No.6270 Knorr (Nederland) Noodles Atração de Queijo


No.6270はオランダのUnilever、Knorr Noodles Atração de Queijo。ポルトガル市場向けで原産国は記載されていない、というかMade in EUということみたい。Atração de Queijoを訳すとCheese Attraction、チーズの魅力、みたいな意味かな。姉妹品No.6255のDelírio de Cogumelos(錯乱マッシュルーム)もそうだけど、何やら大層なネーミングだね。

Knorr Portugalの即席袋麺は全部で8種類。うち4種類はAsiaシリーズで、今回の品を含む残りの4種類が欧州の味とでもいえるシリーズのようだ。

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No.6269 麺のスナオシ 麺’s 味噌ラーメン

No.6269は麺のスナオシ、麺’s 味噌ラーメン。2016年11月のNo.5903で姉妹品の醬油味を先行試食している。醤油味は税込62円で購入してその安さに殆ど全てのことは許せてしまうと思ったのだが、今回の品はさらに頑張った税込59円。

うんと安価な製品とはいえ、競合他社がやっている「粉末スープの中にかやくを混ぜて小袋を一個に集約する」「醬油味も味噌味も同じかやくを使う」というコストダウン策を採らず、醬油味・味噌味それぞれに最適化された専用のかやくを別添するという、食べる人の幸せを中心に据えた構成を採っている。こんなところに麺のスナオシの、製品作りへの矜持を感じるなあ。

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No.6268 Ajinomoto (Thailand) YumYum Jumbo Minced Pork Flavour


No.6268はタイの味の素、YumYum Jumbo Minced Pork Flavour。現地ではムーサブ味(รสหมูสับ、Moosub)と呼ばれるもの。タイの即席麺は競合他社を含めこのミンチドポーク味いう名の製品をみな持っているのだが、ただの豚肉ではなく挽肉にすることでスープの味が大きく変わるのだろうか?という疑問がある。(肉の具は付いていないという前提で)

ついちょっと前のNo.6262で同じYumYum Jumboシリーズを採り上げてパッケージに描かれている女性の顔の絵について触れたけど、今回の製品は顔が無い。シリーズ中顔有りの製品が6種に対して顔無し製品は4種。顔の有無の基準は一体何なんだ?

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No.6267 伊藤製麺所 タラーメン 鱈しょっつる味

No.6267は秋田県にある伊藤製麺所、タラーメン 鱈しょっつる味。山形県との県境に近いにかほ市にある道の駅象潟(きさかた)ねむの丘で購入。今回の品は実質的に塩味だが、姉妹品としてしょうゆ味(こちらは無化調が売り、オレンジと空色の配色が逆になっている)もある。

鱈の魚醤で味付けしているのでタラーメン、なかなかストレートな製品名だね。レトロチックなパッケージだけど、これは今の若いデザイナーが昭和三十~四十年代を想像しながら作ったという感じがする。でもこの製品に遭遇した時、名称もデザインも他に似たものが無い独自性があるので好感を持った。中身(味)も独自性がありそうな期待が持てるしね。

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No.6266 WaiWai (Thailand) Quick Zabb Tom Yam Shrimp Flavour


No.6266はタイのThai Preserved Food Factory、WaiWai Quick Zabb Tom Yam Shrimp Flavour。Quickと呼ばれる所以は熱湯を注いだ後の待ち時間が競合他社の3分よりも早い2分で済むから。

タイ製メジャーどころの縦型カップはMAMAとNissinが紙製、YumYumが紙と樹脂シートのハイブリッド構成、そしてこのWaiWaiが射出成型樹脂製とメーカによって異なる。またWaiWaiだけはフタが厚手のアルミホイルである。良く言えば素材感がダイレクトに伝わってくるものだが、悪く言えばちと古臭い。熱もダイレクトに伝わってくるし。
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No.6265 日清食品 日清ラ王 酸辣湯麺

No.6265は日清食品、日清ラ王 酸辣湯麺。実は私にとって日清ラ王の袋麺も完全制覇を目指しているブランドであり、今まで10種類を食べてきて残すはあと「ちゃんぽん」だけだ、、、と思っていたのに2015年10月にこの酸辣湯麺が追加発売され、ちょっと夢が遠ざかってしまったよ。でも今回こうして酸辣湯麺を紹介し、ちゃんぽんも当初は九州・山口限定だったのが最近全国販売になったので、もうすぐ完全制覇を遂げられるはず。

パッケージには卵の絵と共に「卵で仕上げて美味しい!」との文言が。調理には卵を使うのが当然だろ!と無言の圧力をかけられているようにも感じるな。味造りも卵を入れる前提でしているだろうから、ここは素直に従いましょ。

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No.6264 MAMA (Thailand) Chicken Green Curry Flavour

No.6264はタイのThai President Foods、MAMA Chicken Green Curry Flavour。この製品にはカップ版もあり、かつてKALDIが輸入販売しているのを買って試食したことがある(2014年10月のNo.5403)。タイ語の製品名はรสแกงเขียวหวานไก่ と書き、รสは味、แกงはカレー、เขียวหวานはグリーン、ไก่がチキンの意味である。

今までタイ製に限らず内外のグリーンカレー味即席麺を食べてきた中で大きなハズレは経験したことが無いように記憶する。もしかしたらあまりシビアな味のバランスを要求されず、作り手にとっても楽な味なのかもしれない。

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No.6263 マルタイ 黒マー油とんこつ熊本ラーメン

No.6263はマルタイ、黒マー油とんこつ熊本ラーメン。同社には言葉の並び順を替えただけの「熊本黒マー油とんこつラーメン」という棒状袋ラーメンもあるので紛らわしい。というか発売されたのは今回のカップ版の方が後である。

この製品は「\九州発/」が目印の「ご当地シリーズ」という括りに属しており、ここでのカップ麺は他に「焦がし葱入とんこつ鹿児島ラーメン(No.6056で紹介)」「長浜とんこつ博多ラーメン」がある。袋麺は10種類(うち二種類は\九州発/ではない)もあるので袋麺で築いたブランドにカップ麺が便乗した図式であろう。

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No.6262 Ajinomoto (Thailand) YumYum Jumbo Yentafo Tom Yum Flavour


No.6262はタイの味の素、YumYum Jumbo Yentafo Tom Yum Flavour。タイ国内向けYumYum Jumboにはパッケージに女性の顔が描かれた製品が六種類あり、今回の試食で完全制覇を達成した!このシリーズを最初に入手したのは2011年初頭のことで、2009年までは趣の違うパッケージだったから、この間に始まったんだな。

YumYum Jumbo 顔シリーズコンプ、栄光の軌跡

今回のイエンタフォ味はタイ以外の国では普遍性に欠けるためか海外には全然出回っていないようで、4月のタイ遠征でようやく遭遇することが出来たもの。顔の表情は微笑みが愛らしいこのイエンタフォ味が一番魅力的に感じる。何故か頬にハートマークがついているし。

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No.6261 Maruchan Ramen (USA) Noodle Soup Beef Flavor


No.6261は米国のMaruchan Inc.、Maruchan Ramen Noodle Soup Beef Flavor。マルちゃんラーメンは3年前にNo.5563 Creamy Chicken Flavor以来久しぶりの試食になる。僅かにパッケージがリニューアルされたみたいで、Noodle Soup文字が黒々と強調されるようになった。

今回改めてMaruchanのWebサイを確認してみたのだが、そこで紹介されている製品は3年前と変わらぬ全18種類なのに中身が若干入れ替わっていた。追加されたのはSriracha Chicken FlavorとChicken Tortilla Flavorの二種類。

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