No.6210 日清食品 日清焼すぱ チーズと黒胡椒

No.6210は日清食品、日清焼すぱ チーズと黒胡椒。焼すぱシリーズは2015年4月に「下町ナポリタン」で登場(未試食)、本格的なパスタではなく「フライパンで炒めたような香ばしさ」がコンセプトだそうな。パッケージのイラストを見ても昭和テイストの和風っぽさを目指しているのが伺える。

とはいえ今回のチーズと黒胡椒という味要素の選択は昭和よりもちょっと新しめかな。自ら「パスタでも焼そばでもない」と謳っているように、敢えてどっち付かずの中途半端さを狙っているように見える。ニッチ市場狙いだね。

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No.6209 徳島製粉 金ちゃん トクフン食堂 味噌味

No.6209は徳島製粉、金ちゃん トクフン食堂 味噌味。No.5826で姉妹品の醤油味を採り上げている。徳島製粉の看板商品たる金ちゃんヌードルには結構いろいろな味のバリエーションがあるにも関わらず不思議と味噌味が無かったのに対し、この最近追加されたトクフン食堂には味噌がしっかり存在している。(もしかして過去には金ちゃんヌードルにも味噌味があったのかもしれないが、私が調べた限りその痕跡は見つからなかった)

徳島製粉ファンかつ味噌好きにはこの製品しか選択肢が無いといえるけれど、もう「徳島製粉は味噌に弱い!」などとは言わせないで済むのだ。さあ心ゆくまで味わうがよい、金ちゃんの味噌を!

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No.6208 今麦郎面品 (China) 刀削宽面 红烧牛肉味

No.6208は中国の今麦郎面品、刀削宽面 红烧牛肉味。日清食品が2004年より今麦郎へ対して資本参加していたが、2015年に提携を解消してもう知らないよ~ん、という他人の関係になってしまった。

そもそも日清食品は中国に於いて広東と上海にそれぞれ別会社を建て、あと香港の永南食品と合同で中国展開をしている。従来の今麦郎は比較的安めの製品で、康師傅の福満多(安売りブランド)あたりと競合する立ち位置であったが、日清全体が高級品へシフトする流れの中で今麦郎は要らない子になってしまったのだろう。

しかし今回試食の刀削宽面は結構上級志向だと思われ、日清と袂を分かったことを契機に今麦郎も高級路線を採り始めたように見える。この辺の攻防には今後も眼が離せない。

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No.6207 エースコック 一度は食べたい名店の味Premium ど・みそ 特みそこってりらーめん

No.6207はエースコック、一度は食べたい名店の味Premium ど・みそ 特みそこってりらーめん。長い名前だな。

私が即席麺を買う時は、新製品情報に基づいて計画的に購入する場合と、出合い頭で衝動的に買っちゃう場合がある。今回の品は完全に後者。2月3月は結構医者通いが続いていたのだが、治療の峠が越えた開放感でうんっと濃い味の製品が欲しくなった。で、たまたまコンビニで見掛けたのがこれ。

ど・みそというのは実在する店のようだが私は詳細を知らない。音階の♪ドミソではなく怒涛の味噌だと直感してついつい手が出てしまったよ。

衝動で買った割には食べるのがひと月半後、というのがウチの試食システムの欠点なんだよなあ。

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No.6206 サンヨー食品 サッポロ一番 広東風麺

No.6206はサンヨー食品、サッポロ一番 広東風麺。サッポロ一番の袋麺で定番製品以外は入れ替わりが激しく、今回の製品は2017年11月に発売されて即購入したものだが、既にサンヨー食品のWebサイトからは姿を消してしまっており市中在庫も無いみたいだ。諸行無常。

しかしなあ、四文字の漢字による製品名を楷書体でで~んと書かれると、どうしてもこれ中華三昧か?って思ってしまうよ。中華三昧が登場してから36年、刷り込まれたイメージはデッカイな。今回の品で製品名の上に「サッポロ一番」のブランドロゴが妙に大きく書かれているのは誤認された時の言い訳作りかと勘ぐってしまうな。

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No.6205 東洋水産 マルちゃん 麺づくり 合わせ味噌

No.6205は東洋水産、マルちゃん 麺づくり 合わせ味噌。麺づくりはその頃(当時の)カネボウぐらいしか類のない普及価格帯のノンフライ麺として1992年6月に登場した。しょうゆと味噌、タンメンもあったかな?もう発売されてから26年が経とうとしている。

二年半前に関係者を通じ、映画(※)の小道具に使いたいので発売当初の麺づくりのフタを貸して欲しいとの依頼があり対応した。1992年中盤の世相を表現するためにどうしても必要だったらしい。全ての映画がそうなのかは判らないが、時代考証にはとっても厳格なんだなあと驚いたもの。ちなみにカップ部は先方で製作した模様。

※聖の青春、2016年、KADOKAWA

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No.6204 日清食品 日清麺職人 芳醇味噌

No.6204は日清食品、日清麺職人 芳醇味噌。いつもこのBlogをアップする一日前に先行してYouTubeの動画を公開しているのだが、今回の品の製品名を間違えて「日清麺食品」という名でアップロードしていて恥を晒してしまったよ。味噌も平仮名だったし、どうもこのところ注意力とか集中力が衰えていかんだな。

先にNo.6179にて期間限定販売の海老みそを採り上げているが、今回の品は海老のようなギミックに頼らない、王道というか正攻法で攻める定番の味噌味。の筈なんだけど。なんたって芳醇って言うぐらいだからね、ワインとか日本酒みたいだよ。まあ味噌も酒も発酵させて出来るという共通点があるしね。

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No.6203 まるか食品 ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ もっともっと激辛×辛さゼロ

No.6203はまるか食品、ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ  もっともっと激辛×辛さゼロ。大盛り90gの麺を二玉入れた超大盛シリーズの最新作で、ソースは超激辛と辛さを抜きという対称的な二種が付属する。

ハーフ&ハーフとはあくまで比率(50%+50%)のことであり、絶対量は大盛+大盛(麺90g+90g)=超大盛180g。日清カップヌードルの麺が65gであることを考えると、その異常性が判っていただけるであろう。自他ともに大喰いを認める者でなければ迂闊に手を出してよい代物ではない。暫く喫食を断ち飢えた狼のような状態になってから食べ、その後は一食パスするぐらいの覚悟と周到な計画をも以って臨むべきである。

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No.6202 農心 (South Korea) 本場韓国のりラーメン(日本向け仕様)

No.6202は韓国の農心(Nong Shim、농심)、本場韓国のりラーメン。この本場韓国シリーズは姉妹品の参鶏湯ラーメンをNo.5816で紹介したが既に終売になり、現在は他にコムタンラーメンという製品が販売中。

本場韓国シリーズは日本専売品のようで、農心のグローバルサイトに類似製品の情報は一切載っていない。既存の製品の焼き直しではなく日本市場向けにゼロから開発を行ったのだろうと推測する。

まあ日本では農心=辛ラーメン=激辛、という図式が定着しているので、市場拡大のためには別建てであんまし辛くないよんシリーズを用意する方が得策だと判断したのだろう。

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No.6201 キャメル珈琲 KALDI グリーンカリィらぁめん

No.6201はキャメル珈琲、KALDI グリーンカリィらぁめん。KALDIの袋麺といえばいつもの菊水寒干し麺だが、スープは今回北海道のベル食品というところが担当。同じカリィでもNo.6114スパイスかりぃらぁめんはデリカだったし、他にも製品によって一番食品など複数の企業を使い分けているようだ。

菊水の宿命のライバル(だと勝手に思っている)藤原製麺は今では殆どの製品が茹で汁でスープを溶く方式となっているのに対し、菊水はスープを別途お湯で溶く方式のものも混在している。で、このKALDIシリーズでは私が知る限り別途お湯溶き式を採っており一手間余計にかかるのだが、KALDIの顧客はこの一手間を厭わないという判断をしているのだろう。

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