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No.6109 Prima Taste (Singapore) Curry Wholegrain La Mian

No,6109はシンガポールのPrima Foods、Prima Taste Curry Wholegrain La Mian。漢字の表記は新加坡咖哩 全麥拉麵。Prima Tasteは突如彗星のように現れた高品質即席麺ブランドで、結構お高いにも関わらず価格に見合う価値があると評価され世界中で一気にメジャーになったし、フォロワーも出現した。

この勢いに乗ってさらに高級なWholegrain(全粒粉)シリーズを発売する。オンラインストアの価格は4個パックで11.4 SGD、現在のレートで950円、一個当たり238円程度になる。ちなみに全粒粉でないものは4個パックで10.23 SGD。今回の品はNo.6076で紹介したLaksa Wholegrainの姉妹品。

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No.6104 MyKuali (Malaysia) Penang Hokkien Prawn Noodle

No.6104はマレーシアのSky Thomas Food Industries、MyKuali Penang Hokkien Prawn Noodle。漢字で書くと檳城福建蝦面となる。ペナンもホッケン(福建)も地名であるが、中国福建省の料理人がマレーシア北西部ペナンに移り住み、そこで大受けした料理のようだ。

実は2016年4月のNo.5760で同社のPenang Hokkien Prawn Noodle Soup(檳城福建蝦面)という製品を紹介しており、パッケージは結構違うけれども中身は何が違うんだろう?と期待をしながら試食を行った。ちなみに質量や栄養成分は若干異なり、EANコードも別物。

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No.6099 中粮五谷道場食品 (China) 番茄牛腩面

No.6099は中国の中粮五谷道場食品、番茄牛腩面。この会社の英文表記はCofcoという何かの頭文字を並べたものになる。

中国市場におけるノンフライ即席麺の先駆けで、最近になってやっと競合大手が追従してきた状況であり、日本における今は亡きカネボウ食品みたいな位置付け。もっとも数年前までは麺もスープもこなれておらず即席麺としての完成度はあまり高くないと思っていた。

しかし中国でも健康志向の人は少なからず存在し、業績はグングン伸びていた・・・んだけど、国営企業ゆえのずさんな経営で近年急降下、即席麺事業を切売りすることになった。こんなところもちょっとカネボウに似ている。(カネボウは国営じゃないけど)

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No.6094 Nissin Foods (Gremany) Nissin Soba Teriyaki (Nordic Version)

No.6094はドイツの日清食品、Nissin Soba Teriyaki、北欧仕様。過去の事例からして北欧仕様といっても語句の表記がデンマーク・オランダ・スウェーデン・フィンランド語になるだけで中身はヨーロッパ圏共通だろうと推測する。この辺りの言葉は英語との関連が薄くて単語を見ても何がナンやらさっぱらんな。

No.6059で袋版のSoba Teriyaki味を試食しており、基本的な味造りはこれと同一だろうなあ。液体ソースの袋も同じものっぽいし。 続きを読む No.6094 Nissin Foods (Gremany) Nissin Soba Teriyaki (Nordic Version)

No.6093 MAMA (Thailand) Instatnt Noodles Yentafo Flavour

No.6093はタイのThai President Foods、MAMA Instatnt Noodles Yentafo Flavour。タイ語で書くとบริษัท ไทยเพรซิเดนท์ฟูดส์ จำกัด、มาม่า บะหมี่กึ่งสำเร็จรูป รสเย็นตาโฟ、となる。イエンタフォとは豆腐を紅麹で発酵させたもの。

この製品を初めて食べたのは2001年11月のNo.2087で、味以前にピンクというか紫色がかったスープの色にビックリしたものだった。赤ワイン・・・ではなくアメフラシをつっついて怒らせると吹き出してくる紫色の液体を連想させ、お世辞にも美味しそうには見えない。そういえば海辺で見るアメフラシの卵って中華麺みたいな形や色なんだよな。 続きを読む No.6093 MAMA (Thailand) Instatnt Noodles Yentafo Flavour

No.6090 Indomie (Indonesia) Hot & Spicy Fried Noodles(Mid-East Version)

No.6090はインドネシアのIndofood、Indomie Hot & Spicy Fried Noodles、中東向け輸出仕様。インドネシア本国ではMi Goreng Pedasと呼ばれる製品で、無印ミーゴレンに対する唐辛子強化版とでもいえるもの。No.6077グリーンチリ味同様バーレーンで入手した中東向け仕様で、アラビア文字が躍っている。

本来だったらこのBlogやYouTube動画にもアラビア文字の表示を入れたいのだが戦前の日本語のように右から左へ記述するため、多言語混在を前提とした文字環境でないとうまく入力表示できないんだよね。まあそれ以前にGoogle翻訳様を頼ってアラビア語の資料を調べるのが大変なんだけど。 続きを読む No.6090 Indomie (Indonesia) Hot & Spicy Fried Noodles(Mid-East Version)

No.6086 Nong Shim (South Korea) Budae Jjigae Noodle Soup

No.6086は韓国の農心、ブデチゲラーメン。漢字で書くと部隊鍋拉麵、ハングルだと농심、부대찌개면 。説明書きは英語だし、バーコードはEANではなくUPCなので北米向けの輸出仕様だな。丸囲み文字の「보글보글(bogeulbogeul)」は韓国版オノマトペで「ぐつぐつ」みたいな意味らしい。

この製品、デザインの相似性からNo.5736チゲラーメン(日本語仕様)と同一品ではないかと睨んでいたのだが、結論を言うと似ているものの別仕立てであった。どちらも輸入販売は農心ジャパンによるものなんだが、棲み分けが今一つ判りにくいな。想像するに今回の製品はグローバル仕様で、No.5736は日本市場に特化してチューニングしたもののように思える。 続きを読む No.6086 Nong Shim (South Korea) Budae Jjigae Noodle Soup

No.6085 Mee Kuali (Malaysia) Bihun Sup Rempah Pedas Daging

No.6085はマレーシアのSky Thomas Food Industries、Mee Kuali Bihun Sup Rempah Pedas Daging。英文の説明ではSpices Rice Vermivelli Soup (Beef Flavour)とあり、その実態はビーフカレー味のビーフンである。この会社はNo.5556で紹介したホワイトカレーラーメンがヒットして知名度を上げたところ。

今回の製作工程を撮ったYouTube動画は、撮影ミスのため丼の写っているシーンが全滅で、止むを得ずイラストを起こして紙芝居風にして誤魔化した。えらく面倒クサーからこんなのはあんましやりたくないなあ。 続きを読む No.6085 Mee Kuali (Malaysia) Bihun Sup Rempah Pedas Daging

No.6081 Mamee Chef (Malaysia) Perisa Kari Laksa

No.6081はマレーシアのMamee-Double Decker(カッコいい社名なだあ)、Mamee Chef Perisa Kari Laksa / Curry Laksa Flavour。今までMamee Chefシリーズはカップ麺を三回紹介してきたが、袋麺はこれが初めて。

Mameeはマレーシア市場で王者Nestle社のMaggiに次いで、Cintanと共に二位を争うような位置付け。日本の袋麺で言えばサッポロ一番に次ぐ出前一丁かエースコックのワンタンメン辺りのイメージかな(関東地方の場合)。

んでカップ麺ですら具が入っていないぐらいに素っ気ないマレーシアの一般的即席麺において、具が付いたちょっと高級品という位置付けがこのChefシリーズの特長。 続きを読む No.6081 Mamee Chef (Malaysia) Perisa Kari Laksa

No.6079 Gallina Blanca (Spain) Yatekomo Yakisoba Pollo

No.6079はスペインのGallina Blanca、Yatekomo Yakisoba Pollo。Polloはスペイン語で鶏肉のこと。No.6071Classicの姉妹品であり、会社のことやポーランド味の素との関係についてはそちらを参照のこと。

日本の焼そばで「鶏肉」をアピールするものはとても珍しい。i-ramen.netのデータベースを検索してみたところ、袋とカップの焼そば全447種のうち、具材に鶏肉を使うものが11種(ペヤングも含まれる)、製品名や謳い文句に鶏またはチキンが付くものは6種しか引っかからなかった。

鶏肉焼そば、意外な盲点だと言えよう。 続きを読む No.6079 Gallina Blanca (Spain) Yatekomo Yakisoba Pollo