしまい、新鮮味が薄れちゃいました。なお今回まとめ動画は無し)

十年前に行ったバリ島はビーチリゾート地として実に魅力的だと感じたが、即席麺を買い求めて歩くには少々効率が悪い場所でもあり、今回は首都ジャカルタに滞在してその中心部を回った。

よりによって1円≒161USDの最も円安な時期に入国したのだが、この時の為替レートは大体1円=98IDR(インドネシアルピア)。IDRの下二桁を取るとほぼ日本円に相当するので換算は容易。

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