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No.7484 上友 (Taiwan) 勝王ラーメン 牡蠣雞湯風味

No.7484は台湾の上友、勝王ラーメン 牡蠣雞湯風味。同社は台湾内外の食品を扱う商社で、独自の製品企画も行う。勝王ラーメンは台湾の有名実在店。レトルトの豚肉が付いている高級品で、価格は69TWD(約321円)。本製品は台湾のセブンイレブン専売製品らしい。日本語が散在するので当初は日本製かと思ったよ。

だが私の網膜にはAIバーコードリーダがインプリメントされており、側面を見た瞬間に製造は味丹企業によるものだと解読した。はて?台湾のセブンイレブンは味丹の競合たる統一企業系列なのにこんなのはアリなのか?もしかして台湾の企業は系列やら競合排除には固執せず、是々非々でビジネスを行なうのかもしれないな。

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No.7483 味丹企業 (Taiwan) 双響泡 火山岩燒豚骨湯麵

No.7483は台湾の味丹企業、双響泡 火山岩燒豚骨湯麵。麺塊が二個入っている大盛りカップ麺。「火山岩燒」というのが物凄く過激な内容を示唆するるようだ。パッケージにある顔のイラストは涙と鼻水を垂らした酷い表情で、学生など若者向けの製品であることが伺えるものの、これを見てもあまり食欲は喚起されないなあ。

その脇に「94狂啊!!!」という言葉が添えられているのだが、その意味が判らない。いろいろ調べてみたところ「94」の読みが中国語の「就是」に近いことから「就是狂啊!!!」、まさにクレージーだとかまじヤバい、みたいなことらしい。口の中に溶岩を突っ込まれたような強烈な刺激があるのだろうか?

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No.7482 Indimie (Indonesia) Mi Goreng Aceh

No.7482はインドネシアのIndofood、Indimie Mi Goreng Aceh。湯切りを行うインドネシア風焼そばのミーゴレン。パッケージ右上に「Kuliner Indonesia」とあるのは「インドネシア料理」という意味。

Acehはアチェ、東西に長いインドネシアの西端にある州の名前。マラッカ海峡の近くにあり、2004年のスマトラ島沖地震で大きな被害を受けたところ。

食べる前に調べてみたところ、ここではMie Acehという太麺で辛い汁なし麺が有名とのこと。海峡の近くなので外国船舶が頻繁に立寄り、料理も多くの国の影響を受けているのだろう。なんだかロマンを感じるな。

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No.7480 維力食品工業 (Taiwan) 手打麵 和風豚骨風味

No.7480は台湾の維力食品工業、手打麵 和風豚骨風味。手打麵シリーズは袋版とカップ版があり、ウチでは過去それぞれ二回の試食記を書いている。和風豚骨風味を扱うのは今回が初めて。

過去に食べた経験では、手打麵は台湾の即席麺としては珍しい幅広の麺である(まあこれが唯一の「手打」らしい部分であるのだが)。そして維力の袋麺らしく丼お湯入れ方式と鍋でゆでる方式の双方をサポートしている(=作り方の説明がある)。

昨年末から台湾の即席麺をたくさん紹介してきたが、維力の袋麺に関しては台湾らしさが顕著に出る丼お湯入れ方式で作って試食してきたが、今回の品については過去の経験から鍋でゆでて作ることにした。

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No.7479 Naked (U.K.) Singapore Style Curry Egg Noodles

No.7479は英国のSymington’s、Naked Singapore Style Curry Egg Noodles。卵麺のシンガポール流カレー味でベジタリアン向け。ウチで初めて紹介する食品会社の製品で、二百年近い歴史があるらしいが、即席麺を扱いだしたのはここ十数年前のことで、新興勢力といえるだろう。数多くの即席麺を擁するが、アジア系の味だけに限定している様子。

Nakedというブランド名ゆえ、カップの脇(上の写真で右上)にNew Noodsと書いてあるのをNudesと勘違いしてしまい、何故食品のパッケージにこんな語を使うのかと暫く悩んでしまったよ。私の心が汚れている表れかもしれない。(Noods=Noodles)

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No.7478 Mi Sedaap (Indonesia) Mi Goreng Ayam Krispi

No.7478はインドネシアのKarunia Alam Segar、Wingsfood Mi Sedaap Mi Goreng Ayam Krispi。カリカリふりかけ付き汁なし麺で十年ぶりの試食。Sedaapに関しては複数企業が複雑に関わり、社名はWings Corp.の方が正確かもしれない。

▲昔のMiSedaap Mi Goreng Ayam Krispi
(2014年、インドネシア国内版)
今回の品は輸出版。そのためか「Mi」 Sedaap

Sedaap(Sedapは印尼語で美味しいの意味)は2003年に登場し、現在同国で巨人Indomieに次ぐ即席麺ブランド。2014年に行って売り場を見た印象では、新鮮な若さでindomieに迫る勢いがあると感じた。最近は日本の輸入食材店や安売り店でもたまに見掛けるようになり、時代は変わっているな~と思う。

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No.7477 味丹企業 (Taiwan) 味味一品 麻辣臭豆腐麺 (碗裝)

No.7477は台湾の味丹企業、味味一品 麻辣臭豆腐麺 (碗裝)。味味一品はレトルトの具が付いた高級即席麺で、カップ版と袋版で同じ味を揃えている。

▲2023年の台湾遠征で食べた臭豆腐(揚げ)

臭豆腐といえば腐敗臭を放つ癖の強い食材で、食べられない人も多いだろう。私は大好物とまでは言わないが、台湾へ行く度に夜店で食べて、少し良さが判ってきたかな?程度の初心者。

▲昔食べた臭豆腐味即席麺
台湾の統一企業、阿Q 臭臭鍋 泡菜鍋(2011年)
泡菜はキムチのこと

臭豆腐味の即席麺を食べるのは今回が二度目で、前回食べたものは安価な製品なので具に豆腐は付いておらず、スープに微かな発酵臭がある程度で大したインパクトは無かった。しかし今回の品はレトルトの臭豆腐がついており、本場の臭いを漏らさず真空パックし、リアリティの高い香りを堪能できるはず!

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No.7475 維力食品工業 (Taiwan) 大乾麵 蔥燒牛肉風味(桶麵)

No.7475は台湾の維力食品工業、大乾麵 蔥燒牛肉風味。桶麵はカップ版のことで袋版もある。湯切りを行う汁なし麺で、同じ径のカップが二つ重なっており(内側は印刷なし)、外側のカップ(麺が入っていない方)に付属の粉末スープを入れておき、湯切りしたお湯をここに注いて飲用のスープにするもの。この方式は同社の看板商品である維力炸醬麵のカップと同じだが、今回の品の方が量が多いため一回り大きいカップを用いる。

台湾における汁なし麺は、日本での焼そばほどメジャーではないように見える。トップシェアたる統一企業があまり乗り気ではないのがその主因かもしれない。(一応現在巷口乾麵・巷口拌麵という汁なし麺がある)

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No.7474 金車 (Taiwan) 漢寶 海鮮湯麵

▲「寶」は日本の漢字で「宝」

No.7474は台湾の金車、漢寶 海鮮湯麵。同社はコーヒーや酒、お茶等の飲料が主体で、昔から即席麺のシェアは微々たるもの。この業務領域にはあまり力を注いでいないように見えた。そして2014年に訪台した際は同社の製品を見付けることが出来ず、遂に即席麺業界からは手を引いてしまったか?と勝手に思っていた。

▲昔の「漢寶」のフタ(2001年)
金車だからGold Car、ではなくKing Car

しかし!昨年の訪台ではスーパーの片隅にこの漢寶シリーズ(全三種類)が置かれている現場に遭遇。まだ生きていたのか~!と感動の再会を果たし、一つ購入してきたのが今回の品。金車の即席麺を食べるのは18年ぶりだな。なお二十年ぐらい前には袋麺も存在していたが、今はカップ麺のみになっている様子。

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No.7472 Indomie (Indonesia) Takoyaki Ramen たこ焼きラーメン

No.7472はインドネシアのIndofood、Indomie Premium Collection Fried Noodles Takoyaki、たこ焼き和風ラーメン。ラーメンと言っても実際は麺を湯切してソースを絡める汁なし麺。

▲日清食品 タコヤキラーメン(1985年)
ダンプ松本のTVCFも話題になったが、
正直言ってあまり良いものだとは思わなかった
同時発売の姉妹品にトキタマラーメンがある

たこ焼きラーメンで思い出すのは日清食品が1985年7月に発売した「タコヤキラーメン」。汁ありのカップ麺で、小さくてしなびたタコヤキが三つ入っていた。

Indomieの和風ラーメンシリーズは2023年3月の発売であり、当初袋の上部に書かれた縦書き日本語の解説文がいわゆる「ヘンな日本語」で話題となった。だが今回入手した品ではまともな文章に改訂されていて、少々ガッカリ。

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