カテゴリー別アーカイブ: 60海外の袋麺

No.7553 Lemonilo (Indonesia) Mie Instan Kuah Rasa Ayam Bawang

No.7553はインドネシアのPT Lemonilo Indonesia Sahat、Lemonilo Mie Instan Kuah Rasa Ayam Bawang、オニオンチキン味。ウチで初めて紹介する会社。2016年に創業し、翌年に即席麺事業へ参入とのことで、私が前回インドネシアへ行った2014年にはまだ存在していなかった。

ノンフライ麺による健康志向を売りにしている。スープはゆで汁ではなく別途熱湯を用いて溶き、麺は湯切りを行なう本格志向。同国でこの面倒臭さが受け入れられるか疑問だが、製品は潤沢に出回っていた。今回の品の購入価格は6,900 IDR(約70円)、同国の一般的袋麺の約二倍。

続きを読む No.7553 Lemonilo (Indonesia) Mie Instan Kuah Rasa Ayam Bawang

No.7544 BonCabe (Indonesia) Rasa Ramen Pedas Level30

No.7544はインドネシアのKobe Boga Utama、BonCabe Rasa Ramen Pedas Level30。ウチが初めて紹介する会社の激辛ラーメン。同社は調味料や飲料・スナック菓子等の製造販売が主で、即席麺を手掛けたのは最近のようだ。なおKobeといっても日本の神戸とは無関係。

今回の品は近所のスーパーで購入したものだが、その直後の今月上旬に私自身がインドネシアへ飛び現地の即席麺事情を調査してきた。その結果このBonCabeブランド製品も僅かだが売場の一角をしっかり確保していることを確認した。今後の成長が楽しみである。(インドネシア即席麺探索記は後日アップ予定)

続きを読む No.7544 BonCabe (Indonesia) Rasa Ramen Pedas Level30

No.7540 Batchelors (U.K.) Super Noodles Chicken Flavour

No.7540は英国のPremier FoodsBatchelors Super Noodles Chicken Flavour。映画Aquamanとのタイアップバージョン。

▲Super Noodles Chicken(2009年)

チキン味は15年ぶりの試食であり、その時は★1.0という悪い評価だったので、何も期待せず試食に臨んだ。まあこの製品に限らず英国産の即席麺に美味しさを望むのは全く無駄なことである。英国紳士はこんなもんを食べて喜んでいるのか?などと余計なことを考えてしまうのだ。

まあただ、麺の長さやスープの量や舌触り等で、世界の即席麺の標準から大きく外れている部分が多々あるので、それらを見つけ出す楽しさには溢れている。

続きを読む No.7540 Batchelors (U.K.) Super Noodles Chicken Flavour

No.7528 味丹企業 (Taiwan) 真麺堂 刀削麺 香辣醤油味

No.7528は台湾の味丹企業、真麺堂 刀削麺 香辣醤油味。このシリーズをウチで紹介するのは今回が三度目で、その全てが日本で購入したもの。台湾でこの製品を見掛けたことは一度も無く、味丹の台湾向けサイトにも製品情報は載ってない。

だが味丹の英文サイトには「真麺堂 Jhen Mian Tang」として載っており、どうやら輸出用の製品らしい。道理で英文サイトの製品名が「麵」ではなく「麺」表記だし、裏面の説明文は中国語より英語が優先して書かれている訳だ。(なお袋右側の大きな赤丸は日本語表記だが、これはシールを貼ったもの)。過去食べた経験では十分に台湾らしい製品であり、台湾国内で売らない理由が分からない。

続きを読む No.7528 味丹企業 (Taiwan) 真麺堂 刀削麺 香辣醤油味

No.7514 Lucky Me! (Phlippines) Pancit Canton Hot Chili Flavour

No.7514はフィリピンのMonde Nissin、Lucky Me! Pancit Canton Hot Chili Flavour。Pancit Cantonはフィリピン風焼そば。多くの種類がある中で、Hot Chili Flavourを食するのは今回が初めて。

同社は名前にNissinが付くが日清食品とは無関係。関係があったのは昔バターココナツを製造していた日清製菓(2002年に清算)。1989年にLukey Me!ブランドで即席麺事業へ参入し、同国のトップシェアを維持している。同国で日清食品との関係があるのはUniversal Robina社で、Nissinブランド製品を製造販売する。

続きを読む No.7514 Lucky Me! (Phlippines) Pancit Canton Hot Chili Flavour

No.7511 Apollo (Mauritius) Nouilles Instantanées Savour Curry

No.7511はモーリシャスのT&T International Foods、Apollo Nouilles Instantanées Savour Curry。

モーリシャスはアフリカ大陸の東、インド洋上に浮かぶ小さな島国。面積は僅か2,040km²で、東京都(2,194km²)よりも小さい。だがここに独立した(=Nestlé等他国企業の支配下にない)即席麺を作る会社があるという事実が、お伽噺的なロマンを強く感じさせる。

私の即席麺収集もこの近辺や南アフリカ(+南米)は空白域で、何時かは行かねばならん地として気に留めている。そろそろ気力や体力が衰えてくる御歳頃なので、早く決めなきゃいかんなあ。
(今回の品はいただき物)

続きを読む No.7511 Apollo (Mauritius) Nouilles Instantanées Savour Curry

No.7498 Mi Sedaap (Indonesia) Mi Goreng Perisa Asli

▲パッケージ中央にある「ピリ辛焼きそば」は
透明テープを貼り付けたもので、元からの印刷ではない

No.7498はインドネシアのKarunia Alam Segar、Wingsfood Mi Sedaap Mi Goreng Perisa Asli。同社は巨大なコングロマリットであるWingscorpの事業会社の一つであり、2003年より即席麺事業に参入した。それまで同国の即席麺市場を牛耳ってきたIndofood社を急激に追い上げ、野次馬的な見方をするならインドネシアの即席麺を面白くした立役者といえよう。

Perisa Asliはオリジナル味という意味で、汁なし麺のミーゴレンとしては最もベーシックな味。No.7478で姉妹品のAyam Krispi(クリスピーチキン味)を紹介している。

続きを読む No.7498 Mi Sedaap (Indonesia) Mi Goreng Perisa Asli

No.7497 MAMA (Thailand) Instant Noodles Minced Pork Flavour

No.7497はタイのThai President Foods、MAMA Instant Noodles Minced Pork Flavour。タイ語だと มาม่า บะหมี่กึ่งสําเร็จรูป รสหมูสับとなる、らしい。13年ぶりの試食。なお輸出版(MAMAのブランド表記)のポーク味を9年前に食べているが、タイ本国仕様とは異なる可能性もあるので別扱いとした。

▲左:2011年版タイ本国仕様
右:2015年版欧州向け輸出仕様
EANコードは別物

タイの即席麺=激辛!という固定概念を持つ人は多いだろうが、日本へは入ってこないごく普通の製品には全然辛くないものも多く存在する。過去の経験ではこのMinced Pork味も、添付の唐辛子を入れなければ穏やかだった。

続きを読む No.7497 MAMA (Thailand) Instant Noodles Minced Pork Flavour

No.7490 BestWok (Indonesia) Mi Goreng Black Pepper Seafood Flavour

No.7490はインドネシアのPT Surya Pratista Hutama Suprama Sidoarjo、BestWok Mi Goreng Black Pepper Seafood Flavour。長い社名だなあ。ウチが初めて紹介するブランドで、インドネシア国内でどれほどの存在感があるのは不明。行かなきゃ判らない。台湾での購入品。

四月の頭にYouTubeのチャンネル登録者(多分インドネシア人)から丁度「BestWokのミーゴレン、オリジナル味をレビューして下さい」という書込みを頂いており、今回の品は黒胡椒海鮮味なので完全一致ではないものの、一応要望に応えることが出来た。よかった。

続きを読む No.7490 BestWok (Indonesia) Mi Goreng Black Pepper Seafood Flavour

No.7489 Picnic (Thailand) Picnic Tomyum Flavour

No.7489はタイのWell-Grow、Picnic Tomyum Flavoured Instant Noodles。No.7469で同社のGreen Curry味カップ麺を紹介して、この時嘆いたようにWell-Grow(เวลล์-โกรว์ )という会社の情報は調べても全然出てこない。どうやらタイ国内ではPicnicブランドの製品が流通している形跡はなく、輸出専門のブランドのようだ。工場を持たず、どこかへ製造委託する輸出商社のような会社かもしれない。

今回の品は台湾の大手スーパーである全聯福利中心で購入したもので、ここへ行けばかなりの高確率でPicnicブランドの製品が置かれている。

続きを読む No.7489 Picnic (Thailand) Picnic Tomyum Flavour