No.6297 Newgate (Germany) Instant Noodles Spicy Prawn Flavour

No.6297はドイツのLidl Stiftung & Co. KG.、Newgate Instant Noodles Spicy Prawn Flavour。Lidl(リドル)はドイツ発祥でヨーロッパ中に店舗を展開するスーパーのチェーン。即席麺に関してはこのNewgateと、もひとつVitasiaという異なる二つのブランドを掲げて欧州人の胃袋を満足させている・・・のかな?

どちらも製造は中国製だし、各製品の質量はNet108gで見事に揃っているし、茹でる際のお湯の量は300mlの指定があるので大半が麺に吸収され殆どスープが残らない、等の特長が共通する。まあVitasiaはその名からしてAsian趣味を強調するみたい。

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No.6296 Nissin Foods (Thailand) 7-Select King Cup Tom Yum Seafood Creamy Flavour

No.6296はタイの日清食品、7-Select King Cup Tom Yum Seafood Creamy Flavour。タイのセブンイレブン専売商品。価格は20.0B(≒68円)であり、タイ製のカップ麺で一般的な15.0Bよりも少し高め。量が多いこともあるが、プレミアム路線の製品だといえよう。

バンコックにおけるコンビニの密度は日本の都市圏と同程度以上。体感上そのうちの9割がセブンイレブンで、残りがファミリーマート。なのでセブンイレブンを制する者は市場を制す、といっても過言ではない。この4月に見てきた限りではセブンイレブンとのコラボ即席麺はタイ日清だけだったので、かなりのアドバンテージを持っているといえる。(昔は違う会社とのコラボもしていた)

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No.6295 Knorr (Nederland) Asia Snack Chicken Taste Noodles

No.6295はオランダのUnilever、Knorr Asia Snack Chicken Taste Noodles。スカンジナビア向けパッケージ。

日本でUnilever/ユニリーバと聞くと、LuxとかDoveなどの洗剤系製品のイメージが強く食べ物とはあまり縁が無さそうで、食べたら口から泡を吹いてしまいそうだ。またKnorr/クノールと聞けば食品ではあるもののスープしか思い浮かばない。どうやらKnorrの即席麺は欧州のみで売られているようで、米国やアジアにも出ていないようだ(パスタは米国でも売られている)。だからこうして日本でKnorrの即席麺を食すのは特別な感慨がある。

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No.6294 MAMA (Thailand) Rice Noodles Stew Beef Flavour (Export Version)

 

No.6294はタイのPresident Rice Products、MAMA Rice Noodles Stew Beef Flavour。タイで生産された輸出仕様であり、タイ語は一切書かれていない。説明文の言語は英語・フィンランド語・スウェーデン語なので北欧圏向けパッケージのようだ(スウェーデンで入手)。

ちなみにPresident Rice Productsは米粉の麺を専門に扱う会社だったのだが、2017年10月に同じMAMAブランドで即席ラーメンを展開するThai President Foods社に統合された。なので今回の品は統合前に生産されたものである(賞味期限日から逆算すると2017年9月8日)。

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No.6293 マルちゃん 五目あんかけ風 激めんワンタンメン


No.6293は東洋水産、マルちゃん 五目あんかけ風 激めんワンタンメン。北海道・東北・関東・静岡のみの限定販売品。

この製品は不思議なことに東洋水産のWebサイトを探しても製品情報が全く載っていなかった(「五目」ではないただのあんかけ風ならば検索で出てくる)。一方で「2016年マルちゃん即席めんのご案内」という紙媒体の冊子にはちゃんと載っている。テスト販売のようなものなのだろうか?

今年の4月に山形県で購入したもので、この時点ではまだ通販でも購入可能だったのに、現在はもう終売になってしまった模様。この試食記を読んで食べたくなっても、入手するのは難しいよん。

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No.6292 Newgate (Germany) Instant Noodles Barbecue Beef Flavour


No.6292はドイツのLidl Stiftung & Co. KG.、Newgate Instant Noodles Barbecue Beef Flavour。この品はスウェーデンで入手したもので、文章はスウェーデン語およびフィンランド語の併記。もちろん私はこの辺の言語などチンプンカンプンなので、Google翻訳様の助けを得ながら解読することになる。

裏面の文章をよ~く見ると中国産との記載が。中国はスウェーデン語で「Kina」、フィンランド語で「Kiinassa」、冒頭の語がCではなくKなのでなかなか気付かなかったよ。欧州の即席麺で原産国が明記されているものは珍しいが、非EU圏の製造であるからなのかもしれない。

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No.6291 Nissin Foods (Thailand) Minced Pork Flavour Bag Type

No.6291はタイの日清食品、Minced Pork Flavour。タイ語で製品名を書くとรสหมูสับとなり、ムーサブ(Moo Sub)と呼ばれる豚の挽肉を炒めた料理の味(รส)、ということになる。タイでは大抵の即席麺メーカがミンチドポークまたはムーサブ味をラインナップに持っており、一般的な料理なのだろう。

タイに於いて単品の即席麺は訳あり品でない限りスーパーでもコンビニでも定価で売られるのだが、この製品は6.0BでMAMAやYumYum、WaiWaiと同価格。日本の日清食品は即席麺を発明したから特別なんです~、なんてプライドは捨て、ガチンコの勝負に出ている(そうせざるを得ない状況である)ことが伺える。

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No.6290 イトメン 山菜そば


No,6290はイトメン、山菜そば。1986年に発売され、もう30年以上の長い歴史を持つ製品。

実はこの製品を出す以前からもイトメンは山菜入りのカップそばをいろいろ出していて、私のコレクションにはたぶん1980年度初頭のものと思われる「山芋つなぎ 山菜そば」がある。これを食べた時、具としてワラビが入っていることに軽い感銘を受けたものだった。

ちなみに1986年の発売から2000年を過ぎるころまでは「イトメンの二八そば」というサブネームが付いていて、その時からJANコード(4 901104 302518)はずっと不変である。30年も同じ番号を継続して使い続ける製品って、そう沢山は無いはずだ。

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No.6289 明星食品 中華三昧 広東風醬油拉麺

No.6289は明星食品、中華三昧 広東風醬油拉麺。1981年10月にこの中華三昧が登場し、それまでの即席麺に対して少々高額であったけれども、その価格差以上の満足感を得られる内容に日本全国の即席麺ファンが湧き立ったものだった。

もちろん私もその例外ではない。大学生の時分、ボロ下宿の四畳半がまるで中華料理店に様変わりしたような多幸感は鮮烈な経験であり、そしてそれまで私が漠然と抱えていた即席麺に対する興味、愛情、執着といった感情的なものをハッキリと認識できるようになったのである。現在即席麺に関する文章を書いたりしている私にとって、中華三昧の登場は間違いなく人生の大きな節目となる「大事件」であった。

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No.6288 Maggi (Spain) Fusian Yakisoba Classic

No.6288はスペインのNestlé España S.A.、Maggi Fusian Yakisoba Classic。その実体はソース味の焼そば。ネスレのウクライナ工場で集中生産を行い、パッケージの仕様を替えながらスペインのみならず様々な国へ輸出される製品。

欧州へ即席焼そば文化が大々的に展開されたのはドイツの日清食品が2012年に「Soba」を発売したのがきっかけである(と思う)。なので歴史といってもたかだか6年、クラシックもクソも無いだろうと一瞬思ったが、これは源流である日本のソース焼そばに敬意を払ってのネーミングであることに気が付いた。いわば「本場Japónの味」てなところか。

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