No.7085 日清食品 これ絶対うまいやつ! 濃厚味噌

No.7085は日清食品、これ絶対うまいやつ! 濃厚味噌。基本は3食パックでの販売。No.6865で背脂醤油、次に豚骨醤油(6895)を試食。この二つは味こそ違うものの基本的性格は酷似していると感じ、残る(今回の)濃厚味噌は試食の必要無しと判断した。決して嫌な味だからという訳ではなく、日清食品らしく高品質でスキのない完成度があると評するが、製品名やデザインと中身が合っていないと感じる点を含め、濃厚味噌の味も大体想像出来ると思ったから。

その後香味ねぎ塩(7045)が追加され、これはちょっと違うかも?と思って食べてみたら、前二者とは違う魅力を持つことを発見!改めて今回濃厚味噌を試食することとした。

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No.7084 Colusa-Miliket (Vietnam) Mì Ăn Liền Sa Tế

No.7084はベトナムのColusa-Miliket、Mì Ăn Liền Sa Tế。英語表記はSate Flavored Instant Noodles 。裏面の作り方解説や原材料表記は日本語化してある。印刷の図柄からして海老と鶏のダブルスープだね。No.7074で同じクラフト紙パッケージ(内側に防湿膜を積層)の姉妹品、Mì Hai Tôm Hương Vị Satéを紹介している。

競合のVifonやVị Hươngブランドもクラフト紙パッケージの袋麺を出しており、レトロ調袋麺というベトナムにおける一つの固有市場を形成しているみたいだ。でも通常のフィルムよりも防湿紙の方が製造コストが高そうだな。

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No.7083 大黒食品工業 マイフレンドビック ねぎ塩とんこつらーめん

No.7083は大黒食品工業、マイフレンドビック ねぎ塩とんこつらーめん。今回試食した品を買ったのは今年の2月だが、その直後に印刷デザインが刷新されている。だが原材料名(順序を含む)や栄養成分の表示は全く同一であり、中身は据え置きのスキンチェンジだろうと思われる。同社のサイトをくまなく探索していくと、まだ旧デザインの写真も複数出てくるし。

▲昔のビック ねぎしおとんこつ(2008年)

そしてウチにとっては2008年以来となる久々の試食。この時の品の栄養成分表示は今回のものと違っており、この14年間で少しは中身も変わっているのだろう。

※YouTube動画中で本製品の購入価格を税込160円と表示してしまったが、実際は99円です、すみません。

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No.7082 明星 濃いぜ!一平ちゃんBIG 豚ねぎそば

No.7082は明星食品、明星 濃いぜ!一平ちゃんBIG 豚ねぎそば。姉妹品に「豚たまごうどん」がある。

一平ちゃんは1993年1月に登場。当初は汁ありラーメンだけで、過剰に塩辛くて強い味だなあと感じた。当時私は三十歳を超えており、一平ちゃんが学生等の若い世代を対象としたものに思え、自分はもう対象外なのだ、若くはないのだと自覚した。そのせいか一平ちゃんシリーズにはどこかしら傍観者的というか感情移入できないような苦手意識がある。

その後一平ちゃんはスポット的に和風麺も出たがすぐに消え、圧倒的に焼そばが優勢なブランドへ変遷していった。そして突然の縦型カップによる和風麺、なぜ今これが出てきたのだろう?

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No.7081 エースコック 大吉 海老だし味噌ラーメン

No.7081はエースコック、大吉 海老だし味噌ラーメン。オリジナルの醤油味は1978年8月の発売で、おみくじが付いているのが特徴だったが、現在は運が良ければ図書カードが当たるものに変化しており、また北海道の限定販売となっている。

今回の品はNo.7041で紹介した鰹だし醤油や鯛だし塩(未入手)と共に2021年12月に発売された期間限定品で、全国で販売されるもの。但し今からの購入はもう難しいだろう。ここでも図書券が当たるキャンペーンをしているが、勿論ハズレ。この手の運に関わるコトは全然当たった例(ためし)がないんだよなあ。

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No.7080 麺のスナオシ 麺’s味工房 醤油ラーメン

No.7080は麺のスナオシ、麺’s味工房 醤油ラーメン。TRIALで税込59円の激安カップ麺として売られている本シリーズの紹介も、真打ちともいえる今回の醤油味で最後となる。全六種類をコンプした人間など、世界広しともいえどもそう多くはいないだろう。これが私のプライド、勲章である。

▲かつて私を通り過ぎて行った麺’s味工房たち
ちゃんぽんだけデザインが違う(マルタイみたい)
(2019~2022年)

私は目玉商品や賞味期限切れ間近ではなく、常時この値段で買えるカップ麺を日本で他に知らない。東南アジアの国々ではカップ麺が日本円換算で50円以下で買える場合も珍しくないが、このような場所では屋台での食事も100円程度で済むもので、お金の価値が違う。また製品の品質も次元が違うものだ。スナオシ凄い!TRIAL凄い!

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No.7079 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 徳島ラーメン醤油とんこつ味

No.7079はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 徳島ラーメン醤油とんこつ味。昨年の初夏にスーパーで何度か遭遇し、次に来た際に買おうと思っていたその直後、私の周辺からサーっとブツが引いてしまって購入不能となってしまった。即席麺あるある話ではあるものの、海よりも深く反省。一期一会精神を深く胸に刻んだものである。

▲すだちくん各種ポーズ(徳島県のサイトから拝借)
なお今回の製品にすだちは不使用

ところが年明け頃から再び出回るようになる。神が与えしこのリトライのチャンス、決して無駄には致しません。パッケージの右上には徳島県マスコットの「すだちくん」が私を呼んでいる。このキャラクターは承認申請を行なえば無償で製品に表示できるのね。(予備知識無しで見たらすだちには見えないかも)

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No.7078 Биофуд (Россия / Russia) Биг Ланч Дагшан Лапша с Куриным Вкусом и Овощами По-Корейски

No.7078はロシアのБиофуд、Биг Ланч Дагшан 、Лапша с Куриным Вкусом и Овощами По-Корейски。英語にすると会社名がBiofood、Big Lunch Dagshan(大具山)、Chicken Flavored Noodles with Korean Vegetables、という感じかな?Koreanが指すのが野菜なのか味全体なのかは判らない。

ペヤングみたいな容器だが焼そばではなく汁ありのラーメンで、これはロシアでメジャーなДоширак(ドシラック)に似せたもので、表記はロシア語の他カザフスタンとウズベキスタン語が併記される。

この地域の即席麺パッケージで漢字が書かれているのが珍しい。大具山・Dagshan(ダーシャム)で検索すると、バングラに近いインドの山が該当したが、漢字がこの場所を指しているとは考え難い。もしかして「大」きな「具」を意味しているのかな?更に味は韓国風ということで、製品のイメージが取っ散らかっている印象を受けた。

(なお今の時期にロシアの話題を出すことに若干の逡巡があったものの、政治や軍事と食文化は切り離して扱うべきことだと考え計画通りに試食を行った。まだチャイコフスキーやショスタコーヴィチの音楽を聴きたいし。)

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No.7077 サンヨー食品 舞妓はんひぃーひぃー 狂辛豚汁風うどん

No.7077はサンヨー食品、舞妓はんひぃーひぃー 狂辛豚汁風うどん。昨年11月に発売され、短期での売切品のようで現在はもう入手不能。姉妹品で狂辛味噌ラーメンもあった。

京都の「おちゃのこさいさい」による一味唐辛子「舞妓はんひぃーひぃー」を使用した製品。私はこの名前を知ったのは結構最近のことであり、唐辛子そのものも味わったことがない。古くからの伝統がある唐辛子がやっとメジャーになれた!という感じではなく、ブランディングのコンサルを入れて綿密に計算した企画の産物という匂いがするな。しかし伝統があるものは無条件に善で新興勢力は全て悪だとは考えないので、結果が良ければすべて良しである。

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No.7076 マルちゃん 白い力もちうどん 紅白もち入り

No.7076は東洋水産、マルちゃん 白い力もちうどん 紅白もち入り。年始のおめでたい席に向けて紅白の餅が入っている期間限定商品。前年も同じ企画があった。白い力もちうどんを食べるのは16年ぶり。

▲マルちゃん 力一杯(1980年、販路限定製品)
高級化の先駆け、明星中華飯店・中華三昧よりも先

白い力もちうどんは1981年に出たエースコックの力うどんに遅れること15年の1996年に登場。これだけを見ると東洋水産は餅入りカップ麺で随分と出遅れたように思えるが、1980年に「マルちゃん 力一杯」という餅入り担々麺を出している。これは定価300円という当時としては非常識な高額製品であり、レトルトの具が豪華だった反面、麺は普通の揚げ麺なのでアンバランスな印象があった。話題性はあったが短命だったと記憶する。

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