No.6776 Forbidden Rice (USA) Ramen White Miso Soup

No.6776は米国のLotus Foods、Forbidden Rice Ramen White Miso Soup。ヴィーガン対応製品であり製造は中国。

パッケージの写真を見ると麺が深紫色!麺の原材料表示は黒米・茶米・白米をブレンドして作ったものだと表示してある。Webサイトの説明を見ると、ブランド名である「Forbidden Rice」は中国で採れる黒米のことを指すらしい。禁断の米かあ。

その他にも海外製品なのにスープでわざわざ「白」味噌なんて表示をするのは細部へのコダワリであろうと見た。まあちょっと偏屈者っぽい製品だな。

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No.6775 西山製麺 すみれラーメン 乾麺 味噌味

No.6775は西山製麺、すみれラーメン 乾麺 味噌味。すみれは札幌を拠点とする実在の店。西山製麺はこの製品に関してはあくまで販売者で実際の製造は麺が藤原製麺、スープがデリカ、メンマが二ホンフードが担当するオール北海道チームである。藤原製麺とデリカのタッグはKALDIブランドの袋麺でもよく見掛けるものだね。

プライベートな話になるが私は八月の末に引越しを行い、今回が新しい家に於ける初めての試食記である。台所が従来よりも狭くなった上にカメラの位置が制約され、特に動画では見苦しい部分が多々あるが、この先随時改善してゆきたいと思うので長い目で見守ってやってください。といっても今回の家は仮住まいなのであまり長くは居ないんだけど。

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No.6774 杭州绿家食品 (China) Ever Roka IVegetable Flavour

No.6774は中国の杭州绿家食品、Ever Roka Instant Noodles Vegetable Flavour。中国製といってもパッケージには細かな字で六か国語が併記されており(中国語とか漢字は一切出てこない)、欧州や中東・アフリカへの輸出を前提とした製品のようだ。

現在はHangzhou Green Home Food(英文の会社名)やEver Rokaと言われても知名度はあまり高くないように思われるが、低価格を武器としてジワジワと世界に進出・浸透してゆき、気が付いたら即席麺の普及が遅れた欧州やアフリカの人々の胃袋が中国企業にワシ掴みにされて支配されてしまうのでは、なんて想像をしてしまうよ。

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No.6773 Stahlberg (Sweden) Super Gluten Free Noodle Cup Beef Flavour

No.6773はスウェーデンのStahlberg Gourmet Selection、Super Gluten Free Noodle Cup Beef Flavour。米粉麺のフォーで牛肉風味。原産国はベトナムと記されているが、カップ形状の特長からみてThiên Hương Food社(Vị Hương / 味香麵ブランド)による製造であると断定する。

写真が無く文字だらけのパッケージデザインはお洒落で都会的に感じられる。まあ欧州向けの即席麺は多言語への対応を行うためどうしても文字だらけになりがちなのだが、今回の品はこの辺をうまく対処していると感じた。

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No.6772 Virtuosso (Latvia) Chicken Flavour

No.6772はラトビアのRimi Baltic、Virtuosso Chicken Flavour。バルト三国の小売チェーンRimi Balticにおけるプライベートブランド品。少し前に姉妹品をNo.6752(BBQ)と6762(Beef)で紹介しており、リトアニアにあるKauno Grudai社の即席麺と造りがソックリ、でも麺の量は少ないことを報告した。

まああのへんの地域は即席麺の需要が多いようにはとても思えず(即席麺世界総需要の上位52傑にバルト三国の名は載っていない)、どこかの一企業がさまざまなブランドの製品をまとめて生産していると考えても全然不思議ではない。

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No.6771 Trident (Australia) Premium Instant Singapore Soft Noodles

No.6771はオーストラリアのTrident Foods、Premium Instant Singapore Soft Noodles。湯切りが必要な汁なし麺。Trident Foods社はニュージーランドでも事業を展開しており、即席麺に関しては販売代理店という立場。本製品はManassen Foodsという会社がタイの会社に製造委託をしたものらしい。いろいろな国や会社が絡んでいて、ああ複雑だ。

シンガポールにはソフトヌードルスという有名な食べ物が存在するのか?と調べてみたが、検索には本製品しか引っかからなかったので、同社が創作した料理名らしい。

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No.6770 Rollton (Ukraine) Instant Noodles Chicken Flavour Large Portion

No.6770はウクライナのMareven Food、Rollton Instant Noodles Chicken Flavour Large Portion。Mareven Foodはロシアが発祥の会社で、今は日清食品グループ傘下にあるが、製品自体に日清食品の影響は見いだせない。

ウチでは最近ロシア版Rollton(Роллтон)を三回試食し、またウクライナ版のビーフ味をNo.6760で報告した。ロシア版の試食に於いて、本来丼お湯入れ方式で作るところを間違って鍋で茹でて作ったら俄然美味しく出来た経験があり、ウクライナ版に関しても前回丼お湯入れで作っているので今回は敢えて鍋で茹でて作ることにした。

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No.6769 Lidl (Germany) Kania Yatá Fideos Sabor Pollo

No.6769はドイツのLidl、Kania Yatá Fideos Sabor Pollo。チキン味。Kaniaはドイツに本社を構え欧州中に店舗を持つ小売店Lidlのスペイン向けプライベートブランド。No.6756等でKaniaブランドの袋麺を紹介しており、中国製(たぶん杭州绿家食品)である旨報告したが、今回の品はRepública Checa、チェコ製であることの表示があった。確かに雰囲気が全然違う。

Lidlぐらい大きな組織になると、地域別にプライベートブランドをいくつも持っているようだ。Lidlでしか販売されない製品なので、バーコードも汎用の13桁EANではなく、独自の8桁プライベートコードとなっている。

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No.6768 Sopa Maruchan (USA) Sabor a Camaron Picante

No.6768は米国のMaruchan Inc.、Sopa Maruchan Sabor a Camaron Picante。米国向けとは異なるスペイン語表記のメキシコ等中米市場向けパッケージ。辛い海老味である。

▲辛い海老味(右端)の北米版(上)はライム風味付きしか無い

中米市場向けSopa Maruchanの殆どは北米市場向けMaruchan Ramenにも対になる味が揃えてあるのだが、今回のCamaron Picanteだけは相当する北米版の品が(現在)存在しない。北米版にあるのはLime Chili Shrimp Flavorだけであり、これは柑橘系の酸味を伴うもの。酸っぱいのは嫌だけど辛いのが欲しい、という人は中米版にしか選択肢が存在しないのだ。

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No.6767 セコマ 道産昆布だしうどん

No.6767はセコマ、道産昆布だしうどん。製造はエースコックの東京工場、とはいっても所在地は埼玉県の川越市。まあ製品名に「道産」という言葉を使っているが作っているのは関東である。カップ側面の隅に「※北海道産昆布を本州で加工した昆布エキスを使用しています」と書いてあった。

セイコーマートの店舗で買えば税込100円程度らしいが、地元の北海道物産展で購入したため結構高く(163円)ついてしまったよ。

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