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No.7351 味丹企業 (Taiwan) 真麵堂 刀削麵 蒜蓉味

No.7351は台湾の味丹企業、真麵堂 刀削麵 蒜蓉味。湯切りを行なう汁なし麺。日本語のシールが貼ってあり、そこには「旨辛にんにく醤油味」と書かれている。パッケージを見る限りは何も書かれていないが油で揚げないノンフライ麺。2018年のNo.6377で姉妹品の炸醤風味を紹介している。

刀削麺は小麦粉を練った生地を刀で削ぎ落して作るもので、厚さや形が微妙に不揃いなのが特徴。だが一般的な即席麺ではシート状の生地を固定刃で切り出して大量生産するので、フラットで単調なものになりがちだ。どのようにランダムな食感を付加するのかが問われる。なお同社サイトの国内向け製品説明では刀削麺という言葉は使われていない。

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No.7349 KOKA (Singapore) Signature Laksa Singapura Flavor

No.7349はシンガポールのTat Hui Foods、KOKA Signature Laksa Singapura Flavor。Singapuraはマレー語のSingapore表記、漢字で書くと星洲叻沙味。

この製品はかつて一度食べたことがある!と思って当時の記録(2010年のNo.4471)を読み返しところEANコードが別物。あれ?とよく見たら当時食べたのはノンフライ麺、今回の品は油揚げ麺なので別物であり、初めて食べる製品となる。現在Signatureシリーズは揚げ麺のみとなっている。健康への意識が高そうなシンガポールでも、揚げ麺と比べて売り上げが低調で廃止になったのかな?

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No.7345 Nissin Foods (Thailand) Thai Signature Stir Fried Spicy Lobster with Kapi & Dried Chili

No.7345はNissin Foods Thailand、Thai Signature Stir Fried Spicy Lobster with Kapi & Dried Chili。辛口エビ焼そば。タイ語だとไทย ซิกเนเจอร์ รสกุ้งมังกรผัดกะปิพริกแห้งとなる。タイの日清食品がパッケージを日本語化して生産した製品。

焼そばといっても麺をゆでた後に湯切りを行なうので実際には焼かない。スプーン一杯分を残して湯切りしろ、というのは三養ブルダック以降世界中に蔓延している作り方だが、残す量の調節が難しいので私は苦手。今回も水分過多でベチャベチャになっちゃったよ。

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No.7344 Kailo Brand (France) Nouilles Instantanees Saveur Homard

No.7344はフランスのCentral Asia Pacific、Kailo Brand Nouilles Instantanees Saveur Homard。ロブスター味。漢字表記は家乐牌龙虾面。同社は在仏の商社でEANコードも同国籍だが、製品の実態は香港製であり、在仏の華僑やアジア食品愛好家に向けた製品なのでは?と睨んでいる。

No.7199で姉妹品のカニ味を紹介したが、このときと同様に外装のフィルムは薄く貧弱で、写真は版ズレを起こしている。外観を見る限りはかなり古風で時代遅れのパッケージだ。しかし、カニ味の試食では外観の頼りなさを大逆転する好印象だったので、密かに今回も期待している。

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No.7342 食族人 (China) 麻辣爆肚粉 (春雨スープ)

No.7342は中国の河南食族人食品科技、食族人 麻辣爆肚粉。辛い(牛の)内臓味春雨、という感じかな?日本の製品ではあり得ないようなインパクトの強いパッケージと味である。

▲No.6657食族人 私房牛肉面(2019年購入)
こちらはノンフライの小麦麺、味は意外に堅実

同社の製品はかつてNo.6657で私房牛肉面を紹介している。これは豪州のアジア食材店で遭遇し、今回の品以上に荒々しいパッケージに惹かれて購入した。こんな製品は絶対に日本に入ってこないよなー、と思ったものだが、今では日本語化されて国内で入手できる。いい時代になったものだ。

▲中身はこんな感じで小袋が六包。
小袋に大きな字で「醤」とか「粉」とか書いてあるのは漢字圏の人間には有難いが、もうちょい集約できないかな?
(右端の胡麻ペースト以外は先入れ)

さほど大きなカップではないのだが、中には春雨の他に調味料の小袋が六包+折り畳みフォークがぎゅうぎゅうに詰め込まれている。作るのが面倒くさそうだな。

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No.7335 Unox (Nederland) Good Noodles Chili (Cup)

No.7335はオランダのUnilever Nederland、Unox Good Noodles Chili (Cup)。ここの即席ラーメンは昔から袋もカップも全製品が青基調のパッケージである(即席パスタは薄緑色)。正直あまり食欲を喚起させる色だとは言えないのだが、一目でUnoxのラーメンであることを認識できる効果はある。

背景色同様あまり美味しそうに見えない調理例写真は箸ではなくフォークで麺をすくい上げている。このことからアジアっぽさを売りにした製品ではなく、あくまで欧州の食べ物として企画されたものなのだろう。

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No.7333 वाइवाइ / WaiWai (Nepal) 123 Noodles Vegetable

No.7333はネパールのCG Foods、वाइवाइ (WaiWai) 123 Noodles Vegetable。日本語表記版。同社はネパールの巨大コングロマリット、Chaudhary Group傘下にある。

Thai Preserved Food Factory社より技術供与を受けて即席麺の製造を始め急成長。インドにも工場を建て、南アジアで大きなシェアを占めるに至る。新大久保辺りのアジア食材店でこのパッケージを見掛けた際、中央にネパール語のデバナガリ文字で「वाइवाइ」と書かれていたらネパール製、「WAIWAI」と書かれていたらインド製の証。右上の緑の日の丸はベジタリアン向けの印。他にチキン味もある。

なお製品名の「123」は、①麺をそのままボリボリ食べる、②丼お湯入れ方式で作る、③鍋でゆでて作る、の三方式どれでもOK、という意味。

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No.7331 VIFON (Vietnam) Bún Giò Heo

No.7331はベトナムのVietnam Food Industries、VIFON Bún Giò Heo。Bún は米粉を押し出して作る麺。Giò HeoはGoogle翻訳ではポークソーセージと出てくるが、製品にかかれる英語表記はPork Knuckles Flavor、ナックルは関節かな?さらに同社サイトの英文ページではInstant Rice Vermicelli Pig’s Feet Flavourと記載されており、豚足だね。

私にとってあまり馴染みのない部位の名前なのだが、結局どうもすね肉の辺りを指すらしい。まあレトルトの具が付いている訳でもなく、単なるポーク味と思っていいようだ。

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No.7329 Intermarché (France) Itinéraire des Saveurs Cup Nouilles Saveur Bœuf

No.7329はフランスのIntermarché、Itinéraire des Saveurs Cup Nouilles Saveur Bœuf。香りの旅カップ麺、牛肉味。製造は中国。あれ?

Itinéraire des Saveursはフランスのスーパーマーケットの下にあるプライベートブランド。かつてNo.6504でチキン味を食べているのだが、その時はタイ製で樹脂製の容器。欧州向けの製品としては明快な味で高評価だった。しかし今回の品は紙容器で中国製。調達先が変わったな。

そして開封すると「ああここか!」と思った。今まで何度も見掛けたことがあるスープの小袋の印刷。社名は知らないが委託生産の大手企業によるものだな。

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No.7327 颐海国际控股 (China) 海底捞 旨辛牛肉粉

No.7327は中国の颐海国际控股、海底捞 旨辛牛肉粉。英語表記はYiHai International Holdings、Haidilao Spicy Beef Noodles。じゃがいも澱粉の春雨で牛肉味。

近年海外の即席麺を日本へ導入する動きが盛んになり、日本語化されたパッケージを目にすることも増えてきて有難い。ようやく日本も鎖国状態を止めて開国したようなもの、といっても今まで日本が海外製品を拒絶していた訳ではなく海外勢が遠慮していただけなのだが。

今回の品も日本向けに「旨辛牛肉スープ春雨」という製品名表記があり、作り方の説明や原材料・栄養成分表記も日本の流儀に則っている。

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