No.6500 東洋水産 マルちゃん正麺 カップ 焼そば

No.6500は東洋水産、マルちゃん正麺 カップ 焼そば。正麺の試食は毎回ワクワクしながら臨むのだが、一方写真撮影のことを考えると毎回憂鬱になっていた。なにしろ正麺は袋もカップもバックの広い面積が金色であり、無造作に撮ると自分の顔や腕やカメラが映り込んでしまうので細心の注意を払う必要がある。

そんな素人即席麺フォトグラファー(?)の嘆きが東洋水産に通じたのか、今回の正麺焼そばは金色面が鏡のようなテカテカ反射するのではなくマットな反射をするものになっていて、比較的ラフに撮影しても大丈夫!良い時代になったもんじゃ。(今、他の正麺がどうなっているかは知らない)

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No.6499 Nissin Foods (USA) Top Ramen Shrimp Flavor

No.6499は米国の日清食品、Top Ramen Shrimp Flavor。米国日清食品の袋麺には出前一丁もチキンラーメンも(今は)無いのでこのTop Ramenが袋麺の代表格となる(日本から輸入されるRaohがあるが、街中には殆ど出回っていない)。と思ったら、カップ版のTop Ramenなんてのが出ていたんだね、知らなかった。

今年の6月にNYへ視察に行った際にはこんな製品を見た覚えがなかったのに?と思って調べてみたら、この7月8日に発表されたばかりだったんだ。くそー、あとひと月違っていたらなあ!電子レンジ調理可能というのがCup Noodlesに無い長所だね。

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No.6498 サンポー食品 焼豚ラーメン にんにくとんこつ味

No.6498はサンポー食品、焼豚ラーメン にんにくとんこつ味。佐賀県にあるサンポー食品の看板ともいえる「焼豚ラーメン」の派生製品で2019年3月の発売。本製品と同時に「ねぎとんこつ味」も発売されている(後日試食予定)。短期で終売してしまう季節製品かと思っていたが、どっこい今でも同社のサイトに製品情報が載っている

フタ上部にある黄色い「サンポー」印の右に同社のキャラクター「ヤカンちゃん」がいるのだが、今年6月の創業70周年記念を機にヤカンちゃんがリニューアルされた。今回の品に載っているのは旧ヤカンちゃんである。今後順次新しいヤカンちゃんに切替ってゆくだろうから、古いものを記念に購入保管したい人は急げ!

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No.6497 Gunz (Austria) Asia Gold Noodles Orientalische Art

No.6497はオーストリアのGunz、Asia GoldNoodles Orientalische Art。Orientalische Artはドイツ語で東洋スタイルという意味である。

オーストリア国籍の即席麺は過去にThai Cooking社のものを二回紹介しているが(No.5197, 5257)、会社名から推測できるようにタイで製造されたもの。一方今回の品はカップの側面にオーストリアの隣国であるチェコ製である旨が記されていた。チェコ国籍の即席麺は過去14種類食べており、その中でVitana社のカップ麺(No.5432)が今回の品と酷似していた。恐らく製造場所が一緒なのだろう。

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No.6496 大黒食品工業 たぬきそば

No.6496は大黒食品工業、たぬきそば。パッケージに狸の絵が描かれている即席麺というとポンちゃんラーメン(信陽食品、長野県)やポンポコラーメン(山本製粉、愛知県)といったローカル色の強い製品があるが、この群馬県を代表する大黒たぬきそばに描かれた狸は頭の上に木の葉が乗っかっている。これって化けて人間を騙そうとしてるところじゃないのか?

ちなみに同社のビックシリーズのたぬきそばにもカップ側面に狸の絵(顔だけ)が描いてあるけど葉っぱは乗ってない。この事実は大黒食品工業社内での狸の扱いに一貫性がないと非難すべきことなのか、いやいやそれぞれの製品の特性を勘案した上で葉っぱの有無を使い分けているのか、真相は闇の中・ポコポン!

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No.6495 Nissin Fodos (USA) Cup Noodles Spicy Chile Chicken Flavor

No.6495は米国の日清食品、Cup Noodles Spicy Chile Chicken Flavor。米国版Cup Noodlesについては先日No.6481のSesame Chicken味の際にチキン味の品揃えに関して述べている。

今回の品はポルトガルで購入したもの(上図)。日清は欧州でハンガリーに生産の、ドイツに販売の拠点を持っているのに米国で作られた製品が流通しているのが興味深い。まあポルトガルといえば欧州の西端であり大西洋の向こうは米国だから、下手にハンガリーから陸路で運ぶより米国から船で大量輸送する方がコスト的に有利なのかもしれんな。ちなみにポルトガルのスーパーでは欧州製の日清製品に遭遇しなかった。

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No.6494 まるか食品 ペヤング かきあげ味やきそば

No.6494はまるか食品、ペヤング かきあげ味やきそば。製品名を見て、カップのたぬきそばに入っているような円盤状のかきあげが入っているものだと信じて疑わずに購入したのだが、原材料名をみると揚げ玉が入っているのみでちょっと肩透かしにあった気分。製品名を見返すとかきあげ「」やきそばだったんだ。

まあ現実的に考えればスープの無い焼そばに円盤状の硬いかき揚げを入れても湯戻りせずにいつまでも硬いままであり、かなり食べ難い代物になってしまう。揚げ物の香ばしさを焼そばで楽しむには致し方ない選択だったのだろう。しかしこの時点で私はまだやきそばのことを以前ペヤングにあった「焼き蕎麦」だと勝手に脳内変換していた。

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No.6493 Spot On (Papua New Guinea) Instant Noodles Chicken

No.6493はパプア・ニューギニアのPacific Industries、Spot On  Instant Noodles Chicken。オーストラリアの北に位置する国だが一般的には馴染みが薄いというか具体的なイメージが湧きにくい国でもある。ここに即席麺など売られているのか?とあまり期待せずに訪れてみたら、あるわあるわ!様々な種類の袋麺がスーパーに並んでいた(カップ麺は殆ど無かった)。

唯一の赤い袋はSpot Onの姉妹品Beef味

さらに驚いたのは(今回の品は違うが)自国生産の即席麺まで存在していた!あと面白かったのは即席麺のパッケージの殆どが黄色いこと。上の写真は黄色い即席麺が十種類以上置かれている。この国では即席麺の袋が黄色くないと売れないのかな?

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No.6492 味王 (Taiwan) Rika Wo-Mien 力加麵 (for Panama Market)

No.6492は台湾の味王(アルファベット圏ではVe Wongと名乗る)、Rika Wo-Mien 力加麵。パナマ市場向けの製品である。最初この製品を手にした際、裏面にProducto de Taiwanと書かれていたから台湾製であることは判ったが、台湾のどの会社が作ったのか皆目見当が付かなくて途方に暮れてしまった。家に帰ってからバーコード数字の国籍・業者項(4 710008)をウチのデータベースで照合したところ味王製であることが判明した。

しかし、パナマというさほど即席麺が盛んではない場所に向けて専用の製品を用意するというのが興味深い。もっともパッケージは三~四十年前から時が止まったようなデザインなのだが。

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No.6491 東洋水産 マルちゃん カレーらーめん

No.6491は東洋水産、マルちゃん カレーらーめん。赤いパッケージが古くからのお馴染みである「マルちゃん カレーうどん」(1972年発売)を黄色いパッケージに替えたような外観であり、カレーうどんとの味の関連性を示唆しているようにも思われる。発売は2017年7月と結構最近出た製品であり、生産は神戸工場。

一方東洋水産には今回の品とは別に「マルちゃん スープカレーラーメン」(No.6414参照)というカレー味の袋ラーメンも持っており、これは背景にポプラ並木や時計台のイラストがあることから北海道・東北限定ベーシック製品の系譜に属するものだと思われる(生産は小樽工場)。異母兄弟のようなこの二つの品の間にどのような違いがあるのか興味深い。

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