No.7641 Sedaap (Indonesia) Tasty Bakmi Ayam

No.7641はインドネシアのWingsfood、Mie Sedaap Tasty Bakmi Ayam。立派な紙箱に収ったレトルトの具付き汁なし麺で、購入価格は4,900IDR(約50円)と決して高くない(同国の一般的即席麺の売価は3,000IDR近辺)。

今まで二回このTastyシリーズを紹介し(やきにく・てりやき)、どちらも和風テイストだったが、今回採り上げる製品は日本語のサブタイトルが付かず、インドネシアの味ということらしい。本シリーズのレトルトの肉は大きな塊ではなく、クズ肉といっては失礼だが細かな欠片の集合体である。でも食べてみると乾燥肉を湯戻ししたものとは全くの別世界が待っていた。

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No.7640 Nissin (Indonesia) Ramen Rasa Kari ala Jepang カレー

No.7640はインドネシアのNissin Foods Indonesia、Nissin Ramen Rasa Kari ala Jepang、カレー。汁ありの和風カレー味ラーメン。

インドネシアにおけるカレー味の即席麺は、今回のインドネシア日清に限らず現地資本のIndomieやSedaapでも各種製品を揃えている。売れ筋の味とは言えない様子だが、一定の需要はあるものだと推測する。

一方でこの基本認識を持って同国の街中を歩いてみても、店舗でカレー味の麺料理やカレーライスを販売している姿を見たことがない。もしかしたら同国においてのカレー味とは、即席麺特有のものだと考えられているのかもしれないな。

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No.7639 Indomie (Indonesia) Hype Abis Mi Kuah Rasa Seblak Hot Jeletot

No.7639はインドネシアのIndofood、Indomie Hype Abis Mi Kuah Rasa Seblak Hot Jeletot。Hype Abisは激辛シリーズのサブブランド名で、Mi Kuahは汁ありのラーメンのこと。Seblakは西ジャワ州の辛い伝統料理、Jeletotは揚げ豆腐のことらしい。パッケージは赤地に唐辛子と炎が飛び跳ねる図で、得られる情報の全てが「辛い」という方向性を示している。食べるに当たってはそれなりの覚悟が必要だね。

購入価格は3,100IDR(約32円)で、普通のインドゥミーとほぼ同じ価格帯。個性の強いシリーズだが、価格面での差別化はされていない様子。

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No.7638 GAGA 100 (Indonesia) Extra Pedas Goreng Jalapeno (Pack)

No.7638はインドネシアのJakarana Tama、GAGA 100 Extra Pedas Goreng Jalapeno。激辛ハラペーニョ焼そば。カップの同名製品をNo.7592で紹介している。

海外遠征をする際、同シリーズで袋版とカップ版がある場合は違う味を買うようにしているが、今回誤って同じ味の袋とカップを買ってしまった。だが怪我の功名でカップ版を食べた際の疑問を今回の袋版で検証できたよ。

▲No.7592、カップ版の同じ味

というのも、カップ版の作り方説明は小袋三包を入れるよう指示があるのに二包しか入っていなかった。(製造不良か説明文の不備かが判らなかったのでブログや動画では言及しなかった)幸い今回の袋版も三包入れる指示がある。

※No.7592のブログで「同社はWebサイトを持っていない」と書いたが、今回の記事を書く際に再度調べたら簡単に見つかった。つい最近出来たのかも?

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No.7637 サンポー食品 酢ーラーわかめタンメン

No.7637はサンポー食品、酢ーラーわかめタンメン。今年七月の発売で、プレスリリースによると「夏にぴったりの味わい」という触れ込みがあることから期間限定商品。現在同社のサイトにはもう製品情報が載っていない。岩手県産わかめをたっぷり使用。

そのプレスリリースには「平塚タンメンをイメージして開発に至りました」と書かれている。花水ラオシャンのことかな?ここは実在のラーメン店巡りを殆どしない私でも随分前に食べたことがある。

フタにはわかめをあしらった龍が酸っぱさに顔をしかめて泣いているイラストが。失礼ながら洗練された外観とは無縁のサンポー食品らしくない、お茶目で可愛いデザインだね。

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No.7636 Bihunku (indonesia) Rasa Asam Pedas

No.7636はインドネシアのFKS Food、Bihunku Rasa Asam Pedas。 酢っぱ辛い味。No.7625で同社の汁なし麺を紹介している。

インドネシア製即席麺の製品名にはAyam(鶏肉)という単語が頻出するので、本製品を見た時にAyamとAsamを混同して辛い鶏肉味(Rasa Ayam Pedas)だな、と勝手に解釈した。だがその割にはパッケージの調理例写真に大きな海老が添えられているので不思議だなあ?とも思っていた。

食べた後でAyamとAsamを間違えていたと気付く。中途半端にインドネシアの即席麺用語を理解できるようになってきたが、まだまだ落とし穴がたくさんあるね。

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No.7635 Kuala Pangan (indonesia) Super Bihun Goreng

No.7635はインドネシアのKuala Pangan、Super Bihun Goreng。同社の製品を紹介するのはこれが三回目で、初めての湯切りを行なう汁なし麺。現在同社のスープ付袋麺は三種類しかなく、全種類制覇したことになる。ここは1973年に創業、その翌年からビーフンの生産を行なっている老舗企業。

パッケージ左脇にある同社のマークを見ると、いつもこりゃ爆弾の絵だよなあと思ってしまう。実は別な意味があるとしても、物騒な図柄に誤読させてしまうのは、食品に付けるマークとしてあまり相応しくないように考える。バックの白い部分がハートだとするなら、心を爆発させて震わせる食べ物、ということかな?

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No.7634 Sarimi (Indonesia) Rasa Iga Sapi

No.7634はインドネシアのIndofood、Sarimi Rasa Iga Sapi。牛リブ肉味。同社は著名なIndomieブランドの会社だが、その他にもルーツの異なる複数の即席麺ブランドを所有し、このターバンおじさんが目印のSarimiもその一つ。Sarimiブランドは安価なレンジを担っているという説もあるが、スーパー等を見て回る限りIndomieと比べ明確な価格差があるようには見えなかったし、実際他の味の製品を食べ比べてみても質感の上下差はなかった。

今回の品は右下に赤囲いで「Rp 2,500,-」とあり、2,500IDR(約25円)での特別価格とある(実際は2,400IDRで購入)。

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No.7633 Nissin (Indonesia) Cup Noodles Rasa Kaldu Sapi Ala Jepang

No.7633はインドネシアのNissin Foods Indonesia、Cup Noodles Rasa Kaldu Sapi Ala Jepang。和風牛肉味。丁度十年ぶりの試食となる。昔は白くて硬い樹脂製の容器だったものが、現在は紙製に変わっていた。

▲昔のインドネシア日清(当時の社名はNissinmas)
Cup Noodles Rasa Daging Sapi(牛肉味、2014年)
白い余白部の縦筋は強度確保と熱さ対策のため

日本におけるカップヌードルは当初発泡PS製の容器だったのが紙製へと移行したので硬い容器を用いた時期はない(1999年のスケルトンを除く)。しかし海外生産のCup Noodlesでは今でも硬質樹脂製のものがあり、見てもカップヌードルの仲間だという気がしなかった。やっぱ紙製になって上部の白い余白が消えると、日本のものに近付いたという気になるね。

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No.7632 釜石振興開発 釜石三陸磯らーめん しお味

No.7632は岩手の釜石振興開発、釜石三陸磯らーめん しお味。販売店によっては銀の三陸磯らーめんと呼ぶところもある。製造は秋田の八郎めん。なお姉妹品として金の袋に入った「釜石らーめん」という製品もあり、こちらは醤油味。大吟醸らーめんのことは銅と呼ぶらしい。

ウチではこの二社によるコラボ製品で「うにらーめん(No.7188、塩味)」「釜石大吟醸らーめん(No.7218、味噌味)」を以前紹介している。これらはみな税込300円オーバーの高額即席麺であり、麺をゆでた後に湯切りが必要でスープは別途熱湯で溶くという作り手に少々負担をかけるもの。同じ300円のカップ麺とは意味合いが異なるな。

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