No.6874 Cung Đình (Vietnam) Bò Hầm

No.6874はベトナムの Asia Food Technology、Cung Đình Bò Hầm (LY)。同社のWebサイトにおける英文表記はStewed Beef (Cup)。姉妹品のピリ辛エビラーメンをNo.6834、フルーツ五種とスペアリブの煮込み風ラーメンをNo.6854で紹介している。

ウチのサイトは海外の即席麺を幅広く紹介することが主目的で、本来ならマイナーな海外製品をしつこく掘り下げたりはしないのだが、今は海外へ行けないので国内で売られている輸入品を貴重なネタとして使うしかない。本来ベトナムにはいろんなメーカの即席麺が山のようにあるのだから、早く買いに出掛けたいなあ。

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No.6873 麺のスナオシ 辛い!拉麺

No.6873は麺のスナオシ、辛い!拉麺。今回この製品を採り上げたのは、No.6853で紹介した同社の「麺’s味工房 旨辛ラーメン」との比較を行うためである。どちらも安価で辛い味なのだが販売店は別であり、流通経路が違うのかもしれない。今回=の辛い!は税込84円で購入したのに対し麺’s味工房は税込59円、安すぎる。

▲No.6853 麺’s味工房 旨辛ラーメン

情報を確認するために麺のスナオシのWebサイトを見てみたら、何と!2月22日にリニューアルして、近代的でお洒落(当社比)に変身している!だが情報の内容自体は大して変わっていないようだ。そしてここには麺’s味工房の旨辛ラーメンは載っておらず、やっぱ特定販路向け製品なのかな?

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No.6872 明星食品 チャルメラ しょうゆラーメン 復刻版

▲おじさんの髭・膝のつぎ当て、屋台が復活
(丸窓は透明ではなく、麺の写真の印刷)

No.6872は明星食品、チャルメラ しょうゆラーメン 5食パック 数量限定 復刻版。「1966年販売当時の味を再現」とあるので、パッケージだけでなく中身にも手を入れた、現行品とは別仕立ての製品。

チャルメラ(袋の醤油)は私が1970年~80年頃に高い頻度で食べていたため、たぶん生涯で一番多く食べている品種である。だから細胞や血液、DNAにもあの味香りが染み込んでいる筈だ。

なのであの味香りが復活するなら大いに喜ばしいのだが、昔から「復刻版」即席麺を食べる度に「全然違うよ!」という嘆きと深い悲しみを経てきたので、今回も期待度50%、半ば諦め50%ぐらいの気持ちで臨むこととする。

長崎タンメンとか。

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No.6871 イオン トップバリュ ベストプライス ネギの香ばしさの塩焼そば

No.6871はイオン、トップバリュ ベストプライス ネギの香ばしさの塩焼そば。製造は西日本明星。

▲2018年のトップバリュカップ焼そばの例(No.6312)

少し前までのイオンのトップバリュ製品は製造者が略号でしか表示されておらず、今回の西日本明星製であれば「J930」としか書かれていなかった。しかし最近はきちんと製造者の名前と住所が明記されるようになり、私にとっても都度照合する手間が省けてありがたい。調べてみたら2015年に制定された食品表示法による対応であり、五年間の移行期間を経て2020年4月から完全に施行されることとなったもの()。イオンに限らずここ一~二年の製品は製造者の表記がみんな丁寧になってきたなあと感じていたけど、ちゃんと背景があったんだ。

これと同時に栄養成分表示におけるナトリウム量の値が現在の食塩相当量に変更されるようになった

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No.6870 Campbell’s (USA) Condensed Soup Healthy Request Homestyle Chicken Noodle

No.6870は米国のCampbell Soup Company、Campbell’s Condensed Soup Healthy Request Homestyle Chicken Noodle。Andy Warholの作品で有名な缶スープの老舗で、ヌードル入りの品。ウチとして扱うべきものかどうかは微妙なところだが、世界にはこういう麺製品も存在するということで紹介する。

日本でもキャンベルの缶スープは発売されているが、ヌードル入りのものは英文版(米国直輸入)の一種類のみで扱いも小さい。しかし米国ではヌードル入りだけで十数種類もあり、ごく一般的なもののようだ。作り方は缶一杯の水で希釈して温めるだけ。特に記載は無いものの、カロリー計算から逆算すると一缶四人前程度の想定だろう。

(なお、本Blog上におけるジャンル分けにおいて、この製品の出現によって新たな缶ラーメンという括りを設けるには至らないと判断し、製品容器≠食器という観点から袋麺扱いとした)

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No.6869 あいさと みきゃんラーメン 真鯛醤油味

No.6869は愛媛県のあいさと、みきゃんラーメン 真鯛醤油味。製造は埼玉県の高橋製麺でスープは福岡県の一番食品。各地からの支援を得ながら作られている。

オレンジ色のイラストは愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」君であり、許諾番号2803001と添えられているので認可を受けて使っているのだろう。愛媛県は養殖真鯛の生産量が国内の半分以上を占めるそうでダントツの日本一。一方でみかんの生産量もかつては日本一だったものの、現在は宿命のライバル和歌山県の後塵を拝して全国二位である(2020年)。みきゃん君は悠長に真鯛を使った製品の広報手伝いなんぞしている場合じゃないのではないか?

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No.6868 徳島製粉 金ちゃん徳島らーめんカップ

No.6868は徳島製粉、金ちゃん徳島らーめんカップ。ここ二年半ほど徳島製粉の製品にご無沙汰だったので探していたら、近所のスーパーで売られていた今回の品に遭遇して購入。丁度十年ぶり(前回はNo.4563)の試食である。

▲十年前の徳島らーめん(2011年3月試食)
フタの材質が今回の品とは違う

しっかし外観を見る限り十年前と殆ど変わっていないなあ。調理例写真も同じものを使い続けているようだし、栄養成分の値も同一(昔のナトリウム量を食塩相当量に換算すると一致した)。徳島県マスコットのすだちくんが描かれているのが最大の相違点かな。

シュリンク包装を解くと大きな変化が!十年前はフタが樹脂シートの成型品だったのが現在は紙製に変わっていた!一方スープ等小袋の外観は同じ。

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No.6867 イトメン タヒチ風チャンポンめん

No.6867はイトメン、タヒチ風チャンポンめん。イトメンを代表する製品であるチャンポンめんの発売57周年を記念して、2020年8月に発売された数量限定品である。現在はもう入手困難な模様。

▲タヒチにて、マグロの刺身と甘いわさび醤油

イトメンのWebサイトにある「イトメン式新製品開発」を読む限りタヒチの食文化をきちんとリサーチして作ったものではなく、想像上の食べ物のように見えるな。私はタヒチへ行った経験があるが、味の嗜好は意外と日本に近いと感じたよ(マグロの刺身をわさび醤油で食べたりする)。なので今回の品のココナッツカレー味というのは安直なステレオタイプのようにも思えるが、まあおめでたい記念企画なので無粋なことは言わないにしよう。

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No.6866 マルちゃん ごつ盛り 塩担々麺

No.6866は東洋水産、マルちゃん ごつ盛り 塩担々麺。こんな製品あったっけな?と思って購入したのだが、調べてみるとほぼ二年前から出ているものらしい。ごつ盛りでもただの担々麺ならば記憶にあるのだが、これは現在もう終売になった様子。定番・王道の味ともいえる普通の担々麺を引っ込めてこの新しい塩担々麺一本に絞り込むというのは、不退転の固い覚悟を要しただろうと推測する。

しっかし「塩担々麺」で検索しても、出てくるのは殆どが今回の製品に関してであり、あとは数件の店舗の情報が出てくるだけ。世の中での認知度は低く、マイナーな料理みたいだな。

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No.6865 日清食品 これ絶対うまいやつ 背脂醤油ラーメン

No.6865は日清食品、これ絶対うまいやつ 背脂醤油ラーメン。三個パック販売(個装袋にもJANコードは振ってある)。日清の袋めんはパック販売といっても柔軟で、二個や三個のパターンも多く、私のようになるべく多くの種類の即席麺を食べたい者には都合がいい。そして同じ製品を二~三個食べるとレビューの精度が上がり、表現に自信が持てるのだ。一方で五個パックでは持て余す感が強くなる。

▲三個パック販売

今回のこれ絶対うまいやつはPRiME袋めんシリーズに属す製品。三個パックで税抜希望小売価格285円なのだが、これってラ王やチキンラーメンの五個パック555円よりも一個当たりの価格は安いんだよね。プライムの基準が判らないや。

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