No.7540 Batchelors (U.K.) Super Noodles Chicken Flavour

No.7540は英国のPremier FoodsBatchelors Super Noodles Chicken Flavour。映画Aquamanとのタイアップバージョン。

▲Super Noodles Chicken(2009年)

チキン味は15年ぶりの試食であり、その時は★1.0という悪い評価だったので、何も期待せず試食に臨んだ。まあこの製品に限らず英国産の即席麺に美味しさを望むのは全く無駄なことである。英国紳士はこんなもんを食べて喜んでいるのか?などと余計なことを考えてしまうのだ。

まあただ、麺の長さやスープの量や舌触り等で、世界の即席麺の標準から大きく外れている部分が多々あるので、それらを見つけ出す楽しさには溢れている。

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No.7539 イオン トップバリュ ベストプライス 醤油ラーメン

No.7539はイオントップバリュ ベストプライス 醤油ラーメン。製造は日清食品で税抜価格は単品で68円、五個パックが298円。同じイオンのPB品で前回紹介したオールタイムヌードルの袋しょうゆラーメン(単品45円、五個パック208円)の上級商品という位置付け。

▲トップバリュ 醤油ラーメン(2019年)
製造は同じく日清食品で、単品が税抜40円

実は五年前にもトップバリュの醤油ラーメンを試食紹介しているのだが、今回はベストプライスというサブブランドが付き外観もJANコードも大きく変わっているので再度の試食を行った。まあオールタイムヌードルと比較する意図もあったし。しかし五年前のトップバリュは税抜価格が40円と、現在のオールタイムヌードルよりも安かったんだなあ。

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No.7538 イオン オールタイムヌードル しょうゆラーメン (袋)

No.7538は イオン オールタイムヌードル しょうゆラーメン (袋)。製造は三重県のつばめ食品(昔の北勢麺粉)で、ここは様々なブランドの揚げ麺を委託生産しており、日産21万食の製造キャパがあるとのこと。

イオンのプライベートブランド即席麺はお馴染みトップバリュのベストプライスが代表的であり、今回のオールタイムヌードルは序列的にその下位に当たるもの。袋麺単品での税抜価格はオールタイムが45円でトップバリュは68円、ほぼ1.5倍の差がある。

包装や流通などの費用を考えると売価45円で利益など出るのか?という素朴な疑問が湧くのだが、そこは日産21万食という圧倒的なスケールメリットで押し切るのだろう。

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No.7537 サンポー食品 コクの一杯 鶏白湯ラーメン

No.7537はサンポー食品、コクの一杯 鶏白湯ラーメン。姉妹品の豚骨拉麺をNo.7517で紹介している。税抜希望小売価格172円の安価な製品。

関東圏で同社の製品はたまに焼豚ラーメンを見掛け、ヤオコーなど特定流通経路で同社サイトに載っていない製品を発見する程度なので稀少価値が高い。

ところが昨年7月に発売されたコクの一杯シリーズは安売り現場に遭遇する機会が多々あり、何故この製品だけが?と疑問に思っていた。そして冷静に思い出してみたら、見掛けたスーパーはみなCGCグループ系列だということに気が付いた。もしかしたら自前で営業網を築くのではなく、流通大手に委託することで全国展開を図っているのかな?

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No.7536 マルちゃん バミー ヌアトゥン

No.7536は東洋水産、マルちゃん バミー ヌアトゥン。タイ語の表記はบะหมี่เนื้อตุ๋น で、牛肉煮込み麺。タイには即席麺購入で二度行ったが、牛肉味の製品は少数派という印象を持つ。

製造は東洋水産系の酒悦。No.7526で紹介したPrawn Mee(マレー風海老麺)と同様のアジアンシリーズ。他に台湾風の「鹹豆漿拉麺」もあったが、未購入のまま終売になってしまった。

しっかしアジア地域に弱い東洋水産がこのような企画をするのは違和感を否めない。東洋水産(現地名Maruchan)が圧倒的な支配力を持つメキシコや北米地方での有名伝統料理を即席麺化するのなら、強い説得力があるのになあ。

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No.7535 日清ラ王 醤油 3食パック (袋)

No.7535は日清食品、日清ラ王 醤油 3食パック。袋のラ王醤油を食べるのは12年ぶり。昔のパッケージの方が上品で高級そうだな。

▲初代袋のラ王醤油(2012年)

今年三月に行なわれたリニューアルで、パック販売が五個から三個へ変更された。私個人としては五個パックの袋麺は購入を少し躊躇するが、三個パックだと心理的な障壁がうんと低くなり気軽に買い物カゴへ放り込める。最近は競合他社を含め三個パックの製品が増殖中だが、この流れの源は2020年に発売された「日清これ絶対うまいやつ」であり、中身を含めて実験的な意味合いが強い製品だなあと感じていた。それから四年を経て看板ブランドのラ王にも波及されるようになったんだなあと思うと感慨深い。

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No.7534 イチカラ畑 イチカラそば

No.7534は新潟県のイチカラ畑、イチカラそば。無農薬で有機栽培を行うため一から畑を作った、というのが社名の由来らしい。即席麺は今回の品が唯一の製品。製造は埼玉県の高橋製麺。

作り方の説明を見ると、①丼お湯入れ方式、②鍋で麺をゆでてゆで汁でスープを溶く、③鍋で麺をゆでて湯切りを行ないスープは別途熱湯で溶く、の三方式に対応している。この3Wayマルチ対応の製品は初めて見るかもしれない。作り方がテキトーな海外の即席麺では①&②両対応という製品は結構あるが、③を含むものは覚えがない。(海外製品では①&②+そのまま食べる、というのは結構ある)三個買って全方式を試してみるべきだったな。

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No.7533 大黒食品工業 AKAGI 煮干し中華そば

No.7533は大黒食品工業、AKAGI 煮干し中華そば。2021年発売。

この製品のルーツであるAKAGI 中華そばは、当時の本庄食品(埼玉県、後にアカギに社名変更、その後大黒食品工業に統合)が1975年に発売した。小規模な本庄食品にしては大ヒット作といえる製品で東京や神奈川で普通に購入でき、学生の頃はよく食べたものだ。

当時はカップが橙色の硬質樹脂製で、外側に断熱と強度確保のためのリブが放射状に立てられ機能美を感じ、食べ終わった後にはお皿や小物入れとして重宝した。コストが高そうなカップだがその割に中身は貧弱で、いつの間にか一般的な発泡カップに変わっていた。一抹の寂しさを感じるな。

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No.7532 三旺食品 佐渡金銀山 焼あご塩らーめん

No.7532は新潟県の三旺食品、佐渡金銀山 焼あご塩らーめん。ウチで扱うのが珍しい生麺を使うカップ麺。なお麺を有機酸溶液で処理した「生タイプ麺」とは別物。購入日から賞味期限まではひと月半以上余裕があった。

私は乾燥していない麺の製品が嫌いな訳ではないが、巷には和風麺を扱う小さな会社の製品が沢山あり、これらを試食記の対象に含めるとi-ramen.netの印象が散漫になってしまうと考え、基本的には収集対象外としている。だが今回のように面白そうな製品を見つけた際はその限りではない。

佐渡へ行った際に購入した品。佐渡金山が世界遺産に登録されるタイミングに合うかな?と思ったが、未だ決定には至っておらずちょっと残念。

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No.7531 徳島製粉 金ちゃんラーメンカップ鶏しお

No.7531は徳島製粉、金ちゃんラーメンカップ鶏しお。同社の縦型カップ麺は現在「金ちゃんヌードル」と「金ちゃんラーメン」の二系統があり、金ちゃんに馴染みの薄い関東以北の人間にとってはこの二つのブランドの差は分かりにくい。前者は税抜希望小売価格が225円、後者は希望小売価格を設定しないオープン価格。実勢価格はヌードル>ラーメンで、明確な序列がある。

▲金ちゃんヌードル
見た目ではどちらが高級なのか判別が付かない。

徳島製粉の名を世に知らしめた袋麺をルーツとする金ちゃんラーメンが格下というのは納得いかない!という人もいるかもしれないが、今の若い人達は金ちゃんヌードルの方が知名度が高いだろうから仕方ないかな。外観デザインをみてもどちらが高そうかは判らないし。

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