No.7210 麺のスナオシ 塩拉麺

No.7210は麺のスナオシ、塩拉麺。同社の塩味袋麺には私が知る限り今回の品の他に「サッポロタンメン」と「麺’s味工房塩ラーメン」が存在し、そのどれもが五個パック税込200円程度かそれ以下の安い価格帯に属する。似たような購買層へ向けて三種類も製品を用意するのは何故なんだろう?と、素朴な疑問が湧きあがる。(なお、このうち麺’s味工房は同社のサイトに製品情報が載っていないので販路限定品かもしれない)

▲スナオシの袋版塩ラーメンシリーズ

そして今回の試食を行った上で、この三種類は中身がそれぞれ微妙に異なると判断する(但し試食時期はバラバラ)。素人考えではパッケージだけ違えて中身は共通化すればコストの低減になるのになあ、と思うのだが。

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No.7209 Jomo (Vietnam) Mì Khoai Tây Hương Vị Sườn Hầm Măng Chua

No.7209はベトナムのAsia Foods Corporation、Jomo Mì Khoai Tây Hương Vị Sườn Hầm Măng Chua。メンマとリブ肉の煮込み味じゃがいも麺。

同社はGấu Đỏブランドが古くから有名だが、今回のJomoブランドは2012年にベトナムへ行った際には見た覚えが無い。だが昨年末に行った際は、大型スーパーでで棚一段分程度の存在感を得ていた。勿論ウチでJomoを紹介するのは今回が初めて。

この「Jomo」ブランドに遭遇した瞬間、日本のガソリンスタンドのJomoと関係があるのか?あるいは上毛(群馬)出身の有力者が出資したのか?と胸騒ぎしたよ。

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No.7208 Acecook Vietnam (Vietnam) Udon Sukisuki Trộn Hương Vị Bò Xốt Teriyaki

No.7208はベトナムのAcecook Vietnam、Udon Sukisuki Trộn Hương Vị Bò Xốt Teriyaki。牛肉てりやき風味焼うどん。このUdonシリーズは他に汁ありの製品が二種類ある(うち一つは近日紹介予定)。

同社は日本の食文化をベトナムへ積極的に紹介しており、今回の品もその一つ。とはいえ同国におけるうどんの知名度は皆無に等しく、他社でうどんの即席麺(※1.2)は一つも見掛けなかったし、街を見回してもうどんを出してくれる店舗もない。まあフォーやブンなどの米粉麺が浸透しきっている国だから、今更うどんが付け入る余地など全く無いだろうなあ。
※1 日本人向けスーパーは除く
※2 スープ無しの棒状乾麺を含む

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No.7207 まるか食品 味の大関 復刻版

No.7207はまるか食品、味の大関 復刻版。はて?同社はもう袋麺の製造から撤退している筈なのに、一体どこが?と思って裏面を確認すると、製造は三重県のつばめ食品とある。ここは昔の北勢麺粉で、トップバリュやいわて醤油などの製品を委託生産する会社だね。

味の大関は昭和41年に登場。大手メーカの製品が実売25円程度のところに15円ラーメンと銘打って市場へインパクトを与えたらしい。(当時私はこの製品を知らなかったので後付けの知識だが)

▲わかりにくい?調理方法

今回の品の調理方法を読み、悩んでしまった。400mlのお湯は麺を茹でるためではなく、粉末スープを溶くためのものだと理解できる。とすると麺を湯切りする必要があるのか!?

幸い五個パック品を購入したのだから、通常の安い袋麺のように茹で汁でスープを溶く方法と、麺を茹でた後に湯切りして別途熱湯でスープを溶く方法との両方を試してみよう。

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No.7206 ツバサ きりたんぽラーメン 秋田チャンポン味

No.7206は秋田県のツバサ、きりたんぽラーメン 秋田チャンポン味。製造はクックランド。具にレトルトのきりたんぽが付いた冒険的なラーメンで、姉妹品に比内地鶏醤油味・秋田辛味噌味が存在する。ツバサ及びクックランドの秋田県コンビはNo.7192のハチ公ラーメンでも取り扱ったばかり。しっかし、チャンポンが秋田にもあるなんて全然知らなかったよ。味噌味ベースのものが主流らしい。

スペック上できりたんぽは重さ17gのものが四個、計68gもある。これはご飯の塊であり、きりたんぽだけでも結構腹持ちしそう。普通のラーメンの一食分よりもかなりボリュームがある製品だと覚悟して臨む必要がありそうだ。

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No.7205 日清食品 チキンラーメン ビッグカップ 純喫茶のピザトースト風 トマト&チーズ味

No.7205は日清食品、チキンラーメン ビッグカップ 純喫茶のピザトースト風 トマト&チーズ味。チキンラーメン誕生64周年を記念し、「昭和レトロ」をテーマとして姉妹品のナポリタンやマイルドカレーとともに昨年の8月に発売された製品。同社のサイトにはまだ製品情報が載っているが、さすがにもう市中で見掛けることは無い。

パッケージデザインはほのぼのとした脱力系。俺は凄いんだぜ!美味いぞ!というギラギラしたアピールがないのは良い。同時にこれちゃんと真面目に作ってあるの?投げやりの企画じゃない?という不安も少しある。まあxx周年企画という短寿命製品ゆえの緩さや軽さが長所として出ていれば良いのだが。

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No.7204 Nissin Foods (Vietnam) Nissin Raoh Hương Vị Thịt Hầm Tonkotsu Cay

No.7204はベトナムのNissin Foods Vietnam、Nissin Raoh Hương Vị Thịt Hầm Tonkotsu Cay。ベトナム版袋のラ王ピリ辛豚骨味。今や日本のラ王では豚骨醤油を残して絶滅してしまった豚骨味の、さらに辛いバージョンがここでは存在しているのだ。なお普通の辛くない豚骨味もある。ベトナムでは珍しい麺を鍋で茹でるタイプで、かつノンフライ麺である。価格も11,300VND(約65円)と同国の中では高め。

日本語で「日清ラ王」と書かれているが、これに相当するベトナム語が「Vua Mì Ramen」に当たり、英訳するとKing of Ramen。どこにでも売られている製品ではなく、少し探す必要がある。

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No.7203 Omachi (Vietnam) Sườn Hầm Ngũ Quả

No.7203はベトナムのMasan Consumer、Mì Ly Omachi Sườn Hầm Ngũ Quả。豚バラ肉のシチュー風味。パッケージの写真で強調されるように、45gもあるリアルなソーセージが付いているのが特徴。同国のカップ麺としては高額な16,500VND(約93円)で購入。ソーセージなしの廉価版(9,200VND)も存在する。

ソーセージ()付きのカップ麺は中国製品で何度か食べたことがあるが、ベトナム製では初めて。小さなカップの中には液体および粉末スープ・ソーセージ・乾燥野菜のかやく、更に折り畳みフォークまでがギッシリと詰まっており、おもちゃ箱を開けるようなワクワク感があった。
乾燥モノは含まない)

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No.7202 JALUX (ジャルックス) JAL らーめんですかい

No.7202はJALUX(ジャルックス)、JAL らーめんですかい。製造は日清食品系のラミーパスタ工業で、日清の赤いどんぶりマークも付いている。No.7162で姉妹品のちゃんぽんですかいを紹介していて、他にうどんですかいとそばですかい(共に1998年に試食して以来ご無沙汰)が存在する。ですかいシリーズは1992年のそばですかいから始まったもので、もう30年以上続いているんだねえ。

ですかいシリーズは沸点が低い飛行中の機内でも湯戻ししやすい工夫がされているのが特徴。ということは登山に持って行ってもイケるのかも?ただ量が普通のカップ麺の半分程度なのでエネルギーの補給にはイマイチかな。

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No.7201 エースコック スパイス好きのための醤油ラーメン

No.7201はエースコック、スパイス好きのための醤油ラーメン。昨年6月の発売だが、現在同社のサイトからは製品情報が消え、通販各社の取扱いも終了している。店舗で見掛けたのもほんの一時期だけであり、短い製品寿命だったようだ。

本編には関係ないが、前回のNo.7200以降が今年の試食となる。(時間の掛かる動画制作を何本かまとめて作るためと、旅行や突発的事態に備えるために半月分ぐらいのバッファを設けている)

▲試食する年における箸
(2019年以前は切替時期が年始ではない)

試食年毎に箸を新調するようにしているので、昨年までの黄色に替えて今年は紫色の箸になった。ウチの動画を見る際は箸の色で試食年を判別して下され。今年のは箸先が無塗装なので、すぐに変色しないか気掛かり。

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