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No.7701 Soaltee (Nepal) Kurilo Asparagus Flavoured

▲「SOALTEE」の書体が怖いよお

No.7701はネパールのCG Foods、Soaltee Instant Noodles Kurilo Asparagus Flavoured。ネパール語の商品名はसोल्टी तयारी चाउचाउ कुरिलोとなる。アスパラガス味の汁ありラーメン。CG Foodsはネパール最大手の即席麺メーカで、WaiWai(वाईवाई)ブランドの製品が有名。

しかしパッケージ赤枠内「SOALTEE」という製品ロゴがなんだかホラー映画のタイトルロゴみたいでおどろおどろしいね。周辺のネパール文字と相まり安易に封を切ってはならないような雰囲気を醸し出す一方で、緑の多い調理例写真が妙に爽やかで対照的。

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No.7699 PAPA (Thailand) Instant Rice Noodles Chicken Flavour

No.7699はタイのThai President Foods、PAPA Instant Rice Noodles Chicken Flavour。インドネシアで購入。同社はMAMA(中国語で媽媽)という世界的に強力な即席麺ブランドを持っているが、他にも輸出専用品として別のブランドも持っている。

▲MAMA(媽媽)ブランドの輸出仕様製品例
タイ国内版はブランドのロゴがタイ語のมาม่า表記になる
(MAMAの右下にも小さく表記)

▲PAMA(爸媽)ブランドの製品例
PAMA製品はマレーシアでよく見掛けられる
MAMAもPAMAもPAPAも同じ会社の製品

ウチでは過去にPAMAブランド製品を五種類紹介した。PAMAの中国語表記は爸媽なので、パパとママという意味になる。

今回PAPAというブランドを初めて紹介する。冗談で名称を決めているのか?と思ってしまうし、ブランドの違いによる製品の性格付けが違うかは謎である。(なおMAPAというブランドは無い)

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No.7697 農心 (South Korea) 辛ラーメン焼きそば

No.7697は韓国の農心(농심/Nongshim)、辛ラーメン焼きそば。韓国語では신라면볶음면、英語ではShin Ramyun Stir-Fried Noodlesとなる。販売者は農心ジャパン。볶음면(ぼっくんみゃん)という「焼きそば」を指す語は三養食品ブルダック炒め麺と同じだね。

今回の品は日本語表記版であり、本国版とは質量や栄養成分の値がほぼ()一致しているが、作り方の説明で本国版が麺を四分ゆでて湯切りしてソースと絡めるのに対し、日本語版ではフライパンで水気がなくなるまで炒めソースと絡める旨の指示がある。もしかしたら日本向けに中身も少し変えてあるのかもしれない。
)単位や有効数字の違いがある

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No.7695 味丹企業 (Taiwan) 味味一品 天香川味牛肉麵

No.7695は台湾の味丹企業、味味一品 天香川味牛肉麵。レトルトの牛肉が付く高級袋麺。英文でSichuan Beef Noodleと書かれるように、中国語の川味は四川(Sichuan)風を意味し、川味という語を使う即席麺は他社にも存在する。だが本製品の天香川味は、天から流れる香しい川の如く複雑で麗しい味という意味と四川風を絡めた味丹企業による造語らしい。

レトルトの牛肉付きということで今回の(日本での)購入価格は480円と高いが、一昨年台湾へ行った際はこの味味一品シリーズ(や競合する満漢大餐・一度賛)の袋麺は45TWD(当時のレートで210円)程度であり、格別に高いものではない。

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No.7693 BonCabe (Indonesia) Rasa Mie Goreng

No.7693はインドネシアのKobe Boga Utama、Mi BonCabe Rasa Mie Goreng。麺をゆでて湯切りしソースと絡めるインドネシア風焼そばのミーゴレンで、辛さレベル15とのこと。同社の製品はNo.7544で汁ありのラーメン(辛さレベル30)を紹介しており、これが二回目。ラーメンはかなりの激辛だったが、今回は辛さレベルの数値が半分なので恐るるに足らず、かな?

期間限定のサービスらしい「+Pangsit」という表記がある。この単語は前回No.7692にも出てきた餃子や肉団子の意味(英語ではDamplings)で、揚げ物の具が付いているらしい。ラッキーだね。

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No.7692 Pop Mie (Indonesia) Rasa Pangsit Jontor

No.7692はインドネシアのIndofood、Pop Mie Rasa Pangsit Jontor。インドネシア語のPangsit はDumplings、餃子とか団子の意味で、Jontorは同国西端スマトラ島アチェ州にある村の名前。2004年にM9.1の大地震とそれによる大津波があったあたりだね。日本人にとっては他人事とは思えない。

Ache(アチェ)+Jontorで検索すると餃子や焼売、肉団子風の写真が出てくるので、この辺りの名物料理なのだろう。カップのフタにもミニ揚げ餃子のような写真が載っている。炎のイラストと顔を赤らめてゲップをする人が描かれているので激辛のようだ。

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No.7690 Preeti (Nepal) Instant Noodles Chicken Soup Base

No.7690はネパールのAsian Thai Foods、Preeti Instant Noodles Chicken Soup Base。Preeti Instant Noodlesをネパール語で表記するとप्रिती तयारी चाउचाउ となる。最初の語はPretti、真ん中の語はタヤリと読み準備済みの意、最後の語はチョウチョウという感じに発音して麺を表す(ここまで解読するにはかなりの時間を要したよ)。

ウチで初めて扱うブランドだが、かつてこの会社で2pmブランドの製品を紹介したことがある。最近は新大久保に行けばネパールの即席麺を容易に入手できるようになっているね。

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No.7687 康師傅 (China) 香辣牛肉面

No.7687は中国の康師傅控股(Master Kong Holdings)、康師傅 香辣牛肉面。16年ぶりの試食。康師傅ブランドの即席麺を作る工場は中国の複数箇所に分散しており、今回の品は沈阳(瀋陽)頂益食品によるもの。

▲昔の康師傅、香辣牛肉面(2009年)
製造は天津頂益食品

中国は即席麺消費量で断トツの世界一位()、その中国で過半数のシェアを持つ康師傅は世界一の即席麺ブランドだと言える。その康師傅の製品は袋もカップも十種類ぐらいがあり、私も完全制覇には遠く至らない。

中国422.1億食/年、二位のインドネシアが145.4億食/年、日本は五位で58.4億食/年(2023年、WINA資料より)

その康師傅の看板製品といえば今回紹介する香辣牛肉面(橙色)と紅焼牛肉面(赤)が双璧をなすもの。いわば数的に世界トップクラスの味だと言って過言ではないのだ!

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No.7685 味丹企業 (Taiwan) 福利麵館 蔥燒牛肉湯麵

No.7685は台湾の味丹企業、福利麵館 蔥燒牛肉湯麵。初めて聞く名前なので(日本で)購入。帰宅後に試食の記録を見返してもこの製品名は無い上に、同社のサイトにも情報が載っていない。だが不思議なことに、何となく既視感があるんだよなあ・・・

▲台湾の味丹企業、美味小舗。蔥燒牛肉湯麵
(2023年に台湾で購入)
麺と具の調理例写真はたぶん同じもの
丼とパースペクティブ処理は後からの合成加工だろう

んで昨年No.7444で紹介した同社の美味小舗、蔥燒牛肉湯麵と見比べたところ、袋の調理例写真が同一であることに気が付いた!栄養成分の数値も完全一致しており、中のスープと調味油の小袋も同じに見える。

▲今回の品は外装袋のフィルムががアルミ蒸着の遮光タイプ
美味小舗は透明フィルムへの印刷

ということで、今回の福利麵館は同社の美味小舗と同一品であるという仮説を立てた。今回の品は外装フィルムが遮光タイプであることが異なるが、これは輸出対応だからか?

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No.7683 Nissin (Indonesia) Irvins Spicy Salted Egg Flavour

No.7683はインドネシアのNissin Foods Indonesia、Irvins Spicy Salted Egg Flavour。インドネシアで広く普及している麺をゆでて湯切りし、ソースと絡める汁なし麺。なのにミーゴレンの表記は無く、伝統的ミーゴレンとはルーツが違うことの表れなのかな?

Irvinsはシンガポール生まれで塩卵チップスが人気のブランド。黒い爆弾みたいなマークはアヒルで、辛くない味では導火線が無くなる。初めて見た瞬間、昔あった日清の爆裂シリーズに付けられる爆弾マークを連想したよ。

▲日清の爆裂シリーズ。右上に爆弾マーク

なお日清食品はインドネシアの他、シンガポールや香港でもIrvinsとのコラボ製品を出している。

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