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No.6962 明星チャルメラ 宮崎辛麺

No.6962は明星食品、明星チャルメラ 宮崎辛麺。発売は2020年3月で比較的新しい製品だが、あっという間に市場に受け入れられて、多くのスーパーで定位置を確保するまでになった。それも五個パックだけでなく単品でも。そして決して一過性のブームではなく現在でも継続中である。コロナで家での食事の機会が増えたこともあるが、これはもう大ヒット作と呼んでも良いだろう。

裏面の作り方説明では卵一個を使うように指示がある。もちろん卵無しでもいいよとも書いてあるが、卵入りを強く推奨している様子。ウチの試食では基本的に素の味が推測できなくなるので卵は入れないのだが、今回は敢えてメーカ推奨の方式で作ることとした。

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No.6961 徳島製粉 金ちゃん玉ねぎらーめん

No.6961は徳島製粉、金ちゃん玉ねぎらーめん。姉妹品としてNo.6941でねぎラーメンを紹介している。ねぎラーメンは1986年7月の発売でもう35年が経つ長寿製品なのだが、今回の玉ねぎラーメンは2021年2月発売でまだ生まれたてのホヤホヤ。平成をすっ飛ばして昭和と令和の世代差があるね。姉妹品というよりも親子の関係か。

▲金ちゃんの(玉抜き)ねぎらーめん

主な看板として玉ねぎを掲げる即席麺は意外に少なく、現行品で他に知っているのはイトメンのカップ及び袋麺ぐらいしかない。イトメンの場合は製品名が「たまねぎ」とひらがな表記、ラーメンはカタカナである。またイトメンが「コンソメ味」と銘打つのにたいして今回の金ちゃんはしょうゆ味。各所が微妙に違う。

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No.6960 寿がきや食品 全国麺めぐり 藤枝朝ラーメン 冷たい醤油味

No.6960は寿がきや食品、全国麺めぐり 藤枝朝ラーメン 冷たい醤油味。製造は加ト吉水産。前回の凄麺冷し中華に続く、麺を冷水に晒して作る方式のカップ麺。この二者の違いは凄麺が冷えた麺に濃縮スープを絡めて食べるのに対し、今回の品は濃縮スープを冷水で溶いて、これに浸して食べることにある。つまりもう一手間余計にかかってしまうことになる。(この製品も既に製造は終了している様子)

静岡県藤枝市ではお茶に関わる人達が早朝の仕事を終えてからラーメンを食べる風習があり、通常の暖かいラーメンの他に冷したものも広く親しまれている。今回の製品は藤枝朝ラー文化軒究会の公認であり、過去にNo.6235でミナミ製で同名の袋めんを紹介している。

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No.6959 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 冷し中華海藻サラダ風

No.6959はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 冷し中華海藻サラダ風。季節限定商品であり、同社のWebサイトではまだ製品説明ページが残っているものの「製造終了」と記され、市中在庫ももう殆ど無い様子。

▲カップ冷し中華の先駆け、大黒食品工業の冷し中華(製造年不詳。JANコードや警告表示が無いので1980年近辺か?)

乾燥麺(油揚げ麺・ノンフライ麺)によるカップの冷やし中華は実施例がとても少ない。継続して発売しているのは私の知る限り大黒食品工業だけで、ヤマダイではこれが初めてだと思う。湯切り後に麺を冷水に晒す工程が、簡単さが身上のカップ麺にとっては面倒臭く思われること、その割に満足できる結果が得難いことが普及しない理由か?と想像する。凄麺ブランドを冠して今回の製品を出すのだから、ヤマダイには相当の自信があるのだろう。

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No.6958 越後屋重兵衛 佐渡あごだしらーめん

No.6958は新潟の越後屋重兵衛、佐渡あごだしらーめん。製造は同じく新潟の松代そば善屋(よしや)。そば屋が作ったラーメンとして新潟及びその近隣地域の味を棒状ラーメンとして提供する、観光土産的な性質が強い製品を提供する会社。過去ウチではNo.5129で長岡しょうがらーめん、6063で富山ブラックらーめん(現在は販売されていない様子)を紹介している。

「あご」はトビウオのことで、今まで私はあごダシといえば九州方面という先入観を持っていたが、調べてみたらトビウオ自体は日本海も太平洋も結構広い範囲で採れるものらしい。もっともトビウオにもいろいろな種類があるから場所によって微妙に味も違うんだろうけど。

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No.6957 サッポロ一番 みそラーメン 旨辛

No.6957はサンヨー食品、サッポロ一番 みそラーメン 旨辛。2013年9月の登場。今年の四月に購入して五ヶ月貯めこんだ後の試食となる。しかし今日同社のWebサイトを覗いたところ、本製品はこの九月にリニューアルされたばかりではないか!(しまった!)

▲今月リニューアルした品
(画像はサンヨー食品のサイトより拝借)

新しいバージョンではパッケージおもて面の「みそラーメン」と「旨辛」の上下位置が逆になり、背景も赤黒から黒一色に変化している。中身に関しても質量や栄養成分の数値等全てが変わっており、麺もスープも見直されているようだ。というわけで今回の試食記は旧バージョン品のあまり役に立たないレビューである。ウチは在庫の滞留時間をもっと短くしなけりゃいかんなあ。

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No.6956 マルちゃん トレーワンタン 生姜風味鶏だし味

No.6956は東洋水産、マルちゃん トレーワンタン 生姜風味鶏だし味。今年の四月に遭遇し、「期間限定」の文字を見て緊急購入。しかし同社のWebサイトでは未だに製品情報が載っている。また発売日が8月16日付になっており、私が買ったのは何だったの?という疑問が湧く。正式販売前のトライアル販売だったのかな?

トレーワンタンの登場は1972年5月。前年に出たワンタン入り袋めん「リャンタンメン」のワンタンのみを抜粋して増量したようなもの。当時私はリャンタンメンが大の好物であったが、うまく作らないと皮が破けて悲しい思いをしてしまう。なのでワンタンだけをたっくさん!というトレーワンタンは有難いものだった。

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No.6955 日清食品 日清爆裂辛麺 韓国風 極太大盛激辛焼そば

No.6955は日清食品、日清爆裂辛麺 韓国風 極太大盛激辛焼そば。今回の焼そば及びラーメンの二種が三月に発売されて新しい激辛シリーズなのかと思っていたら、つい先日爆裂豚道というニンニク特化型の製品が追加された。あくまで「爆裂」までがブランド名であって、必ずしも辛い訳じゃないんだ。

赤黒基調で緊張感に満ちた文字が弾けるパッケージが的確に中身を象徴しているなら容易に刺激的で強引・豪快な味が想像でき、反面繊細さや上品さ、澄んだ味や香りは望むべくもないだろう。まあ身心が弱った人がこの派手な外観の製品を手にするとは考え難いし、想定外の顧客を遠ざけるための機能を持たせたデザインなのだな、と思う。

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No.6954 三養食品 (South Korea) カムジャ麺

No.6954は韓国の三養食品、カムジャ麺。ハングル表記では삼양식품、감자라면。カムジャとはじゃがいものこと。日本の即席麺は小麦粉だけ使った麺が多いが、海外モノは様々な理由からタピオカやじゃがいもの澱粉を添加してあるケースが殆どである。韓国の即席麺も昔からじゃがいも澱粉の含有量が多く、もちもちしてしぶとく粘る食感はこれに依るところが大である。まあこれは功罪相半ばするものでもあるのだが。

今回の品は日本向け仕様で、栄養成分の表示も日本の流儀に合致させてあるので材料表記の順番が含有量の順番でもある。それによると麺の材料はじゃがいも澱粉>小麦粉であり、日本の即席麺とはかなり食感が異なるものだろうと予想する。

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No.6953 マロニー スープマロニーちゃん まろやか鶏白湯

No.6953はマロニー、スープマロニーちゃん まろやか鶏白湯。姉妹品の鶏ダシたまごをNo.6913で、うま辛担々味を6933で紹介している。

久々にマロニーのWebサイトを覗いてみたら、このスープマロニーに8月から新製品「ごま豆乳鍋味」が追加されるとのニュースリリースが出ていた。とはいっても販売地域は従来製品と同様東海以西限定で、我ら関東人民には幻の製品。(ああ、コロナが収束したらあちこちへ即席麺の買い出しに行くんだ!と色々夢想中)なおこのニュースリリースには同時にNo.6933で紹介したうま辛担々味が9月末で終売となってしまうとの情報も併記されていた。

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