No.7176 マルちゃん ごつ盛り 油そば

No.7176は東洋水産、マルちゃん ごつ盛り 油そば。麺の質量が130g(総重量は163g)という大盛りにも関わらず税抜98円の安売り現場に遭遇し、気がついたらカゴに入れて会計が済んでいた。

スペックを確認するとエネルギー量がなんと758kcal!()一円当たりのエネルギーは7.73kcal、或いは1kcal当たりのエネルギーコストが0.129円。食品としてはかなり低コストのエネルギーだといえよう。ちなみに758kcalはSI単位系に換算して0.88kWh。98円の本製品を損失ゼロで電気エネルギーに変換できれば880Wのストーブを1Hr使用できることになる、ってどうでもいいか。

)食品表示基準(H27年)における熱量(エネルギー)は、物理的燃焼熱に対しヒトの消化吸収率と排泄熱量を補正して算出する、らしい。

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No.7175 日清食品 最高に面倒で、最高にうまいラーメン 家系豚骨醤油

No.7175は日清食品)、最高に面倒で、最高にうまいラーメン 家系豚骨醤油。セブンイレブン限定販売。7月に発売された製品で、もう今からの入手は困難かもしれない。

ウチではこのような販売期間が短そうな製品(や実在店の味を再現した製品など)は購買や試食の優先順位が低く、最近はあまり採り上げる機会がない。(嫌っている訳ではないが、今以上に試食のペースを上げることは困難で、在庫を処理しきれないため)

しかし今回の品は乾麺のカップラーメン(焼そばではない)なのに湯切りを要し、その後別途熱湯を注ぎスープを溶くことに斬新さを感じて採り上げることとする。将来の高級カップラーメンの在り方を示唆する記念碑的製品になる、かもしれない!?

)日清食品のサイトに本製品の情報は掲載されていません

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No.7174 Ottogi (South Korea) Real Cheese Ramen

No.7174は韓国のオットギ、リアルチーズラーメン。ハングルの表記は오뚜기、리얼치즈라면。韓国の即席麺は最近チーズ味の製品が急増している。というか即席麺に限らずチーズダッカルビやチーズハッドグなど料理全般でチーズが多用されているね。アジア系即席麺を収穫するために昔から新大久保の辺りにはよく行っていたが、十年ほど前まではこんなブームは全く無かった筈だと記憶する。韓国の即席麺は何かが流行ると皆がドーンと同じ方向へ走り出す、良く言えば勢いの良さが感じられる。

本製品は同社のジンラーメン等の既存製品シリーズには属せず、これだけで独立した製品となっている。カップ版も存在する。

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No.7173 あすなろ舎 ゆるキャン△SEASON2 鴨だしそば

No.7173はあすなろ舎、ゆるキャン△SEASON2 鴨だしそば。製造は埼玉の高橋製麺。グラフィック違いで五種類のパッケージが用意される。あすなろ舎はサンリオなどのキャラクターグッズを扱う会社。

本製品はキャンプ好きの女子達を描いたアニメ「ゆるキャン△SEASON2」の劇中で、大晦日に年越し蕎麦を作るシーンに関連付けて企画されたもの。ここではなめこや白身魚フライ、海苔や卵を添えるのが正統なあり方である。といっても私は観ていないのでネットで調べた知識でしかないが。今回の品はアニメの舞台である山梨(他に静岡・長野)の道の駅で遭遇したもの。8月末に買ったのだが、もう終売で入手不能かも?

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No.7172 キャメル珈琲 KALDI 海老のビスク風ラーメン

No.7172はキャメル珈琲、KALDI 海老のビスク風ラーメン。製造は麺が菊水、スープが和弘食品による。ビスクとはおフランスで愛される、海老や蟹などの甲殻類をベースとしたとろっとしたスープのことザンス。という私も全然具体的なイメージを持っていなかったんだけど。

ビスクについて少し調べてみたのだが、材料調達から調理器具の用意、後片付けまで含めた複雑な手間手順でとても簡単には作れそうもない代物だね。少なくとも私に「よし、作ってみるか!」なんて気持ちは微塵も湧いてこなかった。なので税込たったの百数十円でビスクの疑似体験が出来るというのは実にありがたい。しかもラーメンまで付いてくるし(?)。

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No.7171 エースコック 焼うどんモッチッチ だし醤油味

No.7171はエースコック、焼うどんモッチッチ だし醤油味。モッチッチは「真空仕立て麺」という必殺技を伴い2017年6月に登場したカップ焼そば。以後様々な味や汁ありのタンメンなどを出したり引いたりして、現在は原点となる焼そばと今回の焼うどんの二種類。

「真空仕立て麺」の詳細は不明だが、麺の生地が入った容器を減圧して脱泡を促すものかな?と推測する。ウチが麺の性状を述べる際によく「気泡感」という語を使うが、こいつを丁度いいようにコントロールできるならば画期的な技術だといえるだろう。実際過去に食べたモッチッチは気泡感が少なく密度や重量感が高いものになっていた。歯応えが若干人工的ではあるが。

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No.7170 セコマ カレーヌードル

No.7170はセコマ、カレーヌードル。今まで紹介した品と同様にセコマの縦型カップ麺はエースコックの製造。これが丼型カップだとヤマダイに、焼そばでは東洋水産になる。セコマのカップ麺は三年ほど前までは製造者の記載が無く、これを勝手に推測するのも一つの楽しみだったが、食品表示法の改正でトレースできるようにする必要が生じ、想像の面白味が無くなったなあ。

▲エースコックのカレー味縦型カップ
三条カレーラーメン(2016年)、カレーヌードル(2018年)

エースコックは東北地方限定で「カレーヌードル」(固型ルウ)を、更に新潟県限定で「三条カレーラーメン」(粉末スープ)を販売している。北海道を主なターゲットとする今回のセコマのカレーヌードルは、エースコックの東北新潟向け製品との関連性があるのだろうか?

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No.7169 ヤマダイ ニュータッチ 懐かしのみそラーメン

No.7169はヤマダイ、ニュータッチ 懐かしのみそラーメン。今回の品は今年の6月に税抜88円で購入したものだが、その後8月にリニューアルが行われ、現在は「懐かしのピリ辛みそラーメン」という製品名になっている。

▲2022年8月に登場した懐かしのピリ辛みそラーメン
(写真はヤマダイのサイトから拝借)

とはいえヤマダイのサイト情報では、辛さの指標が唐辛子一本分(最大三本)になっているので、激しい辛さではないのだろう。一方で今回試食した旧製品も唐突に食べても明確に判る程度の唐辛子の刺激があり、新旧で大きな違いは無いものだと思われる。原材料名を見ると、今回の旧製品にあったねぎとニンジンが消えた反面、リニューアル後の新製品ではニラと唐辛子が追加されている。この辺の関係性はNo.7149で紹介した懐かしのしょうゆラーメンと同じだね。

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No.7168 JA全農 A-COOP 五目野菜ラーメン

No.7168はJA全農、A-COOP 五目野菜ラーメン。製造は寿がきや食品。というかちょっと前のテーブルマーク、更に言えばカネボウフーズの流れを汲むところであり、ノンフライカップ麺の正統な先駆者の血筋を受け継ぐ製品だともいえる。ありがたや~。

とはいえ、麺に米粉を混ぜてあるのは本製品のオリジナル部分。ちなみに少し前に紹介した同社のカレーうどん(No.7138)、味噌ラーメン(No.7158)は米粉の添加が無く、また今回の品だけ税込購入価格が110円で他よりも10円高い。A-COOPのカップ麺には他に醤油味があるのだが未入手。いつの日か出会うことができるかな?

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No.7167 サッポロ一番 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン(袋)

No.7167はサンヨー食品、サッポロ一番 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン(袋)。No.6816でカップ版の同名製品を紹介している。

▲元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン
カップ版( 2020年版) サッポロ一番一族ではない

黄色基調のパッケージデザインはどう見てもカップ版と同じ流れを汲むものなのに、何故か「サッポロ一番」銘が付くのは今回の袋版のみ。カップの企画モノは「サッポロ一番」を抜く方向にあるのかな?

カップ版が出た当初は「創業56年」と書いてあったのが、後に出た袋版を含めて現在は「創業昭和39年」に変更されたことから、当初この製品は短期間での売り切り企画と位置付けていて長続きさせるつもりは無かったものが、予想外に好評でレギュラー製品に格上げされたのだと推測する。

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